ウィスキーやブランデーその他の洋酒でペットボトルに入っている物は少ない。ペットボトルに入っている酒は安物、特に昔の2級・1級扱いの安ウィスキー(実際はもどき)、更には甲類焼酎(スピリッツを水で薄めた物)のイメージは強い。これに対し、ある程度高いクオリティを持っている酒はガラス瓶に恭しく入って売られている物である。これが舶来品なら尚更である。
比較的スタンダードなクラスのウィスキーその他で、居酒屋等で使う業務用のものなら4000ml位のペットボトルに入った物はあるが、それは一般家庭・個人や小規模なバー向けの商品ではない。(JIM BEAMとか角瓶等、SUNTORY-BEAM系は特に多いか?)
ジンというと直ぐに思い浮かべるトップブランドの一つがGORDON'S(Alexander Gordon)であろう。でも、先日多摩地域某所の酒販店で見付けてしまった。GORDON'SのLondon Dry Ginでペットボトルに入った物を。サイズも1000mlという事で居酒屋等の業務用サイズではない、一般家庭や小規模バーでも普通に使えるサイズ。このDry Ginがガラス瓶ではなくペットボトル入りで売られているなんて、意外とビックリおったまげぇ~っ!だった。(躊躇なく買った小生も好き者か?)
これがペットボトル入りのGORDON'S、47.3%のリッターサイズ。御丁寧にもPETと書いてある!
度数が47.3%なので、免税店仕様のTraveller’s Editionとほぼ一緒の中身であるのは間違いない。有難味を感じない安っぽい見た目の分、価格も抑えめの税込1730円程度。通常の750ml換算なら1280円程になるのでお値打ち!
免税店仕様の47.3%・1000mlなら成城〇井でも売られている事が多い。こちらはガラス瓶入りで、税込2200円前後。
存在感はこっちのガラス瓶Traveller’s Editionの方が断然上か?
こんな普段飲み用のジンなんてガラス瓶に入っている必要なんて無いと言えばそれまで。軽くて扱いも楽になるのでPETの方が合理的だと言える、ガラス瓶入りより価格も22%程度カットでいう事なし。
これがワインや日本酒の様に繊細で温度変化等にも敏感な物で、しかも一定の年数貯蔵熟成する事を念頭に入れているならこうは行かない。ワインにはヘヴィーボトルといって温度変化や振動といった事象を緩和して、ワインがある程度は耐えられる様に厚手のガラスを使用したボトルもある。
ジンはウィスキー等と同じ蒸留酒で、度数も殆どが40度を超えて50度近い物も多い。ワインや日本酒の様に神経を使う事も無いので、スタンダードなクラスならPETは全然アリと思われる。こんな事を言うと、その内紙パック入りのLondon Dry Ginがリリースされる可能性も否定出来ない。
この記事に出て来るボトルはいずれも免税店向け=並行品なのは間違いない。ペットボトル入りでも某スーパーのPBで出ているウィスキーもどき(ヤバ過ぎで殆ど毒レベル)に比べたら、Tanqueray Gordon and Co=DIAGEO系列に対してあまりにも失礼である。
思い出せば、昭和の時代はLondon Dry Ginの各銘柄(GORDON'S・BEEFEATER・Tanqueray・BOMBAY・BOODLE’S等々)でも「たかがジン」と言いながら、有難味があって、存在感・オーラ・気品という所が今とは違った。
それが今やペットボトルでも紙パックでもかまへんよと言えてしまう。斯くして物の有難味がドンドン無くなって行く様で怖い。
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比較的スタンダードなクラスのウィスキーその他で、居酒屋等で使う業務用のものなら4000ml位のペットボトルに入った物はあるが、それは一般家庭・個人や小規模なバー向けの商品ではない。(JIM BEAMとか角瓶等、SUNTORY-BEAM系は特に多いか?)
ジンというと直ぐに思い浮かべるトップブランドの一つがGORDON'S(Alexander Gordon)であろう。でも、先日多摩地域某所の酒販店で見付けてしまった。GORDON'SのLondon Dry Ginでペットボトルに入った物を。サイズも1000mlという事で居酒屋等の業務用サイズではない、一般家庭や小規模バーでも普通に使えるサイズ。このDry Ginがガラス瓶ではなくペットボトル入りで売られているなんて、意外とビックリおったまげぇ~っ!だった。(躊躇なく買った小生も好き者か?)
これがペットボトル入りのGORDON'S、47.3%のリッターサイズ。御丁寧にもPETと書いてある!
度数が47.3%なので、免税店仕様のTraveller’s Editionとほぼ一緒の中身であるのは間違いない。有難味を感じない安っぽい見た目の分、価格も抑えめの税込1730円程度。通常の750ml換算なら1280円程になるのでお値打ち!
免税店仕様の47.3%・1000mlなら成城〇井でも売られている事が多い。こちらはガラス瓶入りで、税込2200円前後。
存在感はこっちのガラス瓶Traveller’s Editionの方が断然上か?
こんな普段飲み用のジンなんてガラス瓶に入っている必要なんて無いと言えばそれまで。軽くて扱いも楽になるのでPETの方が合理的だと言える、ガラス瓶入りより価格も22%程度カットでいう事なし。
これがワインや日本酒の様に繊細で温度変化等にも敏感な物で、しかも一定の年数貯蔵熟成する事を念頭に入れているならこうは行かない。ワインにはヘヴィーボトルといって温度変化や振動といった事象を緩和して、ワインがある程度は耐えられる様に厚手のガラスを使用したボトルもある。
ジンはウィスキー等と同じ蒸留酒で、度数も殆どが40度を超えて50度近い物も多い。ワインや日本酒の様に神経を使う事も無いので、スタンダードなクラスならPETは全然アリと思われる。こんな事を言うと、その内紙パック入りのLondon Dry Ginがリリースされる可能性も否定出来ない。
この記事に出て来るボトルはいずれも免税店向け=並行品なのは間違いない。ペットボトル入りでも某スーパーのPBで出ているウィスキーもどき(ヤバ過ぎで殆ど毒レベル)に比べたら、Tanqueray Gordon and Co=DIAGEO系列に対してあまりにも失礼である。
思い出せば、昭和の時代はLondon Dry Ginの各銘柄(GORDON'S・BEEFEATER・Tanqueray・BOMBAY・BOODLE’S等々)でも「たかがジン」と言いながら、有難味があって、存在感・オーラ・気品という所が今とは違った。
それが今やペットボトルでも紙パックでもかまへんよと言えてしまう。斯くして物の有難味がドンドン無くなって行く様で怖い。
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