今年2月下旬のある日、爆弾低気圧一過となって、好天が期待出来た。そこで、 651系 のラストスパートを掛けるべく、この日は友部駅付近のストレートで26号を迎え撃とうと常磐道を走ったが、横風にハンドルを取られそうになる事数回。
特に利根川を渡る所は暴風壁がないのでヒヤヒヤものだった。時折吹く暴風で空が茶色く濁るのが見えたのであった。
それでも気合一閃!撮影地に辿り着いたが、ターゲットが来る筈の時刻になっても来ない。
その時既にダイヤは乱れていたであった。何時来るか分からないターゲットを強風吹き荒ぶ中で待ち続けるのは地獄に近かったのだが…
でも、ウヤにならない限り、辛抱強く待てば何とかなるものである。

651k106@uchr01

暴風と砂塵に耐えて御互いよく頑張った!! 感動した?!
現場に着いたら、暴風吹き荒ぶ中、田園地帯という事もあり、土が大量に舞い上がり、視界を奪う事すらあった。この画像でも、編成後部は土埃の為予想以上にぼやけている。


653k306@uchr01

こちらはE653系・K306編成のフレッシュひたち。この日は強風が終日吹き荒れ、常磐線のダイヤは乱れまくっていた。しかも時折厚い雲が空を覆った、雲に覆われた時にこいつが来たのでこんな絵になってしまった。

651k107@uchr01

通過時刻が読めなくなった状態ではあったが、上野からの下りS. ひたちも撮れた。しかし、こちらもやや曇られ気味

その後、5388レも遅れてくると読んで、場所を移動しようとしたら、何と5388レだけがほぼ定刻で来て、その姿を呆然と見送るしかなかったのあった。
その後は北上し、勝田車両センター北側の線路際に陣取り、42号を待つ事にした。


だが、いざその時になってみると、機械の不調もあって、見事失敗!

657k5@kats01n

暴風と変り易い空模様に振り回され、勝田迄行って42号を失敗するという大失態。
42号はその半月前に岩間でも失敗しているので非常に情けない事である。
その1時間後の46号=E657系は御覧の様にほぼパーフェクトだっただけに非常に残念である。
26号は撃ち漏らす事はなかったが、42号は悉く失敗。
かくして、肩を落としながら車を飛ばして東京まで戻ったのである。


こうした一連の記憶と記録を整理して、今一度 651系 に思いを馳せながら夜、この記事を書いているが、そこで心に浮かんだのはこの曲である。

このサイトでは初登場になるが、成田圭 嬢の「涙月」( るいげつ )。
彼女が去年リリースしたミニアルバム「ふたりじめ」に収録されている。

成田圭という名を聞くと、深夜のTV オーディション番組を思い出される方もおられると思う。あれから4年、現在はインディーズで活動中。  
どの様な曲かを知りたければ、
レコ発ライブ映像出身地でのステージ映像を御覧頂きたい。 

n'kei112懐かしい写真を並べて、この時間を紛らわす
さらって欲しい、寂しさ全部 
愛しさだけ放せないの
会いたい気持ちを言葉にしても、きっと叶わなくて
会えない一人の夜も あなたの声、指先まで体に溢れるの

滲んだ月を見てる今日は
優しい言葉よりもずっと あなたの強い腕にくるまれたい
薄れて行く今日 耳元の鼓動だけ

記憶の糸を手繰り寄せる 
確かめる様に何度も口づけした
月の下で交わした約束、今は二人離れてても
冷たい肩抱いてくれる あなたの手は届かなくて
泣きたい一人の夜は 心の声 願い掛ける、あなたに届く様に

滲んだ月を見上げながら
重ねるあなたへのこの愛を 涙が今日も零れ落ちる前に
苦しい位 そばで愛してよもっと

滲んだ月を見てる今日は
優しい言葉よりもずっと あなたの強い腕にくるまれたい
薄れて行く今日 耳元の鼓動だけ



肩を落としながらとはいえ、水戸まで行っておいて撮り鉄のみで帰るのは味気なく、買い物やグルメも少しは楽しむ。
水戸に限った事ではないが、遠征するとある時はワインやウイスキー等の酒類、又ある時はその土地の色々な食べ物類を買う事は多い。掘り出し物に当たる確率もそれなりにある。


niitsuma01

今回のおまけ画像=水戸市堀町にある菓匠にいつまの人気商品、シューあら大福
大手メディアでも度々取り上げられているので結構有名な品である。 シュークリームと大福のクロスオーヴァー的菓子、中々美味



Part 7 に続く!


JR東日本651系
1988~1992年にかけて9編成99両が全て川重で製造。基本編成7両及び付属編成4両から構成される。1989年3月から営業運転開始。JR東日本がデビューさせた最初の特急車。 スピードアップに主眼が置かれ、在来線特急として初の130㎞/hでの営業運転を実現。界磁添加励磁制御を採用。耐寒構造でありながら、耐雪構造ではない。雪を考慮しなくてもよいという常磐線の事情に合わせた構造になっている。 1990年ブルーリボン賞獲得



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(May. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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