JR東海が315系を導入して先ず淘汰されるのがニチョンチョンこと211系。名古屋地区の中央本線からは既に撤退が始まっているが、来年から静岡地区東海道本線でも撤退が始まるであろう。結構な数の廃車が出るこの系列について多少引き取り手がいるのではないかという憶測も一部で出ている。この系列でもJR東海のものはその殆どが国鉄を知らない世代=1988~91の製造、それでも古い物は35年に達しようとしている。
この会社でも315系やHC85系は「ドン」「総帥」=葛西敬之氏を知らない世代になる。ここで、葛西氏のおかげでこの鉄道事業者はチュ~獄に媚びる事なくガチの日本企業としてここまで来れた事を心に留めなければならない。
ところで、地方私鉄にてVFD車の導入が難しいケースもあり、その壁になるのは変電所の容量の問題だとされる。VFDでは、回生ブレーキから生じ架線に戻される電流を使う他の列車が抑々少ないと過電流が起きてマズいと言われるが、それ以外に省エネと言いながら起動時の消費電力は非常に大きくなる傾向にある。地方私鉄の変電所容量は小さい場合が多く、こうした事象に耐えられない危険性がある。
更に、VFD車は色々ハイテク装備でしかもその部品がアッセンブリーになっている事も多く、資金力が乏しくハイテクな部分のノウハウも少ない地方私鉄ではメンテナンスに非常に苦心する。
211系の様な古い世代のローテクな車は重宝する可能性は高いとはいえ、国鉄・JRの車両は図体がデカい、80年代以降に造られた系列形式は特にそうである。私鉄は車両限界が大きくない所も多く、デカい奴は入れたくても物理的に無理というケースが多い。ニチョンチョンを引き取りたくても引き取れる鉄道事業者は非常に少ないと思われる。
尚、211系の構成形式にモハ210・クハ210があるが、形式名の通りこれから少女保護(実際は捕獲・拉致~搾取・兵士作り~人身売買や臓器狩りとか人肉狩り?)の為の「電車カフェ」だって作れる事も明記しておくが、キモすぎ尾ビデ哉である。
JR東海の211系LL20編成(静岡電車区)=清水付近にて
JR東日本長野色の211系=2020年5月@トタハチ
211系の引き取り手になる可能性が一部で指摘されている所は何処かというと…
その一つが伊豆箱根鉄道(駿豆線)ここは20m3ドアだとピッタリ嵌る。特急踊り子が毎日入線している上に、同社の7000系はそもそもJRへの乗り入れを目指して造られたという経緯がある。
20m3ドアというのも伊豆箱の駿豆線にピッタリフィットである。それではどの車両を置き換えるかは微妙な所である。この7000系だが、90年代登場だが中間車だけが2ドアという中途半端で少々使いにくい設計。そういう事もあって2編成しかない。
主力は3000系、鋼製ボディの第1~4編成は1979年~82年の製造で全車40年オーヴァー、ステンレスボディの第5編成は87年登場・第6編成(ラブライフ)は1997年製造という事で駿豆線では飛びぬけて若く、ぴちぴちの26歳(曝)。元西武の新101系を譲り受けた1300系だが、1979年製造車なので3000系3001F(軌道線カラー)と同い年になる。211系の車幅は2966㎜、伊豆箱7000系・3000系の車幅は2900~2950㎜、1300系の車幅は2800㎜で、乗り入れて来ているE257系の場合2946㎜という事を考えると、211で代替される第1候補は1300系という事になると予想する。ニチョンチョンは2966㎜と非常に幅広だが、駿豆線では何とかなる様に思われる。
駿豆線を最高速度80㎞程度の各駅停車でちまちま往復している様な運用なので、各所の痛みは年齢の割に少ないだろうが、これから20m3ドアという地方私鉄向きの出物はレアになる。(221系や223系初期車でも出てくれば話は別だが、223系はVFDなので秩父鉄道等では難しいか…?)東海の211系なら駿豆線の大部分の車両より若いし、7000系より年上でも使い勝手は良いだろう。大場まで三島経由で全線自走で入れられる可能性は高いので、その点も楽と思われる。
もう一つ上がっている様なのが、秩父鉄道
12系客車がパレオエクスプレスで走っているので、車両限界の問題は恐らくクリア出来るのではないか。同社の主力車両の一つが5000系で元々は東京都交通局三田線にいた6000形。秩父に来たのはその中でも1972~73年に追加製造されたロットの車だが、これだって50年選手で3連×3本が在籍。
7000系=元東急8500系も2編成あるが、これも初期車なので半世紀に達しようとしている。この辺りを交替させるなら今211系を導入するインセンティヴになりうる。秩父の一般車は4ドアなのに、そこに3ドアのニチョンチョンなんて入れられるのか?と思われるかもしれないが、何せ埼玉の田舎なので細かい事は気にしない、それワカチコワカチコっ!。
それはともかく、一度真面目に秩父鉄道で4ドアが必要か?と考えてみると、必ずしも4ドアでなくても良い気がする。工夫次第でいくらでもマネージ出来ると見えるから秩父でもニチョンチョンはアリではないか。
東海から211系を引き取って、東日本から651系を引き取るというのは良いアイディアだと思う。
211・651両系列で共通する部品も多いというのは便利になるであろう。ニチョンチョンは所謂国鉄末期型で、651系はJR初期型=国鉄末期の続編みたいなものでこの両系列に共通部分は多い。2系列あっても部品確保はその点比較的容易とも考えられる
秩父鉄道なんかはパレオと並ぶ目玉商品として651系を取った方が良い。伊豆箱の駿豆線は20㎞にも満たないが、秩父鉄道本線は全線で71㎞ある、特急車はある程度の距離を走ってこそ生きるというもの。どうせ余生を送るというなら、伊豆箱駿豆線で快速運転で1日数往復でもして「客寄せパンダ」をやるという手もあるし、それはまた歓迎すべきアイディアになるであろう。小生は秩父鉄道で活躍して欲しいとも思う、同社線には高崎線から熊谷経由で列車が直通していた時代があったのを思えば尚更である。(上野~熊谷~三峰口/上長瀞/武州中川)
無論、両方ともという事なら勿論大歓迎。
当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。
この会社でも315系やHC85系は「ドン」「総帥」=葛西敬之氏を知らない世代になる。ここで、葛西氏のおかげでこの鉄道事業者はチュ~獄に媚びる事なくガチの日本企業としてここまで来れた事を心に留めなければならない。
ところで、地方私鉄にてVFD車の導入が難しいケースもあり、その壁になるのは変電所の容量の問題だとされる。VFDでは、回生ブレーキから生じ架線に戻される電流を使う他の列車が抑々少ないと過電流が起きてマズいと言われるが、それ以外に省エネと言いながら起動時の消費電力は非常に大きくなる傾向にある。地方私鉄の変電所容量は小さい場合が多く、こうした事象に耐えられない危険性がある。
更に、VFD車は色々ハイテク装備でしかもその部品がアッセンブリーになっている事も多く、資金力が乏しくハイテクな部分のノウハウも少ない地方私鉄ではメンテナンスに非常に苦心する。
211系の様な古い世代のローテクな車は重宝する可能性は高いとはいえ、国鉄・JRの車両は図体がデカい、80年代以降に造られた系列形式は特にそうである。私鉄は車両限界が大きくない所も多く、デカい奴は入れたくても物理的に無理というケースが多い。ニチョンチョンを引き取りたくても引き取れる鉄道事業者は非常に少ないと思われる。
尚、211系の構成形式にモハ210・クハ210があるが、形式名の通りこれから少女保護(実際は捕獲・拉致~搾取・兵士作り~人身売買や臓器狩りとか人肉狩り?)の為の「電車カフェ」だって作れる事も明記しておくが、キモすぎ尾ビデ哉である。
JR東海の211系LL20編成(静岡電車区)=清水付近にて
JR東日本長野色の211系=2020年5月@トタハチ
211系の引き取り手になる可能性が一部で指摘されている所は何処かというと…
その一つが伊豆箱根鉄道(駿豆線)ここは20m3ドアだとピッタリ嵌る。特急踊り子が毎日入線している上に、同社の7000系はそもそもJRへの乗り入れを目指して造られたという経緯がある。
20m3ドアというのも伊豆箱の駿豆線にピッタリフィットである。それではどの車両を置き換えるかは微妙な所である。この7000系だが、90年代登場だが中間車だけが2ドアという中途半端で少々使いにくい設計。そういう事もあって2編成しかない。
主力は3000系、鋼製ボディの第1~4編成は1979年~82年の製造で全車40年オーヴァー、ステンレスボディの第5編成は87年登場・第6編成(ラブライフ)は1997年製造という事で駿豆線では飛びぬけて若く、ぴちぴちの26歳(曝)。元西武の新101系を譲り受けた1300系だが、1979年製造車なので3000系3001F(軌道線カラー)と同い年になる。211系の車幅は2966㎜、伊豆箱7000系・3000系の車幅は2900~2950㎜、1300系の車幅は2800㎜で、乗り入れて来ているE257系の場合2946㎜という事を考えると、211で代替される第1候補は1300系という事になると予想する。ニチョンチョンは2966㎜と非常に幅広だが、駿豆線では何とかなる様に思われる。
駿豆線を最高速度80㎞程度の各駅停車でちまちま往復している様な運用なので、各所の痛みは年齢の割に少ないだろうが、これから20m3ドアという地方私鉄向きの出物はレアになる。(221系や223系初期車でも出てくれば話は別だが、223系はVFDなので秩父鉄道等では難しいか…?)東海の211系なら駿豆線の大部分の車両より若いし、7000系より年上でも使い勝手は良いだろう。大場まで三島経由で全線自走で入れられる可能性は高いので、その点も楽と思われる。
もう一つ上がっている様なのが、秩父鉄道
12系客車がパレオエクスプレスで走っているので、車両限界の問題は恐らくクリア出来るのではないか。同社の主力車両の一つが5000系で元々は東京都交通局三田線にいた6000形。秩父に来たのはその中でも1972~73年に追加製造されたロットの車だが、これだって50年選手で3連×3本が在籍。
7000系=元東急8500系も2編成あるが、これも初期車なので半世紀に達しようとしている。この辺りを交替させるなら今211系を導入するインセンティヴになりうる。秩父の一般車は4ドアなのに、そこに3ドアのニチョンチョンなんて入れられるのか?と思われるかもしれないが、何せ埼玉の田舎なので細かい事は気にしない、それワカチコワカチコっ!。
それはともかく、一度真面目に秩父鉄道で4ドアが必要か?と考えてみると、必ずしも4ドアでなくても良い気がする。工夫次第でいくらでもマネージ出来ると見えるから秩父でもニチョンチョンはアリではないか。
東海から211系を引き取って、東日本から651系を引き取るというのは良いアイディアだと思う。
211・651両系列で共通する部品も多いというのは便利になるであろう。ニチョンチョンは所謂国鉄末期型で、651系はJR初期型=国鉄末期の続編みたいなものでこの両系列に共通部分は多い。2系列あっても部品確保はその点比較的容易とも考えられる
秩父鉄道なんかはパレオと並ぶ目玉商品として651系を取った方が良い。伊豆箱の駿豆線は20㎞にも満たないが、秩父鉄道本線は全線で71㎞ある、特急車はある程度の距離を走ってこそ生きるというもの。どうせ余生を送るというなら、伊豆箱駿豆線で快速運転で1日数往復でもして「客寄せパンダ」をやるという手もあるし、それはまた歓迎すべきアイディアになるであろう。小生は秩父鉄道で活躍して欲しいとも思う、同社線には高崎線から熊谷経由で列車が直通していた時代があったのを思えば尚更である。(上野~熊谷~三峰口/上長瀞/武州中川)
無論、両方ともという事なら勿論大歓迎。
当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。