2020年、現時点でスーパーシティに次ぐ最大の悪法となるかも知れないのが、レジ袋有料化。
これについて、罰則は存在しないが行政は厳しい監視は行うという。


プラスティックを減らすには今しかないと経産省は息巻いている。CO2 削減とか環境保護とかの美辞麗句がくっ付いている。これについて地球の為に出来る事とか環境の為なんて漠然と思いこまされているのはバカである。2019年5月に策定されたプラスチック資源循環戦略に基づき消費者のライフスタイル変革を促す=無理矢理変えさせるべく採られた政策である。有料化の適用外があって、再利用可能とされる0.05㎜以上の厚さがあるもの・バイオマス素材25%で作られたもの・海洋分解性プラスチック100%ものである。実はバイオマスがオカシイ、バイオマスは穀物等の食料になる物から作られる。ただ、バイオマスプラスチックは環境に優しいというのはウソである。地球に優しいどころか食糧危機を加速させるのは明らか。生分解性(biodegradable)プラスチックなんてものは80年代には既にあれこれと開発されている。
端から対象外の紙袋すら嘘ついて有料化したのは、竹中平蔵の同類項で超グローバリストな柳井正率いるUNIQLOで、消費者を騙しての便乗値上げをまんまと成功させたのである。

gummerwheat01
(麦はプラスチックなんかにせず食べよう!)

ここに噛んでいるのが、バイオプラスチック協会という組織。それは三菱ケミカルホールディングス、そして竹中平蔵がしっかり絡んでいる。三菱ケミカルの元役員には現在三菱商事役員の安倍寛信氏=総理の兄貴がいる。三菱ケミカルは三菱なので、ロスチャイルドの傘下。国際的な金融資本が大株主に名を連ねる。
2015年のG1経営者会議では、竹中平蔵・菅義偉・小林嘉光(三菱ケミカルHD 社長=当時)で講演会をやっている。小林嘉光もレントシーカーの一人で、経済財政諮問会議の民間議員である。ここでも日本を代表するレントシーカー・ロビイスト竹中平蔵の面目躍如である。自分が莫大な利権に絡めるようにロビイングや口利きを怠らない、「何たら改革」「ナンチャラ健全化」とかの美名を作り、難癖付ける様なやり方で国の物を毟り取る。
環境を餌にして新たな利権を作り出す、世界的にもお決まりのパターンである。


レジ袋の殆どはエチレンから作られる。エチレン→ポリエチレン→レジ袋である。エチレンは石油精製過程でメタンやその他非常に軽い成分の一つとして排出される。昔なら石油コンビナートの穂先で燃やされていたものである。そこから廃物利用として作られるようになったのがポリエチレンの袋で、その極みがレジ袋である。

プラスチック削減ガー、CO2 削減ガー、温暖化ガー、ガーガーガーガー声がデカい奴等のいう事は疑わなければならない、というか信用出来ないし信用してはならない。その辺の事も含めて其の弐へと進む。



当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。

ブログランキング・にほんブログ村へ