今回フィーチャーするのはLadoix-Serrigny に(ラドワ・セリニ)に所在する Domaine Cachat Ocquidant (ドメーヌ・カシャ・オキダン)のワイン。
この Corton Clos des Vergennes (コルトン・クロ・デ・ヴェルジェンヌ)はこの生産者のフラッグシップである。
所謂コルトンの丘周辺に13haの畑を有しているこのドメーヌは育てた葡萄を元々大手のネゴシアンに販売するだけだったが、1988年から自社で醸造から瓶詰まで行う様になり、以来醸造・熟成・瓶詰まで一貫して家族で行っている。栽培はリュット・レゾネで行っている。赤ワインの醸造は選果と除梗を行い、15日程度掛けて発酵を行い圧搾の後に樽熟成を行っている(新樽使用率は40%程度)。
白の場合は空気圧搾した果汁をデブルバージュ(前清澄)、樽発酵を行いパトナージュ~シュル・リーを経て11ヶ月後に瓶詰される。
ここからは17歳になったこのワインのインプレッションに行きたいと思う。(今年12月上旬)
色はややレンガ色が混じり始めたガーネット、クリア感はあって深度はそこそこ。年齢の割には進んでしまった様な印象すら受ける。
ラヴェンダー、野薔薇のといった所が先ずは御出迎え。
そこから少し遅れて本丸とも呼べるエレメンツが登場。
それはラズベリー、リコリス、ハスカップ、ビターチョコ、トリュフといった辺りで、第2グループ的なものとしては
竜胆の根、苺、プルーン、昔のFernet 系、黒文字、ミント、ローズマリー、アッサムティー
時々かなりの甘美さを見せるも、ややタニックさが目立ってタイトで内向的になる場面も多い。総体的に横の広がりより垂直感の目立つボディだが、香味のグリップは強く持続力という面でも安定して高レベル。
これでも完全覚醒の手前という感じだろうか、トータルバランスが安定するまでに4時間以上掛かっている。力強さも主張していて、今でも完成度は高いが、更に未だ熟成してレベルアップする余地もありそうだ。
小生的にスコアリングすると…、18 / 20 は遣れそうである。
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所謂コルトンの丘周辺に13haの畑を有しているこのドメーヌは育てた葡萄を元々大手のネゴシアンに販売するだけだったが、1988年から自社で醸造から瓶詰まで行う様になり、以来醸造・熟成・瓶詰まで一貫して家族で行っている。栽培はリュット・レゾネで行っている。赤ワインの醸造は選果と除梗を行い、15日程度掛けて発酵を行い圧搾の後に樽熟成を行っている(新樽使用率は40%程度)。
白の場合は空気圧搾した果汁をデブルバージュ(前清澄)、樽発酵を行いパトナージュ~シュル・リーを経て11ヶ月後に瓶詰される。
ここからは17歳になったこのワインのインプレッションに行きたいと思う。(今年12月上旬)
色はややレンガ色が混じり始めたガーネット、クリア感はあって深度はそこそこ。年齢の割には進んでしまった様な印象すら受ける。
ラヴェンダー、野薔薇のといった所が先ずは御出迎え。
そこから少し遅れて本丸とも呼べるエレメンツが登場。
それはラズベリー、リコリス、ハスカップ、ビターチョコ、トリュフといった辺りで、第2グループ的なものとしては
竜胆の根、苺、プルーン、昔のFernet 系、黒文字、ミント、ローズマリー、アッサムティー
時々かなりの甘美さを見せるも、ややタニックさが目立ってタイトで内向的になる場面も多い。総体的に横の広がりより垂直感の目立つボディだが、香味のグリップは強く持続力という面でも安定して高レベル。
これでも完全覚醒の手前という感じだろうか、トータルバランスが安定するまでに4時間以上掛かっている。力強さも主張していて、今でも完成度は高いが、更に未だ熟成してレベルアップする余地もありそうだ。
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