Alain Graillot(アラン・グライヨ)といえば、Crozes-Hermitage(クローズ・エルミタジュ)の中でも名手といわれる所の作品。このLa Guiraude(ラ・ギロード)は所謂スペシャルキュヴェ。
Crozes-Hermitage なんて日常消費用的なイメージの付き纏うアペラシオンだが、このクラスのワインになるとこれは当て嵌まらない。


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北ローヌの2001は優秀な年と言われるから期待度も高い。10年以上前に名古屋に行った際に5000円弱程度で購入したボトルだった様に記憶しているが、今となってはこの作り手・このキュヴェ共々見掛ける事が殆どない。
色はそこそこの深度を持ったガーネットで均一性がある。
煎ったカカオ、なめし皮、黒文字、トリュフ、モリーユ、腐葉土…てな感じの暗いトーンで始まる。
時間の経過もあってブルーベリー、カシス、ブラックチェリー、プルーンバルサミコ、黒無花果、リコリス、クローブという展開となる。
微かにラベンダーローズマリー、ジュニパー、和山椒というニュアンスが追加的に感じられる。

酸は力強いが滑らかにして美しさを感じさせて、そこに収斂性は感じられない。その躯体は時々緩むが、基本的にまだタイトで内向的である。
比較的すんなり終るのかと思いきや、一旦飲み込んでからの反撃がかなりある。果実味と旨味感がさり気無く盛り上がって、これがなかなか消えず、かなりの時間持続を見せる。Crozes-Hermitage としたら出色の存在であるのは明らかで、Côte Rôtie やHermitage 等ともある程度対抗し得る一本かも知れない。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとするなら…、18 / 20



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