Stillman's Dram の90年代後半位のボトルではないかという事で、このシリーズ自体が非常に高価で、個人的には恐怖のぼったくりシリーズと言いたくもなる。
このシリーズは、Whyte & Mackay がJim Beam 系列だった時に、傘下の蒸留所の物をシリーズ化して出した物だった様な気がする。他にはJura, Fettercairn, Tullibardine, Dalmore があった筈である。
UD Rare Malts の様な位置付けになるのかも知れないが、こちらは加水で、元々の価格もRare Malts より高価であった ( と思う )。
味は、やや香ばしく麦感・シリアル感が先行。この蒸留所は麦感主体の味になる傾向がある。麦感の後、多少ミント等のハーブ感。焼き立てのクッキー。
palate では麦感主体から、フルーティーな酒へと変化する。
青リンゴ、洋梨、キウィ、パイナップルあたりを中心に、焼いたcrème d'amande、オレンジ等が続く。加えてナッツオイルの様な香りも現れる。
返りもフィニッシュもそういう感じである。長期熟成品によくある特徴が交じっていると言えるかもしれない。
入りは麦系、返りはフルーティーという傾向である。
45度まで加水されているためか、全体的質感はソフト。 まぁ、秋の夜長にBobby Caldwell あたりでも聴きながら、まったりゆっくりやるのには良い選択かもしれない。ただ、如何せん価格が高過ぎる。
このTamnavulin(タムナヴリン)自体、あまり目にする事は多くないが、数年前のKingsbury Rarest and Finest や極最近で言えばD. Rattray 、Duncan Taylor (Peerless) から出た物の様に、秀逸とされるボトルもある。決して侮ってはならない蒸留所である。
Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けると…、17 / 20
※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jan. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。
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UD Rare Malts の様な位置付けになるのかも知れないが、こちらは加水で、元々の価格もRare Malts より高価であった ( と思う )。
味は、やや香ばしく麦感・シリアル感が先行。この蒸留所は麦感主体の味になる傾向がある。麦感の後、多少ミント等のハーブ感。焼き立てのクッキー。
palate では麦感主体から、フルーティーな酒へと変化する。
青リンゴ、洋梨、キウィ、パイナップルあたりを中心に、焼いたcrème d'amande、オレンジ等が続く。加えてナッツオイルの様な香りも現れる。
返りもフィニッシュもそういう感じである。長期熟成品によくある特徴が交じっていると言えるかもしれない。
入りは麦系、返りはフルーティーという傾向である。
45度まで加水されているためか、全体的質感はソフト。 まぁ、秋の夜長にBobby Caldwell あたりでも聴きながら、まったりゆっくりやるのには良い選択かもしれない。ただ、如何せん価格が高過ぎる。
このTamnavulin(タムナヴリン)自体、あまり目にする事は多くないが、数年前のKingsbury Rarest and Finest や極最近で言えばD. Rattray 、Duncan Taylor (Peerless) から出た物の様に、秀逸とされるボトルもある。決して侮ってはならない蒸留所である。
Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けると…、17 / 20
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