こんな年末のクソ忙しい時期だというのに、週明け早々に小生のパソコンが急死してしまい、急遽の買い替えを強いられてしまうという不幸に見舞われた
しかも OS の方が使い慣れた Windows 7 から Windows 10 へと変更になってそのため、四苦八苦しまくりで血圧も上がってしまう始末である。ほぼ5日に渡って更新も出来ない状態になったのも痛かったが、そこは何とか歯を食いしばって「回復運転」をしなければならない。


21000系アーバンライナーが運行を開始したのは1988年3月の事だった。その時点では3編成のみで6往復の運行だったが、その翌年・翌々年の増備で名阪甲特急の全てを置き換えて60分ヘッドの運行を実現した。

因みにこのアーバンライナーとタメになるのはこんな面々、これが中々豪華
田中将大、坂本勇人前田健太柳田悠岐、石川 歩、秋山翔吾、小塚崇彦、Craig Kimbrel (クレイグ・キンブレル)、Russel Wilson (ラッセル・ウィルソン)Ricky Fowler (リッキー・ファウラー)、Sergio Agüero(セルヒオ・アグエロ)、
Mesut Özil (メスト・エジル)、乾 貴士、Marin Cilic (マリン・チリッチ)、三浦翔平、松坂桃李、辻井伸行
新垣結衣、戸田恵梨香、吉高由里子、菜々緒、、May J.小嶋陽菜、大島優子、樫野有香、大本彩乃、福田彩乃、
佐々木希、ホラン千秋、近江友里恵、福原 愛、浅田 舞
という所が次々ドンドン出てくる。


ここから2013年撮影の画像と共に振り返って行く。
この時期は3月にデビューしたばかりの50000系しまかぜがネットでも Buzz りまくっていた(?)のを受けて小生も4月に三重まで行って撮りに行った。
その時点で21000系の名伊特急運用も最低1往復は設定されていた。


ktulp@aken01

昼前のしまかぜ賢島行きを狙って明野駅付近に陣取って待つ。4月も中旬に入ると昼前の陽はかなり高い。そんな中、午前の運用で賢島に行ったやつが明星にでも回送されて来たのか思わぬ所で21000系を後追いながらキャッチ出来た。
因みに、午後は宮川の鉄橋でしまかぜの返しを狙ったが、曇られまくって悲惨な状況になってしまった。


翌日はレンタカーを借りて、近鉄富田~霞ヶ浦間で撮影したが、公開出来るレベルではないので割愛。
そして午後川越富洲原~冨田間で撮影したのだが・・・、4月の空は変り易い。予報に反して曇って来てしまった。


ktulp@tomhs01

曇ってしまって露光も結構きつめだったので、SS が稼げない。でも徒に感度を上げれば絵が荒れるから撮りに行った意味も無くなってしまう。出来るだけ障害物もかわしたいと、苦肉の策で作ったこのアングルだったが、パンタが抜ききれずこの有様。

初日も2日目も午後から曇ってしまうというパターンに辟易とさせられあまり収穫のない酷い遠征に終わってしまった。4月なんて空模様が本当に読めないから、遠征の時期として選んではいけない。



時は流れて同年11月、大阪線は松塚~真菅間のカーブ(少しマニアック?)で撮ってみた。かなり重くて嵩張る 120 - 400mm を使用しての撮影だった。住宅地の中、線路沿いの路地から撮るのだが、中途半端にフェンスがある関係で収容人数が少なく、APSC でも凡そ250mm前後 は必要であるという事も撮影地としてあまり人気がない要因の一つかも知れない。

ktulp@masug01

この撮影日は休日で連休という事もあってアーバンライナーは勿論、一般の特急も6連が多く8連も幾らかあった。ただ、見ての通り、6連・8連ではケツを完全に抜くのがほぼほぼ不可能になってしまう。

ktulp@masug02

ここの最大の欠点は、大阪線の下り列車を撮影するアングルなので、一般車の前パンは撮れるのだが、特急の前パンショットは撮れない。撮影しておきながらこんな事を言うのはおかしいが、撮影しながら歯ぎしりするという訳の解らぬ状態で 2時間以上粘ったのだった。



真菅駅に戻ってそこから区間準急に一区間だけ乗って、松塚に向かう。同駅近くのコンビニで飲み物・昼食等々を買い込み、葛城川を越える所で昼からの撮影を行った。
大阪線上り列車用のアングルになるので、特急の先頭パンタショットが狙えるから歯ぎしりしながらの撮影にはならない…、と思いきや、ここにはとんでもない難敵がいたのだった


kt-ul@matdk01

生い茂る葛の塊から少しでも綺麗に抜こうと試みるのだが、これが精いっぱいか。前回訪れた2011年10月と比べても雑草軍団が更にパワーアップしたのは明らかだった

kt-ulp@matdk04

2011年10月、2013年11月と2回も足を運んでおきながら、上り狙いのアングルでは最適解が見付ったとは言えない。
その原因は土手に山を作っている雑草、特に葛が酷い。奈良県といえば吉野葛が名産品として有名だが、だからと言って列車が隠れてしまう程こんな場所で生い茂られては 洒落がブラックでえげつなさ過ぎる というものである。
この撮影時期は11月下旬なのだが、そんな時期でも葛は枯れないのだろうか?


kt-ul@matdk03

名古屋行きを後追いで撮ってみたが、来たのは8連。6連だったら編成を抜いて撮れた可能性が高いが、8連だった事で皮肉にも架線柱に被ってしまった。
土手の葛が生い茂ってなければ、築堤を登って来る所を齧り付いて撮るというやり方もあるのだが、放置された雑草のせいで兎に角キツイ。


完璧という程の晴れではなかったものの、文句の付け様の無い状況で午前午後合計で約 5時間に渡って大阪線の撮影に勤しんだ小生だった。


ここで最強の私鉄特急を称えるためにセレクトした一曲は…
STYX (スティクス)が1977年に放ったヒット曲である、" Come Sail Away " 

この曲は Bible verse of Ezekiel (聖書の中のエゼキエル書)の事をネタ元として書かれている。作曲者は勿論 Dennis DeYoung (デニス・デヤング)で、彼が敬虔なカトリックである事をも象徴している話である。
エゼキエルが見たとされるのは神の使者とされるが、実はそれが未来からやってきた宇宙船だったという説も根強い。STYX は三途の川という意味だが、そんな彼等がこんな内容の歌を歌うというのもえげつない洒落と言えなくもない。

アーバンライナーはまさに近鉄に降臨した messenger from God とも呼べなくはないし、初めてその姿を見た時のファンや利用者には恰も宇宙船の様にも見えたという御仁達もいただろうか。(やや牽強付会

40年以上前にこの曲をリアルタイムで聴いておられた御仁はもう 50代後半以上と思われるが、どの様な曲であるかについてはこちらの YouTube でもご覧頂きたい。

I’m sailing away, Set an open course for the virgin sea
‘Cause I’ve got to be free, free to face the life, the life that’s ahead of me
On board, I’m the captain, so climb aboard
We’ll search for tomorrow on every shore, and I’ll try, oh Lord…, I’ll try to carry on


I look to the sea Reflections in the waves spark my memories
Some happy, some sad, I think of childhood friends and the dreams we had
We lived happily forever, so the story goes
But somehow we missed out on the pot of gold, but we’ll try best that we can to carry on


A gethering of angels appeard above my head
They sang to me this song of hope and this is what they said, they said
Come sail away, come sail away, come sail away with me lads
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me, baby
Come sail away, come sail away, come sail away with me


I thought that they were angels, but to my surprise
We climbed aboard their starship, we headed for the skies singing
Come sail away, come sail away, come sail away with me lads
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me


Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me
Come sail away, come sail away, come sail away with me…



我々を退屈な日常世界からも漕ぎ出させる、私鉄特急の神、はたまた鉄路の宇宙船かアーバンライナーは…
てなわけで、Part 3 へと続く!




)" Come Sail Away " はその収録アルバムである " The Grand Illusion " からの1st シングルとして1977年秋に全米で Top 10 ヒットを記録。アルバムの方も、アメリカだけでも300万枚を超えるセールスを記録する等して彼等の大成功作の一つとなった。



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