Dufftown 街角ミュージック

穏健主義の波とマイナーパワーがこの世を救う。 連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう

タグ:ボトラーズ

今回も9月18日の3社合同試飲会のネタの続きになるが、一寸待った! 一寸待った! 
Part 2 でもまだ連休前日かよ?


書き始めた時、試飲会は単なるプロローグにするつもりだったが、ネタが結構大きくなったのでここまで引っ張る。
いよいよこの日のメインイベント、 Blackadder のブースに乗り込んで有料試飲。 Blackadder は今年で創業20周年!
その総帥であるRobin Tucek 氏はこの手のイベントで良く見かける、一体何回来日したら気が済むのであろうか?ww
Blackadder と言えば、何てったってRaw Cask シリーズ!その中から…

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左=Glen Garioch 1990 23yo 58.4% (樽は恐らく通常のホグスヘッド)(試飲料金¥200)
80年代以降随分ヘンチクリンな物を出しては評価を落としまくった感があるこの蒸留所だが、1990頃から徐々に立ち直って行った感がある。このボトルも大人しいが正統派のハイランドモルトという感じ。
 
右=今回の超スペシャルアイテム・Macallan 1989 60.5% matured in a Sherry butt
見た目にMacallan らしいシェリー樽な感じが分る。 Raw Cask の中でも特別な超高級品と位置付けられるStatement からの一本。如何にもという仰々しいパッケージで、その名の通り声明文みたいな紙が付いている。
このStatement と名が付くボトルは価格も良く言えば特別、悪く言えば超ぼったくりww! 
よって試飲はパス! Blackadder はウィスキーだけではない!
以前からRum のボトリングも結構多い


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この夏、日本でも発売されたRaw Cask シリーズのラムが並んでいたが、その中から2点を紹介する(料金:¥100~200)

左=Guadaloupe 島のBelvedere 蒸留所から、1998年蒸溜の17年熟成・57.5%
結構どぎつい色をしていたが、どっしりした中にも綺麗で滑らかな部分もある、なかなかの逸品。小生も結構期待をしていたが、ほぼ期待通り。 
Guadaloupe はフランスの海外領、ラムの名産地の一つMartinique 島の北にある。Damoiseau (Bellevue 蒸留所)がつとに有名。だが、Martinique やMarie Galante といったフランス海外領の他の島に比べてマイナーなのは否めない。(註1)


右= Guyana にある Diamond 蒸留所から2004年蒸溜の10年熟成・64.6%
Guyana (ガイアナ共和国)というと1976年に起きた人民寺院(People's Temple)による集団自殺のイメージが今も付きまとうが、ブラジルの北、エクアドルの東に位置し、南米唯一の英語圏であると同時にラムの重要産地。嘗てはPort Mourant、Versailles、Enmore 等の蒸留所も存在したが、統廃合と再編が行われて Uitvlught、Demerara、Diamond の3ヶ所に事実上集約された様な状態になっている。(註2)
そして、ウィスキー、ラムに留まらない!遂にCognac までリリースしてきた!


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Brugerolle というCognac でも老舗とされるネゴシアンの原酒をボトリングしたものが2種。(共に一回300円)

左=1993年蒸溜の21年熟成、度数は57.3度、Grand Champagne Cognac の表記
Cognac には幾つかのエリアがあるが(註3)、最高とされるGrand Champagne エリアの原酒100%少々スパイシーでタニックな要素も強く、若干の収斂性を見せる場面もあり、全体的にタイトでドライな感がある。ウィスキーファンへのアピールもし易いタイプと見た。ただ、同時に繊細さも持ち合わせていて、資質の高さは充分  
右=1989年蒸溜の25年熟成、度数は60.7度 こちらには単にVintage Cognac と書かれている。複数エリアからのブレンド原酒か? Cognac としては大変理想的なバランスを持っているのはこちらであると見た!ボディも香りもしっかりと押して来て、しかもまろやかで甘美。余韻、残り香も充分! 
ただ、この両者についてだが…、如何せん価格が高過ぎる! 


この日の夜はWhisky Live Party 2015がパークホテル東京で行われた。合同試飲会と掛持ちしたい気持ちもあったのは事実だが、事情によりこちらもパスしてしまった。
シルバーウィークは大々的な酒活連発で始まる筈だったが、酒活はこの試飲会のみになった。 ここ数年の酒(特にウィスキー)関係のイベントは興醒め状態である。
その背景としては、価格高騰、酒のグレードダウンが一層進んでいる事が何より一番大きい。近年製造のモルトウィスキーがブレンデッドのオールドボトル(80年代又はそれ以前)に対して劣るという一種の逆転現象すら散見される。こういう所に加えて、大手の会社がこの手のイベントでものさばり過ぎている感もある。


まともな酒が現実的な価格で飲めなくなる日がもうそこまで来ている事を実感させられるこの頃である。

次回=Part 3 から漸く連休本番の話に入る


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Oct. 2015)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



(註1)嘗てはCourcelle、Duquesne 等の蔵も存在したが、Courcelle は既になく、Duquesne はMartinique にあるLa Mauny 蒸留所に吸収されている
(註2)Enmore にあった木製コフィスティルはDiamond 蒸留所に引き継がれているが、これは現存する世界最古の連続式蒸留機とされる。Aeneas Coffey が1831年に発表した所謂パテントスティル(patent still)を忠実に再現している。
(註3)コニャックの生産地は6つのエリア(cru と呼ぶ)に分れる。 Grande Champagne が洗練された最高の酒を産み出すとされるが、これにPetite Champagne が続き、他にはBorderies、 Fins Bois、Bons Bois、Bois Ordinaires が存在する。




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今年の9月と云えば、8月下旬から続いた秋の長雨に祟られ、前半は雨ばかりで、挙句の果てには鬼怒川が決壊したあの大水害。その影響か、野菜類の価格は相変わらず高値を維持してしまっているorz。
そんな中、月の後半になるといつの間にか作られた「シルバーウィーク」がやって来た。 小生からするとこういう大型連休は迷惑である。何処に行くにも列車やバスの切符は取れない、ホテルも取れない、車を走らせりゃ渋滞だらけで時間をドブに捨てる破目になる。何も良い事は無い!
レジャーや観光をこの国の起爆剤にしようというアホな幻想を馬鹿の一つ覚えみたいに振り翳している時点でこの国の将来は無い


真にバカバカしい大型連休の中で小生は遠出をする事は無かったが、色々とイベントはあったので、ちょこまかと出かけてはいたのである。 先ずは5連休前夜祭となったのは18日の金曜だった。 18・19日の2日間、秋葉原UDX ではModern Malt Whisky Market 2015 が行われていた。(一般公開は19日のみ)だが、それはパス!
今年から開催方式が変った事もあるが、それ以前にこのイベント自体が年々グレードダウンして興味が失せていたのである。

同じUDX で行われたリカーズハセガワ Blackadder ガイアフロー合同試飲会にだけ足を運んだのである。
合同試飲会としてガイアフローのウェブサイト上では大々的に告知されていたので、そこそこの大きさを想像していたが、会場に着くとそれは見事に裏切られ一瞬言葉を失う破目に…
会場とは言っても、UDX 4階の一角にある本当に小さい一室だったのである!
だからと言って只呆然としている訳には行かないので、早速試飲に取り掛かった。本当に小さい所だったので、ブースと言っても片手に余る程度の数www
ハセガワは言わずと知れた東京駅八重洲地下街にある有名な酒屋。Blackadder は今や超有名なボトラー(瓶詰業者)である。ガイアフローはまだ御存知ない御仁も多いかも知れないが、来年にも静岡市葵区に蒸留所をオープンさせるあの会社と云えばピンと来るであろうか?
同社は2013年静岡市清水区で営業開始、Blackadder、Amrut、Asta Morris 等のエージェントとして頭角を現している。
この夏に落札した旧メルシャン軽井沢蒸留所(註1)の蒸留設備を、静岡蒸留所移設して使用するプランも明らかになっている。


さて、試飲会に出たボトル達を紹介して行くが、供するボトルをレベルアップさせる事と引き換えに、有料試飲を導入。
並んでいるアイテムの大多数が一杯10㏄位で100~2000円の有料試飲という結果に…

先ずはフィンランドで去年創業したキュロ・ディスティラリー(ISO KYRO)のジンやライウィスキー等を試飲(無料)(画像なし)

続いては、オランダのジンで有名なZuidam のブースに移動し、更に " Imperial Tribute " なるスコッチウィスキーの紹介ブースに


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左=Zuidam の主力商品であるジンから、Dutch Courage 44.5% 1000ml入り (無料試飲)
オランダがジンの発祥地、という事でオランダ産のジンはジュニパーの風味がシンプルに出されている物が多い中、コイツの場合は、最初こそジュネヴァという感じだが、その後ハーブ系やシトラス系の香味が強く出て来る。イタリア等で60・70年代位に作られていたジンを想起させる部分が有った。
1000mlで3000円程、700ml換算で2100円位なので、コストパフォーマンスは上々か。飲み方は何と言っても軽く冷やしてストレートで飲むのが最適。
もしカクテルベースとして使うのであれば、使える場面は限られる上に、使い方にも注意が要るであろう。


右=Millstone 12yo Sherry cask 46% (試飲¥100)
Zuidam が生産するウィスキーの一つ。オランダ産のシングルモルトなので、" Dutch Single Malt Whisky " と表記されている。



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左=Millstone Rye Whisky 100 50% (試飲¥100)
ラベルを見ると、100の文字が幾つも並んでいる。 100ヶ月熟成、100 U.S. proof(=50度)、ライ麦100%、100%スモールバッチ、100%オランダの風車を使って破砕、100%ポットスティルで蒸溜、100%アメリカンオーク新樽熟成、100%ハンドメイド
確かにライウィスキーらしい味わいはしっかり感じられるが、アメリカのトップクラスのライウィスキーと比べると…、一寸見劣りがするか。
ブースを移動して…


右=Imperial Tribute blended malt whisky 46% (無料試飲)
これで一本¥27000也(爆) 
複数の蒸留所からのモルトで、熟成年数も10年~40年と様々な原酒をブレンドし、マデイラ樽(註2)でフィニッシュしたとの事。元々、ギフト用に開発された商品という事もあり、" exclusively bottled for 〇〇〇 " という形でラベルに職人さんが名前を入れてくれるというオマケ付き(草)
ただでさえも価格高騰が激しいこの折、そんな要らん事して更に値段を釣り上げるのは止めてくれ!
最初は若い原酒の比率が高いのかと思わせながら、後から長熟な原酒のキャラクターが少しずつ顔を覗かせて来る。
全体の平均熟成年数は25年程度になる様にはブレンドしている様である。


この日の試飲会、実はこの後が本番… でもそこは次回、Part 2 にて!


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Oct. 2015)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



註1)1955年大黒葡萄酒(=オーシャン)の許で創業、62年からはメルシャンの所有に(会社買収による)ゴールデンプロミス種麦芽とシェリー樽にとことん拘って操業していたが、2000年に生産停止。2006年にメルシャンがキリン子会社になり、キリン所有になるが、2012年に敢無く完全閉鎖
某・甲〇園球〇みたいに一面蔦で覆われていたので有名だった建物は御代田町役場として再利用されるが、製造設備はガイアフローディスティリング(株)に落札された。
幻のウィスキーとして世界的に珍重される様になり、先月2日には香港のオークションにて1960年蒸溜のボトルが約1400万円程で落札された。
註2)マデイラ(Madeira)はフォーティファイド(酒精強化)ワインの代表選手。生産地は勿論ポルトガル領のマデイラ島(Cristiano Ronald の出身地としても有名)ワイン発酵の途中で葡萄由来のニュートラルスピリッツを加えて発酵を強制終了。樽詰し、数か月間~数年間は40~50度の温度帯で加熱熟成。その後自然に冷却して更に数年~数十年の熟成に入る。




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先年11月、近畿に出張(遠征?w)した折に京都は先斗町にあるBar Luckenbooth さんで頂いたのが、このウィスキーであった。(関連記事はこちら
Speciality Drinks (スペシャリティ・ドリンクス)は、The Whisky Exchange(ウィスキー・エクスチェンジ) (註)系列のボトラー。" Elements of Islay "、" Port Askaig "、" The Single Malt of Scotland "、" The Whisky Trail "等のシリーズをリリースしている。


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Sherry cask とラベルにも書いてあるが、シェリー樽は殆ど感じられない。明らかに2nd or 3rd fill である。色はストローとイエローの中間だが、かなり薄い。 ジャーマンカモミール、エルダー、蜂蜜、花の蜜のニュアンスが先行し、その後フルーティーさが増殖して行く。洋梨、リンゴ、花梨、黄桃、パイン、パパイア等が登場!
トフィー→生キャラメルの様な舌触りを出してきて、更にクレームブリュレを経てフルーツタルトに移行する。 モルト的な甘みは結構強く、丸く広がり。アフターもそれなりに長い
この件だけ聞くと結構に思えるが、Clynelish の王道でなない


この蒸留所に本来求められるようなキャラは殆ど感じられない。 90年代の作風でありがちなものだと言えばそれまでで、そこそこの美酒であるのは間違いない。それでもClynelish というには納得し難い、あくまでも私的見解ではあるが。Masterpices=最高傑作と名乗る程の物とも思えない。

フルーティーでハイトーンな部分を表面にしながらも、ワクシーでオイリーな所がある程度明確で、ピートとは違うスモーキーさが微妙に存在し、ダークトーンな部分の裏付けもあるのがClynelish という蒸留所の王道とするなら、このボトルは外れている。

Les Meilleurs Vins de France
的な感じで点を付けるとするなら…、17or17.5 / 20

Bar Luckenbooth
のブログは、こちら

(註)
Sukhinder & Rajbir Singh 兄弟が1999年に設立した酒商。両親は1973年からロンドンで" The Nest "という酒問屋を営んでいたが(1992年にOff Licence と改名)、1999年にリタイアした。その際、この兄弟は両親の事業を売却し、ウィスキー等のネットによる販売・取引を始めるべくThe Whisky Exchange を設立した。各種のハードリカーやワインの膨大なストックを持ち、世界の酒販業界にその名を轟かす存在である。今ではネット販売のみならず、大きな実店舗をロンドン市内に構えている。


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mstw17sesn02Mosstowie 17yo 66% Sestante

派手目で主張が強い中にも僅かにポップなテイストを入れたこのラベルデザイン、地色もマゼンタ被りではなく、元々淡いピンクなのである。
Mosstowie なんていう恐ろしく地味な酒を派手な見た目のボトルに入れてあるという一種のアンビバレンスww
80年代前半のリリースと思われるので、蒸留は60年代中期位か?


色はアンバー 微妙なエステル感から入り、薄いシェリー感、樽は2nd fill Sherry の様である。
シナモン、ホワイトチョコ、杏、洋梨と出て来て、エステル感からトロピカルフルーツ感が出る。そこにアーモンドクリームが加わって、少々フルーツタルト的なニュアンスになる。カスタード(クレームブリュレ)にアップルパイ。
何せ、66%という度数ではアルコール感は爆裂であるが、このアルコールに引っ張られるようにしてモルト感が出て来る。そして、何故か塩っぽさまで感じられる。 ただ、少々緻密さには欠けるきらいがあり、フィニッシュにかけての伸びやかさも期待値に届かず、余韻もmedium long という程度。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点と付けるなら…、17.5/20

非常に乱暴な見解ではあるが、スターになれない所詮日陰の存在でしかなかったその理由がどことなくでも分る気がした。

今更説明するまでも無い事とは思うが、Miltonduff 蒸留所には嘗てローモンドスティルが設置されていて、このスティルから作られたモルトがMosstowie だったが、1981年で生産終了し通常のスティルに置き換えられた。
Miltonduff は、Glenburgie 同様、あまり派手ではないものの、高く評価される実力派の蒸留所(両者ともBallantine's の主要原酒)。 因みに、Glenburgie にあったローモンドスティルからはGlencraig が作られていた。MosstowieGlencraig 共々実験的な存在から出られず、あまり陽の目を見ずに終わった理由としては技術的な部分と蒸留所の置かれた状況の変化の両方があると言える。
ローモンドスティル(Lomond still)はHiram Walker(1937~88年までは Ballantine’s の親会社)の技術者だったAllistar Cunningham によって1955年に開発された。一つの蒸留所で複数種類の異なるタイプのモルトを自在に作り分ける技術の開発の為だったといわれる。 ネックの部分が太い円筒になっているのが特徴で、その中に角度可変式の棚板が複数段存在し、ラインアームも角度可変になっている。
ローモンド・スティルはその名の通り、Loch Lomond は言うに及ばず、Inverleven にも設置されたが、1基は後にScapa に移され初溜釜になり、Inverleven にあった1基は2010年にBruichladdich に渡った。



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ドイツのボトラー、Jack WiebersAuld Distillery Collection からの一本。京都市の名店、某「〇家」で頂いた。 ボトリングは約10年前なので、プチオールドボトル位の域か?

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色は赤めの濃いブラウン、マホガニーまでは僅かに届かない程度。勿論、1st fill Sherry Cask! 予想通り、ゴツいシェリー感の先制パンチで幕が開く、そして言うまでもなく、高レベルなブドウ風味が全開。 そこから、ビターチョコ、エスプレッソ、バルサミコプルーン、ブラックチェリー、ドライフィグ(黒)、Armagnac、Cognac 漬けのミックスドライフルーツ そういう間にも、時折ゴム、エステル臭が感じられることもあるが、再びシェリー感に戻る。

舌の上ではラズベリー等の赤系果実のニュアンスも時折顔を出す。 1st fill のSherry Cask で30有余年なので、樽由来と思われる渋みや苦みも微かに感じられる場面もあったが、これは許容の範囲内と考えるべきであろう。又、味の展開がややゆっくりだったのもこの手のウィスキーにはよくある事である。
 
総体的に樽が優勢に見えるものの、樽に押されないだけの充分な厚みと複雑さがあり、シェリー樽とワイン的果実味、そしてモルト感が融合してフィニッシュに向う。 余韻もしっかりしているので、単なる "Sherry Monster" では終わらない。
トータルなシルエットは、麦で作った赤ワインという風情である。この蒸留所のイメージとはかけ離れている感はあるが、60年代蒸留の底力も透けて見える。



この日は朝から奈良に行き、午前午後で5時間以上鉄活し、大阪経由で西宮に行って買物(酒活の一環)し、阪急で京都に移って酒活というハードな一日だったが、その締め括りとしてはなかなかの一杯だった。これで葉巻でもあれば昇天間違いなしだったか?

実は、小生が2011年秋にこの店を訪れた時にもこのボトルを見ていたのだが、その時は開栓前だったので断念。2年越しで願いが叶ったという形になった。

Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付ければ、18or18.5 / 20


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