Dufftown 街角ミュージック

穏健主義の波とマイナーパワーがこの世を救う

タグ:名古屋

9年前の2009年11月末の事だった。ウィスキーフェスティバルが名古屋で初めて開催された際(この時点で通算3回目だった)、小生も名古屋に密航していた。
翌日まで名古屋に滞在したので帰京する前に撮った夜景を紹介する。前日(フェス当日)の悪天候とは打って変わって完璧に近い冬晴れだった


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オアシス21の地上広場から水の宇宙船を真中に、右はイラネッチケー名古屋放送センター、そして左はテレビ塔
smc DA 14mm f2.8 (21mm相当)を使用して撮影したが、見上げる様に撮影せざるを得なかった。そこでワイドレンズ特有のパースが凄かったので、RAW 現像時に大幅補正を強いられた。


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宇宙船とテレビ塔が重なる様な角度にチェンジして撮ったらこうなる

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東側(愛知芸術文化センター寄り)のアングル、宇宙船とテレビ塔のみに近いシンプルな構図

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真っ赤な光のリングがあったのでそれも入れようともっと下がって撮った絵がこちら

この時は宇宙船屋上の園路から撮る事はしなかった。この時は11月末という事で久屋大通公園のX'mas イルミネーションを狙った。

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バックにタワー+手前にイルミという絵を載せておく。イルミネーション自体ははっきり言って大した事はなく、一寸一杯食わせ物感が残った。
ただ、こんな絵であっても今年限りで撮れなくなる公算が高い。



~「ジレンマを感じる事すら許さない事態」とは何か?~
御存知の方も多かろうがテレビ塔は来年1月から約1年半の時を掛けて耐震工事を含めてリニューアルされる。その間は当然、夜のライトアップも無くなる。前記事で紹介した展望室も閉鎖されるが、リニューアル後に展望室が残るかどうかも判らない。名古屋の重要な夜景撮影スポットが再開する事なく消えてしまう可能性だってある。運営会社としては展望室を高級レストランに変えたい意向がらしい。
久屋大通の公園も北側からリニューアルが始まる。北は外堀通から栄のエリアを縦貫して南は若宮大通まで連なる長~~い公園だが、錦通以北のエリアから始めて他のエリアも順次リニューアルして行く模様である。


2011年のアナログ放送終了以降はテレビの送信タワーではなくなりマルチメディア送信のみとなった。そしてこの事で経営が悪化し存廃問題が浮上した、それが 5年前。
それでも名古屋の中心部のシンボルとして存続し続けてはいるが、その周囲に新しく建設されているのはビジネスホテルばかりの様らしく、これだけの街にしては夜景が冴えないという方のジレンマはまだまだ続く様である。





冒頭で述べたウィスキーフェスティバルで出会ったボトル達をほんの一部ではあるが載せて行く。この中にはレジェンダリーな神ボトルもある!

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左=Talisker 12yo 45.8% celebrating a deacde of Friends of the Classic Malts
Diageo のウィスキーファンクラブであるFriends of the Classic Malts 10周年を記念して2007年にボトリングされた物。このファンクラブはディアジオ誕生と同時に設立された事になる
右=BRORA 30yo natural cask strength 56.6% released in 2004 = 3rd release
2002年から始まったBrora のスペシャル限定リリース。毎年1回ずつ去年までは続いているので 16th まである。2010年の 9th までは30年だったが、その後は32年、35年という具合に年数が上がっている。まぁ当然だが・・・。
aged 30 years として出されていた頃のこのシリーズは超弩級神ボトル連発だった様に記憶している。



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左=Highland Park 25yo 51.5% bottled in 2000
金色ラベルの25年は1995年と2000年にリリースされたが、こちらは2000年リリースの方。因みに1995年の方はラベル下部に dumpy と書いてある。
どちらにせよまさにハイランドパークの金字塔、同蒸留所史上最高とも称せられるウルトラ級の神ボトル! 「今日この地上世界が終るなら、最後にこれをもう一度飲みたい」とすら思える(大袈裟


右=Glen Grant 1969 39yo 48.4% Jack Wiebers Auld Distillers Collection
この時代この手のイベントでは60・70年代蒸留の超美酒達をテイスティングする機会も恵まれていた。


何せ2万円で70年代蒸留のボトルを買ってもお釣りが来たし、60年代蒸留の物にも手が届く可能性があった。極最近になってウィスキーに触れた若い世代のファンからすれば御伽噺にしか聞えないと思うが、10年位前はこんなものだったのだ。
今から思えば何とも幸せな時代だったと、今更ながらに記憶と記録を噛み締める小生である。


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左=Millburn 1975 25yo 61.9% UD Rare Malts
Inverness (インヴァネス)にあった3つの蒸留所の一つがこのMillburn (ミルバーン)。3つともそもそも地味な存在だったのが災いして1983年に纏めて閉鎖された。UD Rare Malts のシリーズも見かけることは殆ど無くなったが、15年位前は平行品なら1万円そこそこで手に入れられたのである。


右= Coleburn 1968-85 17yo 46% W. Cadenhead black dumpy
今や伝説となったケイデンヘッドのブラックダンピーシリーズ
46度の加水タイプだったが、これが若しカスクストレンクスだったら無理してでも買っていたか?

Coleburn (コールバーン)はスペイサイドはエルギン地区(Elgin)にあった地味な蒸留所だが、この時代少しはボトラー物が出回っていた。1980年代の所謂ウィスキー不況の煽りで1985年に休止し、そのまま閉鎖された。この蒸留所の評価は決して低くなかったが、シングルモルトとして出される事は殆ど無かった。蒸留所名の由来は Chacoal =炭である、昔は木炭の主要生産地だった事に依る。


ウィスキーフェスティバルが名古屋で開催されたのは、この時の一度限りである。運営に関してのトラブルが噴出したのがその原因とされる。その後名古屋はウイスキーイベント空白地帯の様になったが、最近ではウイスキーラバーズというイベントが行われている。




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名古屋というとこの国の五指に入る様な大都市でありながら、夜景のイメージは薄い。夜景スポットも元々限られてはいるが、2005年に名駅のセントラルタワーの展望室が閉鎖されてからは更に少なくなった。

この記事で紹介する絵は、今から丁度10年前=2008年8月に撮影したものである。その時の事を思い出すと何といってもリーマンショックが直ぐに迫って来ていた。セントラルリーグのペナントレースではトップを行っていたのは阪神だったが、8月も後半になると巨人軍が一気にまくって迫っていた。(この後所謂「メークレジェンド」が起きる)
そんな中、小生はある用事があって急遽名古屋に2泊3日で行く事になり、その2日目の夜に撮影したのがこの絵である。この時期の名古屋は「にっぽんど真ん中まつり」の最中で栄・錦という中心部はかなり賑っていた。


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何処で撮影したかは直ぐにお分かりだろうか?
言うまでもなく久屋大通にあるテレビ塔の展望室である。こうして見ると名古屋には高い建物が少ないのが判る。こちらは南方向=大須方面を向いたショット


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こちらはオアシス21が眼下に大きく写っているが、南東方向=鶴舞・千種方面を向いてのショット。
ここである事にお気付きにならないか?
絵全体が霞んでいるというか濁っている事である。実を言うとこの日はほぼ1日中雨だったのであるが、雨天で夜景を撮影したらいつもと一味違った感じの絵が撮れるのではないかと思ってチャレンジしたのである。


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東方向=名駅方面を向いたショット、中央奥に見えるのがセントラルタワーという事になるが、撮影したのは土曜で、丸の内や伏見といったオフィス街のエリアなので灯りが少ない。しかも折からの雨で窓ガラスの汚れも更に強調されてしまう

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北方向=名城公園方面を向いてのショット、手前を横切る大通りは桜通
こちらもオフィスや役所が多いエリアなので土曜となると光量は少なくなってポイントが下がってしまう



何故、ジレンマなのか?
都市夜景において、ランドマークになる様な建物ライトアップされているか若しくは灯りが多いものがあるとポイントが上がる。名古屋の中心部には其の類のものは殆どない、このテレビ塔こそ思いっ切りポイントを稼げる貴重な存在なのである。なのに、そのテレビ塔の展望室に入っての撮影は、当然その貴重な存在抜きで絵作りしなければならない事を意味する
この展望室からなら名古屋の一番美味しい部分を隈なく見下ろしてパノラマ的夜景を楽しめるのだが、唯一で一番ポイントの高い物が入らないという事が大きなジレンマになってしまう。名古屋の街にもっと華やかさがあればこんな事は無視出来るが、見ての通りなので行き着く所は「これやから名古屋はオモロないねん」という話になりがちである


実を言うと、このジレンマを感じる事すら出来なくなるという事態がもう直ぐに迫って来ているのである。そこは次の記事で触れる事とする。



この夜景を撮影した日は天候が芳しくなかった事もあり午後は、先述の「にっぽんど真ん中まつり」を見物してみる事にした。名古屋を代表するイベントという事もあって久屋大通公園のステージでは色々なパフォーマンスが展開されていた。

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小生がそのステージエリアに足を運んでいた時間帯に、丁度ある女性シンガーのステージが始まっていた。ステージに近い席に空きを見つけたのでそこに着座、70-200 をテレ端まで伸ばして何とか撮影したのがこの娘の画像だった。この娘の名前も覚えてはいないが、恐らく当時20代で中京地区をベースに活動していた人なのではないかと推測される。
この絵自体はセレンディピティ(serendipity)的に撮れたものではあったが、小生の今の機械とテクニックがあったならもっと良い絵がそれなりの数確保出来たかも知れないのだが・・・


蛇足だが、この翌日は常滑まつりを見物し、その序で常滑駅で名鉄を少しばかり撮影した後帰京する事にしたのだが・・・
静岡県内の複数個所で起きたゲリラ豪雨で新幹線のダイヤは運転見合わせが起きる等でもう滅茶苦茶、乗ろうと思っていた列車(N700系 N 編成=現・K 編成)には15分遅れで乗れたのだが、途中でノロノロになるわ止まるわの繰り返しで品川駅に着いた時は90分遅れ、そこで更に東京駅の線路がなかなか空かずに出発出来ないという事態が発生。
ここまで来たら120分遅れになってもらって特急料金半額払戻を狙おうと列車内で粘ったのが功を奏し東京駅に130分遅れで到着!
ところが、それで小生はクタクタになってしまい、外は大雨という事もあって自宅までタクシーを利用する羽目に・・・、払い戻される特急料金よりタクシー代の方が高く付くというオチになってしまった
因みにゲリラ豪雨という言葉が一般化したのはこの頃だった。





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Part 4 では名古屋高速寄りの所からのアングルの画像を紹介する。
 
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高速側から北を向いたアングルのショット、あおなみ線が光の筋を残す。
見ての通り、向野橋自体はトラス橋である。 向野橋は元々は山陰本線の保津川に掛っていた橋梁である。列車脱線事故で損傷を受け、修理の後も使われたが、線路を新たに付け替えたのに伴って役割を失い、名古屋に引っ越して来た。鉄道橋としての役目を果たした後、道路橋として線路を跨いでいるのである。

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名古屋高速黄金出入口側に寄ったアングル。 フェンスも低く、トラスの間から広角レンズを覗かせてもケラれない所も多いので、アングルの自由度は高い。

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私は広角レンズを使い撮影したが、アングルによっては望遠系レンズで大胆に切り取り、名駅周辺のビル群を線路に引き寄せる様にして撮る方法も考えられる。(


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Mar. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。




)望遠系レンズの圧縮効果=距離が離れている複数の被写体の距離が縮んで映る、を利用する。遠近がなくなって、遠くのものが近くに見えるので、遠くのものを引き寄せた様な効果が画像上で現れる。この場合、望遠レンズなので被写体深度に注意されたい。



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向野橋(こうやばし・正式には向野跨線道路橋)は名古屋市中村区にあり、近鉄名古屋線米野駅から徒歩5分程度、JR 東海名古屋車両区を跨ぐ橋として有名で、列車の走行写真も撮影出来る様であるが、実は夜景スポットとしても穴場的存在である。

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Part 2 からの続きだが、東方向で線路に対してほぼ正面のアングル。
列車通過時にシャッターを切るのが正解。露光時間を考えて、先頭部分のフレームアウトのタイミングを計るのは結構難しい。
シャッターを切り終わる時に先頭がフレームアウトする様にシャッターを切れるのが理想。


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テールライトを光の帯として入れる。後追いの応用という所だろうか?これもシャッターを切るタイミングには注意が必要である。フレームインしてからシャッターを切ったのでは遅いという事になる。 車や列車の様な動体から光の帯だけ頂くというのは、夜景写真ならではの醍醐味の一つといえる。

Part 4 に続く


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向野橋(こうやばし)近鉄名古屋線米野駅から徒歩5分程度、JR 東海名古屋車両区を跨ぐ橋として有名で、列車の走行写真も撮影出来る様であるが、実は夜景スポットとしても穴場的存在である。
掲載する画像は、2012年9月中旬に撮影したものであるが、今回は東=名駅方向の画像を紹介する。西方向にまだ明るさが少々残る時間に東方向では夜景ベストタイムになるので逃さないようにしたい。


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左奥に映るのは名駅界隈、セントラルタワーやミッドランドも入っている。21㎜相当の超広角で撮ると、名駅周辺の高層建築、鉄道、更には名古屋高速まで入れられる。単純に考えれば夜景としてのポイントは相当高いという事になる。
列車の往来が無い時、名古屋高速の黄金入口に入る車を光の筋にして捉えるとこういう絵になるが、はっきり言って地味である。


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アングルを変えて、関西本線を正面に見る形で撮る。正面には関西本線の列車、右側には高速を行き交う車を光の帯として同時に入れるとそこそこ美味しい絵にはなる。
関西線もあおなみ線ももっと運行頻度を上げてくれるか編成を長くしてくれると此処の夜景もポイントが上がるのだが…


Part 3 に続く


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