Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

タグ:Whitesnake

~このネタ、まさかの越年~
本来、越年させたら意味が無くなってしまうのであろうが、完遂しない訳にも行かないので続行する。


一寸強引になってきたが、1997年のワインは如何だったかを少し語ってみよう
ヨーロッパ全般では比較的恵まれた所が多い印象であるが、フランスではかなりばらつきがあった模様である。
ボルドーでは駄目だった。ブルゴーニュは夏の高温が続いたのが災いし、肝心の酸が上手く育たずバランスの悪い物が多かった。シャンパーニュ・ローヌ北部・プロヴァンスといった産地で作柄に恵まれ、アルザス・ロワールに関してはまあまあ良い部類と思われる。
イタリアでは北から南までビッグヴィンテージになった所が多かった。ドイツやスペインはそこそこ良かったという感じで、オーストリアが抜群に良かったと言われている。

ただ、産地毎のヴィンテージ評価自体が結局はザックリとした目安でしかなく、実際に出回ったワインをテイスティングする事すらなく机上の論理だけで決めてしまう人間も多い。いざ実際にワインを買うとなれば、個別の銘柄の出来不出来が重要で、それは結局飲むまで判らない。

てなわけで、のぞみ時代の 500系 の画像を載せながら20周年を語って行く事にする。


500w7@numb31
(W7編成 田園調布付近にて

2008年以降、N700系の増備が本格化して、 500系 のぞみの終焉は刻々と迫っていた。運用列車も減って行き、遂に2009年春からは2往復4列車のみになってしまった=6号,29号,28号,51号。更に同年秋には1往復2列車のみに。それでも臨時列車での運用はそれなりの数があったので、狙うチャンスはそこそこ確保出来た。

のぞみ50号(2007年当時)等の最終近くのスジで運用されていた頃は新大阪・名古屋→東京で乗る事が結構あった。
先ずはあのボディ形状なので乗り降りがし難いのは事実だった、某・川〇俊〇や某・遼〇は〇ひの場合、頭がつっかえてしまい乗れなかったという噂もある。
車内に入ってしまえば、電車とは思えない様な形状の空間、紫やグレーをベースにしたインテリアが相俟って「そこまでやるか」感に満ちた世界が広がり、他の車両とは一味も二味も違う!と小生は陶酔感すら覚えたものであった。


もっとも、2008年の時点でN700 との比較で 500系 の旧さが露呈していたのは事実で、2007年11月からV 編成への改造=こだま転用(W3→5→6→4→2という順で)は始っており、のぞみ運用が減って行く中、遂には 500系 のぞみに乗車するチャンスも無くなり、2009年は乗車した記憶が無い。
ただ、同年秋にに新神戸→新大阪の1区間だけこだまとしての 500系 に乗車出来たのである。
そういう現実の中でこの曲が、漆黒の車窓を眺めながら 500系 に乗っていた素晴らしい時間の思い出と何処かシンクロナイズしてしまう。
その曲とは、 Whitesnake (ホワイトスネイク) が1987年に放った大ヒットナンバー、" Is This Love " (註1
因みに、Billboard Hot 100 では最高位が2位、全英では最高9位を記録。
この曲の収録アルバム共々ヒットしてから30年が経つ、アルバムは国鉄終焉とほぼ同時にリリースされていたのであった。(別に何の関係性も無いが)

如何いう曲かはこちらのようつべでもご覧あれ
PV では " Here I Go Again " と同様に David Coverdale(デイヴィド・カヴァデイル)の当時の彼女だった Tawny Kitaen が出ている。


※同曲の歌詞の項目は規約改正で削除


見る者達に対して感情移入の隙を見せずこれを全く許さないものこそスーパースターであるという論調も世の巷にはあるが、ありったけの感情移入をさせてくるSuper Star が 500系 なのだとつくづく思う。



さて、 500系のぞみ 最後の夏となった2009年の夏は、今までと違うショットを求めて品川界隈に繰り出した。国道15号北品川交差点から御殿山に向う路地が線路を跨ぐ所から金網を通しての撮影となる。その夏は実を言うと天候がやや不順で晴天率も低めでゲリラ雷雨も結構多く、撮り鉄泣かせな夏になってしまった。


500w8@goty31

15時過ぎに東京を出発する臨時便の後追い作例を3点

500w1@goty32

ただでさえも金網が細かくレンズを遮ってしまう上に、この線路を跨ぐ道路が狭く三脚も使えないという状況下での撮影は困難だった。

500w9@gtym32

博多に向う W9 編成だが、これ位だとまあまあ納得の行くショットにはなる。

500w1@goty31

夕方近くになって上京してきた W1 編成、旧盆くらいになると夕方前には御殿山の影に全体が覆われてきてしまう。

このアングルで順光になる事は無いが、夏場の午後遅い時間なら光線状態は少しはマシになるかという程度で夕方になると御殿山の影に覆われてきてしまう。基本的には曇りの日用のアングルと考えて欲しい。
品川駅を向いて下り列車を撮るなら午後順光。
2009年夏の時点でボディはK-7 だったのだが、コイツのセンサーの色の偏りが酷く、その事もあって納得のゆく絵作りが出来ていない。この時にせめてK-5 であったならと恨み節も出てしまうのである。


500w8@sng31

品川を出発して同駅構内のシェルターから飛び出してきた W8 編成

夏場の午後遅い時間に撮るというのなら、馬込坂の午後アングルで望遠撮影というのも有力な選択肢なのだが、その場合はキャパシティも少なく又被りのリスクも非常に怖かった。
前述の様に空模様が安定せず、しかも近隣住民の一部に撮り鉄を敵視する人間がいるらしく、穏便には済まない可能性もあったので避けたのである。





500w8@mgmz32

小生定番だった 6A @馬込坂のショットだが、フェンスの上からではなく金網にレンズを付けて撮った作例。湘南新宿ラインと思われる超つまらない奴が左サイドに割り込んできた。

500w8@mgmz31

W8
編成による 6A の後追い撮影
このショットも夏場だった事もあり光線はトップライトに近い上に、金網の影響が結構強く出ている。障害物も多いので非常に窮屈な撮影にならざるを得ない。


若しこの時代にFA Limited 43mm f1.9 やFA Limited 31mm f1.8 なんて持っていたらもっと良いショットが撮れたのではないかと悔やまれる。(今も持っていないが・・・、何せかなり高価
FA Limited は口径が非常に小さい物が多く、金網引っ付けには最適だったはずである。それこそこれ専用にでも中古でも買うべきだったかと今でも自問自答する小生である。(43mmなら今でもスタジオでバリバリに働いていただろうが・・・)


500w9@mgmz31

金網の上から撮った W9 編成、2009年9月頃のショットだったが、この編成を捉えた最後のショットになってしまった。この構図で何度も撮ってはいるがその中でもかなり納得出来たショットではある
同編成は11月上旬に運用離脱し、翌年2月から V9 編成として山陽こだま運用に専念している。


ここで、今回 500系 に捧ぐ2曲目として、STYX (スティクス)の有名曲、" The Best Of Times " (1981) を紹介したい。この曲はアルバム " Paradise Theatre " からシングルカットされ、全米でTop 3 を記録する大ヒット、隣国カナダで#1ヒットなった。作者は勿論 Dennis DeYoung (デニス・デヤング)。(註2
どんな曲かという事については、こちらのYou Tube でも御覧になられたし。



※同曲の歌詞の項目は規約改正で削除=2024年4月


この時代は 500系 のみならず、300系700系N700系と種類に富んでいた。東海道新幹線の半世紀を超える歩みの中でもピンズドで " The Best of Times " だったという事になるのであろう。そして 500系 と共にあった時間の想い出は、それこそ認知症か記憶喪失にでもならない限り心の中でずっと続くであろう。


500w7@mgmz31

2009年の晩秋に 29A の運用に就く W7 編成を国道1号から2つめの跨線橋から撮ったパターン。周囲の建物等の影の伸び方が季節を感じさせるが、これが 500系のぞみ が終焉へのカウントダウンに入り始めた現実をも示していた。それにしても29A は何故こんなにという程に裏被りを食らう状況は変わらなかった様に思う。

このシリーズもラストスパートで最終回=Part 11 へと続く!



馬込坂で 500系 の序でに撮れた、釣りで言う「外道」に当るショットの中から2点を載せる。

n700n3@mgmz01

N700系でも西日本所属編成=N3 この当時のN 編成も今はN700A 「もどき」K 編成になってしまった

700b13@mgmz01

2019年には東海道から一掃される700系・B13 編成 この姿を見られる機会も少なくなってきた。




註1)" Whitesnake " というアルバム名の通り、このバンドの代表作となった。このアルバムからは " Still of the Night "、 " Here I Go Again "、 " Is This Love "、 " Give Me All Your Love " 等のヒットシングルも生れて、北米だけでも1000万枚以上を売り上げた。2007年には20周年記念リメイク盤、去年には30周年記念のリメイク盤がリリースされている。
註2)このアルバムは1970年代終盤のアメリカ社会の変化というものを、同バンドの地元 Chicago に嘗て存在し人気を博した Paradise Theatre (1928年開場→ '56年閉鎖・'58年取壊し)にてライヴを行うというフィクションストーリーに准えて表現したコンセプトアルバムだった。全米アルバムチャートで#1を記録し、300万枚以上を売り上げた。




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特急車とは名ばかりのチャラい奴らが増えたと御嘆きの御仁達に…。

御存知の通り、去る3月15日、フレッシュひたち75号=上野発23時勝田行き、を以て 651系 が特急 ひたち としての運用を終えた。「白い英雄」等とも評され、一時代を築いたこの車の特集をお送りしたい。私自身、こいつをもっと頻繁に追えば良かったという後悔もあるが。



651k107@mito01n


水戸を出ていわき方面に向かうS. ひたちの後追い。後は尾灯のみでトレインマークは点灯しない。2008年11月中旬の撮影。 茨城方面に足を運ぶ事など少なく、行くとしても車で行っていた私としては、 651系 に乗車した経験も数える程もないが、水戸市の某有名酒店に初めて足を運んだ帰りに乗車したのであった。

当時はガソリン価格が異常に高く(170円位/リッター・レギュラー)平日でしかも時間に制約もあったという事もあって鉄道を選択したのである。 フレッシュひたち(E653系)に乗車し水戸に向かい、水戸駅到着後しばらく撮影していると、上野からの 651 がやってきた。
この撮影の後、その有名な酒屋でスコッチモルトのレアなボトル等々結構な額の買い物をしてしまった。それ以来、常磐線撮影とその酒屋での買い物がセットの様になるケースが結構ある


651k104@iwm01n

常磐線の駅間撮りも本格化させたのは2009年春くらいから。このショットは2009年9月、岩間~羽鳥間で撮影。本当は線路に齧り付いて望遠を効かせて撮りたかったが、夏草が邪魔でポジション取りが上手くいかず、このアングルに。

所謂 国鉄色 が殆どだった特急に白を基調とした外観で登場したのは、当時としてはepoch making な話だった。デビューした1988年といえば、バブルの真っ只中、国鉄が民営化されて変った事の一つの象徴のようにも見えた。ただこの後デビューしたJR 世代の特急車が悉く白ボディになるとはこの時点で予想出来なかったが…。
大型の電光式トレインマークが画期的だったといえるが、このトレインマークも E351系 で終わってしまったのが残念である。ボンネット車の流れを汲んだ様なフォルム、見るからに金掛けて気合入れて作った様に見える所が、某287系等のチャラい特急車とは大違い。


登場から四半世紀近くを経た今でも存在感はピカイチかも知れない。

てなわけで…、インパクト絶大、在来線特急の革命児だったこの車に贈る1曲目はコレWhitesnake
WHITESNAKE が放った1987年のナンバー、" Give Me All Your Love."


※同曲の歌詞の項目は規約改正で削除=2024年4月



どんな曲か知りたければ、こちらあたりでも御覧頂きたい!

これは無論、序章である!Part 2 に続く!!



JR東日本
651系
1988~1992年にかけて9編成99両が全て川重で製造。基本編成7両及び付属編成4両から構成される。1989年3月から営業運転開始。JR東日本がデビューさせた最初の特急車。 スピードアップに主眼が置かれ、在来線特急として初の130㎞/hでの営業運転を実現。界磁添加励磁制御を採用。耐寒構造でありながら、耐雪構造ではない。雪を考慮しなくてもよいという常磐線の事情に合わせた構造になっている。 1990年ブルーリボン賞獲得


追記
件の水戸の某有名酒店は2016年現在休業中の模様




※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Apr. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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