ここでは2012年1月下旬に佐貫~牛久間で撮った画像を紹介する。 E657系 本格導入のカウントダウンに入り、 651系 を押えておこうと寒空の下、牛久に向かったのである

651k107@usk02


常磐線を頻繁に撮影されている人なら、この絵を見てどのポイントか直ぐに御判りであろう。大杉神社脇の丘(牛久山とも呼ばれるらしいが)からである。馬内踏切の脇から撮りたいのだが、危険を冒して丘の斜面の御立ち台?に登らざるを得なかったのである。
その理由はとんでもないものであった。 犬走りに椅子を置いて座って撮っている超DQN 人非人がいてそいつをかわすにはそれしかなかったのである。数日前に降った雪が残っていて泥濘気味で、実際危うく滑落する寸前だった。 悪条件下でも何とかしっかり撮れたのはラッキーだった、カツカツで余裕のない絵ではあるのは…、してニャン!某T永M子か、どつくぞ、コラ!


651k106@usk02

前出のDQN が去った後、踏切脇に行って撮影続行。これはフレッシュひたち運用の 651系 。7両だとショボい感じはないが、迫力はイマイチ。

651k105@usk03

K105 編成他11連S. ひたち下り列車の後追い
何故後ろではトレインマークを点灯しないのだろうか? 今以て不思議である



651k109@usk02

夕陽に染まりだすスーパーひたち。1月下旬ではまだ陽も短い、4時過ぎではすっかり夕陽になっていた。夕方前という色合いになってしまう。牛久沼も見下ろせるあの県道からの俯瞰ショットも撮っているのだが、それはまた機会を見て載せたい 。

651系 のデビューは1989年3月、私鉄特急の雄として君臨する近鉄アーバンライナー21000系(1988年12月)と3か月しか違わない。
その3ヶ月のおかげでアーバンライナーと被らずにブルーリボン賞を奪取できたことも事実である。MON3という現在のTIMS、TICS、TIOS等の列車情報管理システムの礎になるモニタリングシステムを搭載したのもこの 651系 である。


一方、界磁添加励磁制御という過渡期的で一見やや古臭く感じられるところもある。その背景として、1980年代末にはVVVF 車は登場していたが、私鉄の一般車に限られ、特急車用の大容量VVVF は実用化されていなかった。しかもJR におけるVVVF 導入は私鉄に比べて遅れていたという事もあるであろう。

機械やツールとしては些か古くなってしまった 651系 だが、シャッターを切る時のモチベーションはE653系やE657系の時のそれに比べてどうしても高くなる。さすが「白い英雄」である。

ここではそんな 651系 に、ここではこの曲を捧げたい、SURVIVOR の1984年のヒットナンバー " High On You "

どのような曲かを知りたければ、こちら若しくはこの辺からでも!


※同曲の歌詞の項目は規約改正で削除=2024年4月



Part 5 に続く!

JR東日本
651系
1988~1992年にかけて9編成99両が全て川重で製造。基本編成7両及び付属編成4両から構成される。1989年3月から営業運転開始。JR東日本がデビューさせた最初の特急車。 スピードアップに主眼が置かれ、在来線特急として初の130㎞/hでの営業運転を実現。界磁添加励磁制御を採用。耐寒構造でありながら、耐雪構造ではない。雪を考慮しなくてもよいという常磐線の事情に合わせた構造になっている。1990年ブルーリボン賞獲得



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(May. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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