K-3 MarkⅢ試し斬り特集の中で、動きモノ系は2回目。
京王の撮影をするなんてどういう風の吹き回しかと自分でも思ってしまう。それ位京王とは縁が薄かった。京王と言うと具合の良い撮影地が非常に少ない。車両も6000系亡き今、700080009000系の3種しかなくお世辞にも撮っていて面白いとは思わない。撮り難い+面白くないでは足が向かないのは当然である。本格的撮影は2009年3月以来12年振りという事になった。(軽いお試しはその間にも2回位あったと記憶している。)ロケ地に設定したのは平山城址公園駅至近の場所、カーブを曲がりながら同駅にアプローチしてくる電車を捉える事になる。レンズはDA Star 50-135mm f2.8を使用した。


ko8763@hirymj01
いきなりやって来たのは緑のBBAならぬ緑の8000系=8713F
色のモチーフは嘗ての同社2000系で、デハ2010形・2060形・サハ2500形・2550形で合計18両が1985年から2009年まで伊予鉄800系として走り、その後2連2本=4両が銚子電鉄2000形となって今に至っている。

ko8755@hirymj01
京王の中でお気に入りだったのは嘗ての6000系だったが、現存車では8000系である。
8000系は6連と4連で10連を構成していたが、編成中間に入る制御車の運転台を撤去して純然たる中間車に改造する工事が行われた。改造された車端部は普通鋼製である。
小田急1000形東武30000系阪急5000系等でも同様の工事が実施されているのは有名。

ko7776@hirymj01
7000系も1984年登場で初期車は35年になる。6000系続編・マイナーチェンジの様な形で登場したが、1972年登場の6000系のインパクトが強かった。6000系は京王初の20m4ドア車、しかもそれまでにない洗練されたスタイリング。その前は18m3ドアの超名車5000系(Ⅰ)、これでは7000系は影が薄いのは仕方ないかも知れない。

ko7777@hirymj01
7777なんていう7が4個のゾロ目超ラッキーナンバー、編成名自体はは7727Fであるが…。一つ前の画像は7776からの7726Fなので連番で撮影した事になる。それにしても準特急という京王独特の種別は馴染めない。快速急行ではダメなんですか?と声を大にして言いたい小生である。

ko5784@hirymj01
出ました、回送ではあるが5000系(Ⅱ)初遭遇・初撮影成功。京王初のL/Cカー(デュアルシート)であるこの系列は10連×6本が存在し、今の所は朝夕のライナー運用が主体でデイタイムは高幡あたりで休んでいる事も多い。来年導入予定の第7編成にはリクライニングシートが装備されるのだとか。
5000系(Ⅱ)はsustina構体を採用しJ-TRECの1社で製造されている。旧5000系は日車・東急車輛・日立に跨って製造された。6000系まで日立が製造に絡んでいた。7000系8000系9000系は日本車輛・東急車輛(現J-TREC)の2社製造だった。


これだとAPSCで約75㎜、フルフレイムにある様な諧調の嫋やかさ・細かさ・精緻さに欠けるのは仕方が無い部分はある。ガチガチ硬い映りになりがちなAPSCは、その部分を生かせる鉄道撮影ならこのディスアドバンテージが致命的にはならないと思われる。
ポトレやネイチャー系の写真の場合だと、どうしても精緻で微妙な部分の諧調が求められてしまう事が多い。そうなるとAPSCはフルフレイムにはどうしたって対抗出来ない(極論すれば)と言えるかも知れない。


ko9754@hirymj01
何しかダサいとしか言葉が出ない9000系。コイツが6000系を全廃に追い込んで京王は100%ステンレス車になったのである。
9000系は8連ユニットの一部を除いて日本車輛製で(10連は全て日車製)、所謂ブロック工法の車体。2000年から2009年にかけて増備されたが、京王は長い期間を懸けて同一系列を作り続けるのが好きなのか?
7000系も1984~1996の12年に渡って作られている。8000系は1992~1999年と長くはないが、6000系は1972~1990年に製造時期が跨っている。




今の世では「フルフレイムにあらずんば人に非ず」と言う事で固まってしまっている。これは客単価を稼ぎたいメーカーとそこに忖度提灯しまくるプロカメラマンどものミスリーディングによる部分が大きい。そこに加えて日本の写真文化ではボケ量が大きくないとだめという風潮があると考えられる。ボケ量は本来撮影距離と絞り値、焦点距離の相関関係決まって来るものである。
ミラーレス機はフルフレイムばかりでAPSCのリリースは殆ど無い。影響力の強いプロカメラマンはフルフレイムでないと仕事は来ないし、ヨンニッパやサンニッパ、ゴーヨンの様な100万円越えのレンズでも経費で落とせる、それに伴う周辺機器や用品も経費で落とせるという立場の御仁達である。
そういう人達は当然「フルフレイムにあらずんば人に非ず」「APSCユーザーは奴隷より遥かに下の虫けら以下」という論理になるのは当然である。

でも、PENTAXのAPSCユーザーは穢多非人や白丁以下ではない。PENTAXの存在を無いものの様にしてDisって侮辱しまくるカメラマンやその他一般人、自称保守(インチキ紛い者)には絶対に血の制裁を食らわせてやる!と心に誓う小生である。1年半位前だった、撮影会モデル(勿論、若い♀)に「PENTAX、何それ?」と鼻で笑う様な言動を食らった屈辱を小生は忘れない!
レベルの高い機材を使わなければ上達しない、それは当たり前の定理だと分かっている。なのにAPSCましてやPENTAXなんて言うと完全に矛盾していると言われてマウントを取られてしまうかも知れない。
カメラメーカーとしてプロカメラマンの口から名前が出されない。オリンパスさえ名前がすぐ出て来るのにパナソニックだって普通に出て来るにも拘わらずである。
プロアマ問わずカメラマンからメーカー(ブランド)として最早存在さえ認識されていないというのがPENTAXのキツイ現実なのである。


其の八へと続く!



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