一言でいえば、「とんだ一杯食わせ者」というのが当てはまるかも知れない。何せ、とんでもない金額のボトルである。

ladb73blkd412
過熟して腐る寸前の南国フルーツのニュアンスは十分に感じられる。フルーティーな部分と、エステリーな部分が結合してこういう香味を生んでいると思われる。 舌の上では、セメダインや有機溶剤類を思わせる様なニュアンスも出て来ていたが、それ以外の要素を拾おうとしても中々難しかった。

モルト感は薄く、香味の要素は多くなかった。当然、味自体の厚みには欠けていた。考え様によっては、良くも悪くもある意味でLowland らしくある物なのかも知れない。 度数がかなり落ちているせいもあって、酒自体のコシはかなり弱かった。

フィニッシュにかけての盛り上がりや伸びもなく、余韻もあまり長いとは思えなかった。 Ladyburn というレア度で1、2を競う物を体験出来たというのが大事なのであり、内容まで期待するのは強欲が過ぎるという事なのだろう。

そもそも、グレインの蒸留所が副業的に細々と作っていたモルトなのだからあまり期待するなというのが本当の所だと思われる。Ladyburnのみならず、Kinklaith、Ben Wyvis、Glen Flagler といった、グレインウィスキー蒸留所に併設されたモルト蒸留所は短命に終わっている。

Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとするならば… 16.5 / 20

Ladyburn には「2代目?」が生れた、Ailsa Bay Distillery (アイルサ・ベイ)である。
Girvan 蒸留所の敷地内に新規に作られたモルト蒸留所である。短命にならないことを祈るが、然程期待はしていない



Ladyburn Distillery
Glenfiddich 等で有名なWillam Grant & sons が、同社所有のGirvan=Lowland に所在するグレインウィスキー蒸留所の一角に有していたモルトの蒸留所。1966年操業開始だが、1975年に閉鎖され翌年には解体された。ステンレス製のウォッシュバックを使用し、スティルは初溜・再溜で2対の4基だった。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Mar. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。
御訪問の序でにその中のどれか1つでもクリックを頂ければ幸いです。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ   にほんブログ村   にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ   にほんブログ村   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ   にほんブログ村



写真 ブログランキングへ