新型コロナウィルス蔓延のせいで屋内のものを中心にイベントの中止が相次いでいる。キャンセルされたCP⁺2020も例外ではなかったという事である。
CP⁺(シーピープラス)ってご存知の方も多かろうが、簡単に言えばカメラ業界のコンシューマー向け国際見本市である。このイベントは2009年まではPIE と名乗っていた。
抑々、日本に於ける写真関連の見本市というと、それぞれ主催の異なる日本カメラショー(1960~94)・写真映像用品ショー(1970~94)・ラボシステムショー(1966~2004)・国際プロ・フォト・フェア(1972~2004)が別々に存在していた。この内、最初の二者が1995年に統合しフォトフェスタが誕生し97年からフォトエキスポと改称。2005年に残り二者も統合してフォト・イメージング・エキスポ(PIE=Photo Imaging Expo)となった。


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しかし、出展メーカー同士・関連団体同士の対立や確執が起きて(よくある話だが)、2009年のPIE 閉幕直後に分裂、2010年からはCIPA 主催のCP⁺=コンシューマー向けと株式会社プロメディア主催のPHOTO NEXT =プロ・ビジネス向けに別れてしまった。
2014年には大雪で1日だけ中止になった事はあるが、開催そのものがキャンセルされるのは初めてである。
小生も嘗てはPIE の時代も含めて毎年の様に足を運んでいた時代もあったが、ここ数年はつまらなくなって来たので足を運んでいなかった。


CP⁺・PMA (Photo Marketing Assosiation)と並ぶカメラ関係のメジャーな見本市で、フォトキナ(Photokina)があってこちらは隔年9月開催だった。これが2018年の時点で隔年から毎年開催に変えるとぶち上げて開催時期も毎年5月開催にする筈だった。しかし2019年は準備が間に合わずキャンセル。2020年から毎年開催という事になった。ただし、今年の開催はこのような状況なので現時点では甚だ怪しいと言わざるを得ない。
ただ、今の時代この手の見本市は世界で増えていて飽和状態になっていて出展企業の体力を削いでいるという事も事実であろう。大規模会場に数万若しくは数十万単位の客を集めて製品発表を行う様なコンヴェンションは時代にそぐわないという風潮もある。ネットで出せばコンシューマー向けではそれで充分という事だ。
カメラ業界もスマホに押されて市場の伸びが止まって苦戦が続いている。今年の中止を機にCP⁺というイベント自体が休止若しくは事実上消滅に向かう懸念もある



まだ存命している患者を中国当局が纏めて焼き殺しているとかいう話がリークされていたり、始まりは如何せん中国である。中国側から出されている情報なんてはなっから信用ならないもので、これに対してまたアンチ中共がプロパガンダ的な情報戦・宣伝戦を仕掛けている。

日本でも何やら検査に来た人を門前払いして感染者数の認定を避けているとかいう話が出ていて、数字の情報すら当てにならないから5月に収束するだろうなんて呑気な事をいう専門家は多いが、それだって眉唾モノである。だが、IOC がWHO に対してオリンピック前には終息宣言を出させるべく圧力を掛けて来るのは必至。終息宣言が出ないとオリンピック自体が中止、若しくは無観客での開催を強いられる事も十分に考えられるからである。

日本国内でも今週末にJ リークが開幕、NPB だってあと1ヶ月で開幕となる。終息するまで開幕させないとかそういう可能性もゼロではないだろうが、無観客でやり続けるなんて事になっても経済への悪影響は必至。
2020年の世界も日本もどうやらロクな事は無さそうだ!





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