K-3 MarkⅢでまだ数は然程多くないが、動きモノ作例も並べてみる。其の弐で登場した聖橋は東京メトロ丸ノ内線の数少ない撮影地である。東西線の様に地上区間がある訳でも無く、他社地上路線に直通する事が無いので聖橋若しくは四ツ谷駅付近又は後楽園駅に絞られる。

tmt2005@ochmz01
丸ノ内線の過半数を制した2000系=32編成まで増殖、2022年度には全部(52編成)を制する見込みだったが、B修繕を行っている初期車は延命がなされる公算が高い。〇〇〇ウイルス禍の為に2000系増備が延期される事になったためである。

tmt02008@ochmz01

アングルを工夫するとサイド気味では40~45㎜相当、正面気味だと70~75㎜相当を使う事になるが、その中間というのもある。
02系の場合初期車は車齢が高いものの、B修繕がされているので予期せぬ命拾いをする事となった。(車齢が高いといっても関西の万博世代アラフィフ電車達に比べたらまだ若手?)
この系列は1988年に4編成でデビューしているので、東京メトロ05系03系近鉄21000系同5200系名鉄1000系西武2000系(Ⅱ)JR北海道721系JR九州783系小田急1000形東急1000系東武20000系等とタメという事になる。



tmt02016@ochmz01
02系も一時期、北陸鉄道への譲渡の噂が出た事もあったが、譲渡されたのは03系だった。03系は狭軌架空線電化仕様で、それに対し第3軌条方式+標準軌という02系の場合は改造項目が多くなって他社譲渡には向かないのであろう。国内他社へ行くのは03系の仕事となったという事である。
熊本電鉄では現在、01系(→01形)03系(→03形)が同居している。01系は取り換える部分が多くてボディサイズもかなり小さい、熊本電鉄サイドも03系を貰えるならそちらの方が丁度イイので「乗り換える」という判断が働いたのであろう
ウイルスで命拾いはした02系だが、去年にマニラにあるFEATI大学に第51編成が譲渡された。同大学では鉄道関係の学部が新設されたので、その教材用に無償譲渡されたのである。

tmt2009@ochmz01
DA Star のズームやその他Limitedを含む単玉類もとっかえひっかえ使ってみてはいたが、レンズの弱点欠点も如実に表現してくれてしまうのがこのK-3 MarkⅢであるような気がするが、この点については後に触れたい。

tmt02011@ochmz01
2000系が日本車輛一社製造なのに対し、02系は日本車輛・近畿車輛・旧東急車輛・川崎重工の4社に分かれて製造されている。1990年代までは1系列を複数社で分けて製造していた。21世紀に入ってから1系列1社製造という形になった。聖橋は前述の通り丸ノ内線でも貴重な撮影地であるが、トンネルの間の狭い所で頑張っても3.5両分しか入らないのが玉に傷。

tmt2028@ochmz01
この2000系は日本車輛製造製だがステンレスではなく、アルミ合金のダブルスキン構造である。アルミ車体にフロントセクションのみ塗装だが、そこ以外はフルラッピングである。日本車輛と言うとブロック工法のステンレス車体が思い浮かぶが、東海道の新幹線車両を一手に製造しているのでアルミ車体だってお手の物である
2000系、このルックスだと今話題のアカトビバッタの様にも見える。アカトビバッタサバクトビバッタ同様トビバッタ(locust)の一種だが、サバクトビバッタより更にデカく別種のバッタである。アフリカ東部で猛烈に繁殖して蝗害を広げているらしい。
仮面ライダーのモチーフはトノサマバッタ=locustであるという事の様だ。作者の石ノ森章太郎氏自身がその様に言っている。「そのグロテスクさがモチーフにピッタリだった」とか。虫偏に皇(きみ・すべらぎ)で「蝗」であるから決してバカにしてはならない。

tmt2030@ochmz01
K-3 MarkⅢはGPSは非搭載である。スマホと連動する機能もあるので必要は必ずしも無いのとペンタセクションのトップカバーをチタン合金にしたいのでGPSは省いたらしい。GPSを搭載するとペンタ部分のトップカバーはプラスティックになってしまい使っているうちにその部分だけ変にテカって質感が損なわれるので、GPSは非搭載となった。これもK-3 MarkⅢがディテールな部分にもやたら拘った製品である事の証左の一つという事か?
マニュアル露出モード一択なのでモードを色々弄って変更する事は少ない。ただ、機能はやたら多いので撮影時に色々な項目が本来指定した通りかを確認しておかねばならないのは面倒臭い。使って約1ヵ月、漸く少しは慣れて来た所だろうか。
小生も50を過ぎて大病もしたので物覚えは40代の時に比べて明らかに悪くなっているので余計に辛い。
シャッターを切った時に全てが完結していなければならないという様な事を言うカメラマンは、パソコンが苦手か、単なる面倒臭がりか、性格がいい加減か、リバーサルフィルムのノリが残ってしまっているかどれかなのであろう。
シャッターを切って粗方の事は完了するが、パソコン上の現像で残りは勝負というのが小生流。ネガフィルムでは現像である程度調整が利き、それで目指す絵作りに近付けるという事は普通に出来た。そこを考えば判る筈である。
媒体で使える写真とSNS受けする画像は違う。お互い、使われる・見られるシチュエーションや環境が大きく違うからである。非常に不自然でクソとすら思う画像もSNSでは「映え」となって受けてしまう事がある。写真表現でこれが正解というものを(一つに)特定するのが無理に近いが、不正解は確実にある様な気がする。

其の六へと続く!


当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。

ブログランキング・にほんブログ村へ