Mastroberardino(マストロベラルディノ)はCampagna を代表するワイナリーの一つで、創業は1878年。勿論、銘醸Taurasi(タウラジ)の代表的生産者の一角も占める。
今回は通常の Taurasi Radici(タウラジ・ラディチ) を紹介するが、
この上には白いラベルのTaurasi Riserva Radici が存在している。更に、Centotrenta というTaurasi Riserva も生産している。
この蔵は何と言っても、Taurasi を南イタリア初のD.O.C.G. に昇格させた功労者でもある。
色はオレンジがかったガーネット。 最初は酸がやや勝って、少しだけ硬い印象。時間経過と共に開いてきて、果実味も熟成味も十分に出て来た。そのバランスはなかなかのもの。 Bourgogne を想起させる様なタッチはあるものの、徐々に南イタリアらしい形に落ち着く。
ブラックチェリー、濃縮プルーン、黒レーズン、ブラックベリー、果実味は時折ジャミーな感じを見せる。
土、枯葉、昔の薬草系リキュール、時折チーズ、丁子、甘草、チェリーブランデーといったニュアンスが登場する。
時間が更に経つと、赤系果実のフレーバーも感じられる様になる。 棘のない旨味すら感じる様な酸がしっかり全体を纏めて支えているような印象で、バランスが崩れたりぶれる様な感じはない。
1本を飲みきったが飽きは来なかった。余韻も少し出汁の効いた感じもあり、勿論申し分ない長さ。
栽培が難しく、適応地も限られるというAglianico 種の実力は素晴らしいと解る逸品といえよう。
Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとすれば…、18 / 20
※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jan. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。
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この上には白いラベルのTaurasi Riserva Radici が存在している。更に、Centotrenta というTaurasi Riserva も生産している。
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色はオレンジがかったガーネット。 最初は酸がやや勝って、少しだけ硬い印象。時間経過と共に開いてきて、果実味も熟成味も十分に出て来た。そのバランスはなかなかのもの。 Bourgogne を想起させる様なタッチはあるものの、徐々に南イタリアらしい形に落ち着く。
ブラックチェリー、濃縮プルーン、黒レーズン、ブラックベリー、果実味は時折ジャミーな感じを見せる。
土、枯葉、昔の薬草系リキュール、時折チーズ、丁子、甘草、チェリーブランデーといったニュアンスが登場する。
時間が更に経つと、赤系果実のフレーバーも感じられる様になる。 棘のない旨味すら感じる様な酸がしっかり全体を纏めて支えているような印象で、バランスが崩れたりぶれる様な感じはない。
1本を飲みきったが飽きは来なかった。余韻も少し出汁の効いた感じもあり、勿論申し分ない長さ。
栽培が難しく、適応地も限られるというAglianico 種の実力は素晴らしいと解る逸品といえよう。
Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとすれば…、18 / 20
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