Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

2014年01月

バーへ飲みに行くのに、俊敏華麗なステップを何分も切り続けないと店に辿り着けないなんて、そんなアホな事があって良いのか。
ある意味恐ろしい体験をしてしまったのは去年7月、場所は大阪のど真ん中。夜の道頓堀はえげつない客引きがアホほどいてまともに歩けない。
客引きどもを懸命にかわしながら、そこで思わず、「お前は小野澤宏時か!」()というツッコミを自分自身に喰らわせてしまった。


去年夏、Whisky Festival 大阪に遠征した時の話になるが、開店間もないBar Rosebank (店のブログはこちらを) に立ち寄った。現在この店は、西天満という閑静な所に移転しているが、去年5月開店から約半年は宗右衛門町にあったのである

ここでフィーチャーするのはMoon Import 最初のボトリングでリリースされたボトルである。
Moon Import は1980年にジェノヴァで創業したイタリアの有名ボトラーだが、リリースが少ない。ウィスキー以外にもハードリカー全般、勿論ワインも数多く手掛け、食品類も多く扱う。
ウィスキーのレベルは高いが、レベル以上に価格が異常に高い傾向にある。 1980年代中盤に独自のボトリングを開始し、1st、2nd collection は悉く伝説的ボトルとなっている


moray22moon58n1実は、以前書いたこの記事で、「Glen Moray なんてマイナーな所を気に掛けた前日からの伏線」というのがこのボトルである。

Moon Import といえば、グラフィックを駆使した派手で特徴的なラベルが思い浮かぶが、この1st bottling のラベルは見ての通り比較的シンプルなのには少々驚く。
この初期のシリーズの中には、MacallanGlenlivetGlen Grant
Longmorn という超メジャーな蒸留所が入っていた一方で、
TamnavulinGlen MorayDufftownMiltonduff といったマイナーな所も入っている。 ラベルには堂々とSherry wood と書いてあるが、セカンドフィルの可能性が高い。


最初は、ややアルコールの刺激と収斂性が感じられる。僅かなSherry 香が出て来る。 シリアル系の香味が主体で、微かに柑橘系のヒントが入る程度。口蓋内では、シリアル蒸かした栗さつまいも。そこに、ナッツ類(カシュー、ヘーゼル)のニュアンス、続いてココナツやナッツオイル系のヒントが僅かに入ってくる。

ここまではある意味Glen Moray らしいと言えばそれまで。 暫くはあまり変化がなく推移する。瓶詰めから約四半世紀寝かされていたのだから、酒自体中々起き上がってこないとしても仕方がない。

 
そののち、微かにコーヒー豆。そして、パインの様な南国フルーツのヒントが微かに感じられる様になる。
そして、更なる時間経過と共に、一気に開いて変化する!
舌の上ではモルト感が明確に主張し始めて、そこから苺、ラズベリーの様な赤果実類白桃黄桃、更にパパイア、パッションが口蓋から鼻並び喉に抜ける香りとなって支配する。
この変化に合わせる様に余韻も非常に長くなって行く


 
蒸留は1960年代初頭、しかもMoon Import の伝説的リリース、これ位は当然といえばそれまで…。
言い方は悪いが、「たかがGlen Moray 如き」でこのレベルというのは少々驚くかも知れない


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら…、18.5 / 20


店を出て近隣のホテルに引き上げる所でも、状況は一緒。宿泊していたホテルのエントランスにまで客引きが陣取っていたのだから始末が悪すぎる。よって、Bar Rosebank が移転したのは大正解!
そのうち機会を見て西天満に密航し、北新地と梯子したい。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jan. 2014)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



)ラグビートップリーグのサントリー・サンゴリアス(府中市)の主力選手にして日本代表だったが、2014年からキャノン・イーグルス(町田市)に移籍。中央大~サントリー~キャノン、主にフルバックを務める。「ウナギステップ」と称される俊敏華麗なステップで有名



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去年11月某日京都での仕事の後、出町柳から京阪に乗って樟葉(枚方市)に行ってみた。
樟葉なんてそんな片田舎?まで何故と思われるかも知れないが、目的地はShot Bar Wols (Website は
こちら)であった。
先ずは夕食を済ませてと思って、くずはモールに立ち寄ったが、その日は休日で何かイベントもやっている様だった。 そこにはKUZUHA GIRLS (くずはガールズ)なるお姐ちゃん達がいて、イベントの手伝いをしたり、ステージに立つ事もある様である。
次はその御姐ちゃん達がステージに立つ所で会いに行ってみたいなぁ~と思って妄想してしまう小生だった。


閑話休題、Wols というバーの所在は、くずはモールの北側で駅から歩いて約5分位の所だが、住宅地と商業地の境目みたいなところにあるらしく、少々判り難いかも知れない。集合住宅の1階部分にあり、隣はパブらしき店なので、2~3歩程度で梯子も出来る。

turkey70s101n1

そこには、数は然程多くはないが、貴重なボトルも幾つか置いてあった。
その中に1970年代ロットのWILD TURKEY 8yo 50.5% があったので一杯頼んだ。
言うまでもなく今の物とは違う!
重厚で非常に高密度な乾燥果実的フルーティーさが口蓋や舌に絡んでから鼻や喉に広がってゆくというのはさすが、これは現行品では出せない。
ただ実は、味や香りの要素の数自体が決定的に違う、…という事はなく、寧ろ大きな差はない。そうはいっても全体としてみるとやっぱり違う
それぞれの要素において、濃さ、密度、粘着力、持続力、この辺が少しづつ違う。これが全体という事になると差は大きくなる。全体の膨らみ、広がり、厚み、存在感、余韻の長さというところに反映されてくると思われる。差の積み重ねが、「今出来の物が持ち得ない説得力」になっているとしか思えない。
終局的に行きつく所といえば、「現行品は一寸シャバシャバでアルコール感が立ってしまう」といういつもながらの面白くない結論www

この店に実は、E. Giaccone のバイカラー(bi-color=2色)ラベルのClynelish も置いてあって、是非とも体験せねばと思ったまでは良かったが…、1shot=¥9000という事で断念 orz
ただ、断念して良かったのかという疑問が未だ自分の中に残っているのも事実である。



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1月3日、関西の視聴率男と呼ばれたやしきたかじん氏が亡くなったのは新春早々大きなニュースであった。関東の人間にとっては、大阪人像みたいなものを想像する時、真っ先に彼を思い浮かべる人も多いかも知れない。
勿論、「あんなエゲつない人ばかりやない」と反論を食らうのは間違いないが。

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(国道1・2号線の境目、梅田新道交差点から西方向 画面左側が北新地 Oct. 2011 歩道橋上から)

この際、JR 北新地駅の発車(到着)メロディとして名曲 「やっぱ好きやねん」 もしくは 「ICHIZU」 あたりを採用される事を希望する!
北新地駅は大阪駅から歩いても7~10分程度で着いてしまう距離なので、あまり目立っている様には思えない。たかじん氏の曲で大阪らしさを演出してもらいたい。


207s47@yod
(JR東西線の主役207系 Nov. 2013 上淀鉄橋)

御当地にゆかりのある曲を発車メロディに使うというのは、JR 東日本が得意にしていたやり方だが、たかじん氏は関東嫌いで有名だったとはいえ、これは是非ともやって頂きたい!
彼は生前、毎晩の様に北新地で豪勢に飲み歩いていたというのも有名な話で、彼と北新地は切っても切り離せない様な関係だったのではないか。
北新地といえば、大阪最大の「夜の街」。以前は高級というのがウリだったが、近年はリーズナブルな店も増えて来て敷居もかなり低くなった様に見える。


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(北新地で頂いたCHEQUERS の70年代ロット 状態は残念ながらかなり悪かった)

小生も北新地には数回足を運んだ事があり、Bar ParkmoreWhisky Island Jim MacEwan Bar、等が存在し、西天満には先年末にBar Rosebank) (公式サイトはこちら)が宗右衛門町から移転して、お初天神にはBar Paradis があるので、ウィスキーファンからしても一つの聖地の様な場所である。 玉石混交ではあるが、良い店もまだまだある!
東京からでも行脚しに行きたいと思える場所である。2月3日には、節分恒例の「お化け」もある。



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)嘗て京都市中京区にあった同名の有名店とは全く無関係



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