Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

記事並び画像の無断使用転載はこれを固く禁ず!
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風景

名古屋夜景のジレンマ 其の弐 ~9年前の絵から~

9年前の2009年11月末の事だった。ウィスキーフェスティバルが名古屋で初めて開催された際(この時点で通算3回目だった)、小生も名古屋に密航していた。
翌日まで名古屋に滞在したので帰京する前に撮った夜景を紹介する。前日(フェス当日)の悪天候とは打って変わって完璧に近い冬晴れだった


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オアシス21の地上広場から水の宇宙船を真中に、右はイラネッチケー名古屋放送センター、そして左はテレビ塔
smc DA 14mm f2.8 (21mm相当)を使用して撮影したが、見上げる様に撮影せざるを得なかった。そこでワイドレンズ特有のパースが凄かったので、RAW 現像時に大幅補正を強いられた。


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宇宙船とテレビ塔が重なる様な角度にチェンジして撮ったらこうなる

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東側(愛知芸術文化センター寄り)のアングル、宇宙船とテレビ塔のみに近いシンプルな構図

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真っ赤な光のリングがあったのでそれも入れようともっと下がって撮った絵がこちら

この時は宇宙船屋上の園路から撮る事はしなかった。この時は11月末という事で久屋大通公園のX'mas イルミネーションを狙った。

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バックにタワー+手前にイルミという絵を載せておく。イルミネーション自体ははっきり言って大した事はなく、一寸一杯食わせ物感が残った。
ただ、こんな絵であっても今年限りで撮れなくなる公算が高い。



~「ジレンマを感じる事すら許さない事態」とは何か?~
御存知の方も多かろうがテレビ塔は来年1月から約1年半の時を掛けて耐震工事を含めてリニューアルされる。その間は当然、夜のライトアップも無くなる。前記事で紹介した展望室も閉鎖されるが、リニューアル後に展望室が残るかどうかも判らない。名古屋の重要な夜景撮影スポットが再開する事なく消えてしまう可能性だってある。運営会社としては展望室を高級レストランに変えたい意向がらしい。
久屋大通の公園も北側からリニューアルが始まる。北は外堀通から栄のエリアを縦貫して南は若宮大通まで連なる長~~い公園だが、錦通以北のエリアから始めて他のエリアも順次リニューアルして行く模様である。


2011年のアナログ放送終了以降はテレビの送信タワーではなくなりマルチメディア送信のみとなった。そしてこの事で経営が悪化し存廃問題が浮上した、それが 5年前。
それでも名古屋の中心部のシンボルとして存続し続けてはいるが、その周囲に新しく建設されているのはビジネスホテルばかりの様らしく、これだけの街にしては夜景が冴えないという方のジレンマはまだまだ続く様である。





冒頭で述べたウィスキーフェスティバルで出会ったボトル達をほんの一部ではあるが載せて行く。この中にはレジェンダリーな神ボトルもある!

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左=Talisker 12yo 45.8% celebrating a deacde of Friends of the Classic Malts
Diageo のウィスキーファンクラブであるFriends of the Classic Malts 10周年を記念して2007年にボトリングされた物。このファンクラブはディアジオ誕生と同時に設立された事になる
右=BRORA 30yo natural cask strength 56.6% released in 2004 = 3rd release
2002年から始まったBrora のスペシャル限定リリース。毎年1回ずつ去年までは続いているので 16th まである。2010年の 9th までは30年だったが、その後は32年、35年という具合に年数が上がっている。まぁ当然だが・・・。
aged 30 years として出されていた頃のこのシリーズは超弩級神ボトル連発だった様に記憶している。



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左=Highland Park 25yo 51.5% bottled in 2000
金色ラベルの25年は1995年と2000年にリリースされたが、こちらは2000年リリースの方。因みに1995年の方はラベル下部に dumpy と書いてある。
どちらにせよまさにハイランドパークの金字塔、同蒸留所史上最高とも称せられるウルトラ級の神ボトル! 「今日この地上世界が終るなら、最後にこれをもう一度飲みたい」とすら思える(大袈裟


右=Glen Grant 1969 39yo 48.4% Jack Wiebers Auld Distillers Collection
この時代この手のイベントでは60・70年代蒸留の超美酒達をテイスティングする機会も恵まれていた。


何せ2万円で70年代蒸留のボトルを買ってもお釣りが来たし、60年代蒸留の物にも手が届く可能性があった。極最近になってウィスキーに触れた若い世代のファンからすれば御伽噺にしか聞えないと思うが、10年位前はこんなものだったのだ。
今から思えば何とも幸せな時代だったと、今更ながらに記憶と記録を噛み締める小生である。


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左=Millburn 1975 25yo 61.9% UD Rare Malts
Inverness (インヴァネス)にあった3つの蒸留所の一つがこのMillburn (ミルバーン)。3つともそもそも地味な存在だったのが災いして1983年に纏めて閉鎖された。UD Rare Malts のシリーズも見かけることは殆ど無くなったが、15年位前は平行品なら1万円そこそこで手に入れられたのである。


右= Coleburn 1968-85 17yo 46% W. Cadenhead black dumpy
今や伝説となったケイデンヘッドのブラックダンピーシリーズ
46度の加水タイプだったが、これが若しカスクストレンクスだったら無理してでも買っていたか?

Coleburn (コールバーン)はスペイサイドはエルギン地区(Elgin)にあった地味な蒸留所だが、この時代少しはボトラー物が出回っていた。1980年代の所謂ウィスキー不況の煽りで1985年に休止し、そのまま閉鎖された。この蒸留所の評価は決して低くなかったが、シングルモルトとして出される事は殆ど無かった。蒸留所名の由来は Chacoal =炭である、昔は木炭の主要生産地だった事に依る。


ウィスキーフェスティバルが名古屋で開催されたのは、この時の一度限りである。運営に関してのトラブルが噴出したのがその原因とされる。その後名古屋はウイスキーイベント空白地帯の様になったが、最近ではウイスキーラバーズというイベントが行われている。



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名古屋夜景のジレンマ 其の壱 ~10年前の絵から~

名古屋というとこの国の五指に入る様な大都市でありながら、夜景のイメージは薄い。夜景スポットも元々限られてはいるが、2005年に名駅のセントラルタワーの展望室が閉鎖されてからは更に少なくなった。

この記事で紹介する絵は、今から丁度10年前=2008年8月に撮影したものである。その時の事を思い出すと何といってもリーマンショックが直ぐに迫って来ていた。セントラルリーグのペナントレースではトップを行っていたのは阪神だったが、8月も後半になると巨人軍が一気にまくって迫っていた。(この後所謂「メークレジェンド」が起きる)
そんな中、小生はある用事があって急遽名古屋に2泊3日で行く事になり、その2日目の夜に撮影したのがこの絵である。この時期の名古屋は「にっぽんど真ん中まつり」の最中で栄・錦という中心部はかなり賑っていた。


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何処で撮影したかは直ぐにお分かりだろうか?
言うまでもなく久屋大通にあるテレビ塔の展望室である。こうして見ると名古屋には高い建物が少ないのが判る。こちらは南方向=大須方面を向いたショット


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こちらはオアシス21が眼下に大きく写っているが、南東方向=鶴舞・千種方面を向いてのショット。
ここである事にお気付きにならないか?
絵全体が霞んでいるというか濁っている事である。実を言うとこの日はほぼ1日中雨だったのであるが、雨天で夜景を撮影したらいつもと一味違った感じの絵が撮れるのではないかと思ってチャレンジしたのである。


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東方向=名駅方面を向いたショット、中央奥に見えるのがセントラルタワーという事になるが、撮影したのは土曜で、丸の内や伏見といったオフィス街のエリアなので灯りが少ない。しかも折からの雨で窓ガラスの汚れも更に強調されてしまう

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北方向=名城公園方面を向いてのショット、手前を横切る大通りは桜通
こちらもオフィスや役所が多いエリアなので土曜となると光量は少なくなってポイントが下がってしまう



何故、ジレンマなのか?
都市夜景において、ランドマークになる様な建物ライトアップされているか若しくは灯りが多いものがあるとポイントが上がる。名古屋の中心部には其の類のものは殆どない、このテレビ塔こそ思いっ切りポイントを稼げる貴重な存在なのである。なのに、そのテレビ塔の展望室に入っての撮影は、当然その貴重な存在抜きで絵作りしなければならない事を意味する
この展望室からなら名古屋の一番美味しい部分を隈なく見下ろしてパノラマ的夜景を楽しめるのだが、唯一で一番ポイントの高い物が入らないという事が大きなジレンマになってしまう。名古屋の街にもっと華やかさがあればこんな事は無視出来るが、見ての通りなので行き着く所は「これやから名古屋はオモロないねん」という話になりがちである


実を言うと、このジレンマを感じる事すら出来なくなるという事態がもう直ぐに迫って来ているのである。そこは次の記事で触れる事とする。



この夜景を撮影した日は天候が芳しくなかった事もあり午後は、先述の「にっぽんど真ん中まつり」を見物してみる事にした。名古屋を代表するイベントという事もあって久屋大通公園のステージでは色々なパフォーマンスが展開されていた。

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小生がそのステージエリアに足を運んでいた時間帯に、丁度ある女性シンガーのステージが始まっていた。ステージに近い席に空きを見つけたのでそこに着座、70-200 をテレ端まで伸ばして何とか撮影したのがこの娘の画像だった。この娘の名前も覚えてはいないが、恐らく当時20代で中京地区をベースに活動していた人なのではないかと推測される。
この絵自体はセレンディピティ(serendipity)的に撮れたものではあったが、小生の今の機械とテクニックがあったならもっと良い絵がそれなりの数確保出来たかも知れないのだが・・・


蛇足だが、この翌日は常滑まつりを見物し、その序で常滑駅で名鉄を少しばかり撮影した後帰京する事にしたのだが・・・
静岡県内の複数個所で起きたゲリラ豪雨で新幹線のダイヤは運転見合わせが起きる等でもう滅茶苦茶、乗ろうと思っていた列車(N700系 N 編成=現・K 編成)には15分遅れで乗れたのだが、途中でノロノロになるわ止まるわの繰り返しで品川駅に着いた時は90分遅れ、そこで更に東京駅の線路がなかなか空かずに出発出来ないという事態が発生。
ここまで来たら120分遅れになってもらって特急料金半額払戻を狙おうと列車内で粘ったのが功を奏し東京駅に130分遅れで到着!
ところが、それで小生はクタクタになってしまい、外は大雨という事もあって自宅までタクシーを利用する羽目に・・・、払い戻される特急料金よりタクシー代の方が高く付くというオチになってしまった
因みにゲリラ豪雨という言葉が一般化したのはこの頃だった。





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春夏の夜景はつらいよ? ~春の神戸にて~

先月は京都大阪のみならず、神戸にも半ば強引な形で足を運んでいた。
遠征付き出張の2日目だったが、夕方前に大阪での仕事を終え、 JR で三ノ宮に向かい、そこから地下鉄海岸線でみなと元町へ。海岸線なんて乗るのは何年振りだろうか?平日夕時なのに乗客は少なめという所は相変わらずで流石であるww


何故こんなに強引な形で神戸に行ったのかというと、ポートタワー展望室からの夜景撮影を敢行しようとしていたのである。前回は何時だったか良く覚えていないが、記憶が正しければ約8年振りだろうか?
神戸に着いた時間はまだ18時前だった、4月下旬の神戸のトワイライトタイムは19時前なので、夜景撮影開始時間までは約1時間もある。ただ、空を見ると雲が増えてきていて所により俄か雨の予報もあった。そんな空模様で夜景撮影を敢行するか否か迷っていた小生であった。
そこで時間調整と様子見を兼ねて、3年振りにある店を訪れることとした。
その店の名は、 Mont Plus (モンプリュ)正式には Monter au Plus Haut de Ciel (空の天辺まで跳ね上がるという意味)


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ショーケースに残っていた生ケーキは2個だけ、その2個と紅茶を注文したが、店の光景も変っていない。ケーキ自体、相も変らずよく売れている様である、平日の18時で完売するのだから。
初めて足を運んだのが10年前だが、まだまだ人気は落ちていない。味のレベルもキープ出来てはいる様だ。そこには神戸の空気というバイアスも掛かっているのかも知れないが…


店を後にして、そこからは徒歩でポートタワーに向う。
肝心の空模様というと、雲がやや多い部分もあって、夜景撮影について確信が持てるものではなかったが、方角によっては雲の無い所もあった上に、ここまで来て引き返したら次のチャンスは何時になるか判らないので、決行する事にしてポートタワーに急いだ。しかし、その辺りも中国人を始めとしたアジア諸国の観光客が沢山いて、そこを掻き分けて展望フロアに急ぐのも一苦労だった。


本来ならsmc DA14mm f2.8 を使いたい所なのだが、出張先なのでDA star 16-50mm f2.8 を使用する破目になってしまった。実はコイツがとんだ曲者ぶりを発揮してくれてしまったのである。
この日着ていた上着を暗幕代わりに使用したが、これも結構大変な作業になった。


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日没時の空は東の方から暗くなる。東や北の方向から撮り始めるのが鉄則。こっちの方が群青なら西方向はまだ明るすぎる可能性がある。
このホテルオークラとカワサキワールドを手前に大きく入れた(入ってしまう?)東向きのショットから始めた。メリケン波止場~三宮界隈~ポートアイランド・六甲アイランド~阪神間のエリア~大阪湾というポートタワーからの夜景の鉄板的構図の一つで、神戸夜景のキングという感じだろうか。


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ホテルオークラを真ん中に入れた構図も撮った。
この東方向の2枚だが、これでもRAW 現像時にかなりいじくってこの感じに持ってきたのであった。夜警だと露出設定が結構難しい上に、カラーバランスもPC 上での調整必須。
そして上述した通り、DA star 16-50mm の曲者ぶりが思いっきり出てしまったのである。
全てワイド端の16mmを使用して撮影したのだが、RAW ファイルを帰京後にチェックすると、目前にこんな高い構造物があるのを俯瞰で撮ったので、頭でっかちに写った挙句、恐ろしく曲っていて見られたものではなかった。
目前の物をワイド側で撮るとどうしても樽型に歪曲しがちになるが、ある程度の距離のある所の風景に対し結構な歪曲が出るなんて予想外の結果だった。
結局その部分をガッツリ修正しなければならなかったので、元の絵からは狭くなってしまう。
そうすると「思いっきり広がる夜景」という感じではなくなってしまうか。



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ポートタワーの宣伝用の画像にもなっている、南西方向=モザイクやハーバーランドを望む構図。こちらもポートタワーからの俯瞰夜景の定番構図だが、東方向がキングなら南西方向はさしずめクイーン

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観覧車の色違いになるショット

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ハーバーランドを真中にした西南西方向のショット。観覧車は無くとも光量は十分で、画面右奥には山の稜線も入っている(菊水山、高取山、鵯越あたりか?)
空に僅かにでも明るさが残っていれば、山の稜線も近くに入れられるというのが神戸らしい。


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更に西方向に向きを変えて撮るとこういう絵になる。稜線も更に近くに入り神戸の地形がよりはっきり判る。

あまり問題なく撮れている様に見えるであろうが、ここに載せた絵は悉く歪曲等の修正をかなりかけている。この構図でも看過出来ない歪曲等が生じたためである。歪曲は近めほど出易い事もあるのだが、画面中央付近で歪曲が目立つのは参った。
16mmより14mmの方がワイドな分歪曲が出やすいのかと思ったら然にあらず。8年前に14mmで撮影した時の絵の方が歪曲は明らかに少なかった。
このDA star 16-50mm f2.8 はシチュエーションによっては歪曲が強くなるレンズだという事をしっかり意識して使うしかない。14mmは単焦点という事もあるが、それがいかに優秀かを図らずも再確認してしまった。


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西北西方向、山側を望んでも空に僅かに明るさが残っているので、山の稜線がよりクッキリ出る。4月下旬の日没時の太陽の方位角は凡そ285度なのでこうなる。

レンズの歪曲にも参ったが、これは季節を選ばない。これと同じ位に参ったのは空の色とクリアにならない空気であった。
春夏は気温が高くなる、空気中に含まれる水蒸気も増える、どうしても空気は濁りがちになる。しかも夕方以降気温が下がりだすとそこから曇り出す事も多い。更に関西を含む西日本では黄砂が飛来するリスクも高い。よって、春夏は空色が綺麗に出せる可能性はどうしても低くなってしまう。実際RAW 現像をして、出来を確認すると空色が何処か濁っていて綺麗に出ていない上に、遠くの部分の写りもやや好ましくない感じに見える。
澄んだ群青色の空が表現出来てこそ納得の行く夜景が撮れるのであるから、夜景撮影に関して春夏シーズンが超ツライのはお判りいただけるか?
今更ながら、夜景は秋冬が一番! 秋冬の時期に14mmでリベンジするべし! 勿論オフィスに灯のあるウィークデイにである!
そして何と言っても…、神戸は夜景スポットのホームラン王です!





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さてポートタワーを後にした小生は三宮に急いで戻り、僅かながらだが神戸の夜を更に楽しむ事とした。小生が夜を楽しむといえば、勿論飲み歩き

神戸には一度足を運んでみたかった店もあったのである。その店の名は、Bar うさぎ。シェリーを主体としたバーである。
バーというと茶色や黒の扉を開けて入るイメージだが、この店は一風変っている。
エレベータから出ると、廊下は無くしかも扉も無くあるのは大きな暖簾のみ。いきなり店内なのである。バーとは思えない光景に面食らった小生だが、カウンターの隅に陣取って勿論シェリーを注文。


1杯目はSanchez Romate(サンチェス・ロマテ)NPU(Non Plus
Ultraの略=これ以上の物は無いという意)を選択した。Amontillado(アモンティヤード)タイプのシェリーでもトップレベルの一つと言えるが、これ自体は何回も口にしている銘柄なので、今更あれこれ述べる事もない。際立った所もないが、市価凡そ3000円にして、そのレベルは超えている。


続く2杯目は、この画像にあるEmilio Hidalgo(エミリオ・イダルゴ)の繰り出す高級品、Marqués de Rodil especial palo cortado
(マルケス・デ・ロディル・エスペシアル・パロ・コルタド)


イダルゴのシェリーはレアではないが、このボトルは特別な物の様で、数も少ないらしく、小生も初遭遇。ドーンと出て来る様な感じは無い。しかしバランスに大変優れ、総体的にかなりエレガント複雑さがじわじわと現れ、余韻も長く文句の付け様が無い!
ワイン専門誌でも軒並み90点越えというのも頷ける。満足の行く1杯であった。
ただし、現時点で新規に入手するのは殆ど不可能に近いのが残念なところであるが、今月になって1本のみだが何とか入手成功した小生だった





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PENTAX DFA 15-30mm f2.8 を使ってみた件 Part 5

このネタもいよいよ最終回、象の鼻テラス屋上を早々に後にして、臨港線プロムナードに移動。テラス屋上と高さはほぼ一緒だが、夜景スポットとしての認知度はこちらの方が全然上!

このプロムナードは貨物線の廃線跡で、以前は山下公園を貫いて山下埠頭に達していた。山下埠頭への延伸時に山下公園内を通る事に反対が多かった。ただ、小生的には山下公園というと高架線があるというイメージが長い事残っていて、それがいつの間にか撤去されたのを見た際に違和感を覚えた事を思い出す。
公園内の区間は景観の為に2000年までに撤去されたというのだが、景観に取り込む様に再利用出来なかったのかと個人的には思う。廃線前の事ではあるが、1980年にはC58+旧客というイベント列車が山下公園の中も含めて臨港線を走った事もあったのだから()、何か手はあった筈である。

現在、プロムナードとして残されているのは公園より西の区間(新港橋梁まで)であるが、横浜の名所の一つとして、市民が日常から行き交う生活歩道としてもすっかり定着している。
遊歩道としての供用開始は2002年になので、今年が15年目の一寸した節目となる。


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遊歩道の海側のサイドに構えてのショット、夜景としてほぼベストな色合いの空。こういう空色の出せる時間は長くないから時間を無駄に出来ない。
ランドマークタワーは税関や県警本部の陰に入ってしまうが、クイーンズスクエア、コスモワールドから赤レンガ、手前には象の鼻が入れられて、今や同所の御馴染みとなった光るパネルもしっかり見えるが、同時に如何にも工事中というスポットも入ってしまった(右側下部)


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ズームを活かして余計な所を外して撮る。


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税関のクラシックな佇まいを波長の長い街頭の光がオレンジに染める。もうお気付きとは思うが、手前の遊歩道は実際こんなグリーンに見えたりはしない。遊歩道の照明が水銀灯や蛍光灯の様な緑に写る光源だからと思われる。
オレンジグリーンネイビーの処理の仕方一つで絵が大きく変る。


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山下公園寄りに下がった位置から撮ってみると、船着場もフレームに入る。比較的賑やかなエリアをバックに、手前の比較的人気の少ない静かなスポットとのコントラスト。船着場のすぐ奥(画面中央辺り)がPart 4 で取り上げた象の鼻テラスである。
このプロムナード、税関辺りでカーブしているのだが、そのカーブしているところをもっと活かす構図を考えても良いのだが、ここはあくまでも15-30mmのテストという事である。例えば、アウトカーブ0度でカーブを強調という様な撮り方も無い訳ではないと思うが、ワイドでは上手く行かないだろう。

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緑の遊歩道(曝)を手前で強調する。色調もブルーグリーン系を中心に少し冷たくアレンジするのが都市夜景らしさを演出するポイントの一つか。
あくまでもレンズを通しての事だが、ここまでに映る光源も今時珍しいかも知れない。水銀灯や蛍光灯を使用した街灯も減っていて、LED が全盛になりつつある今の世である。


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税関側サイドを外して、三日月形が印象的なG. インターコンチネンタルホテルをど真ん中に。赤レンガもしっかり入れる様なアングル。
手前には船着場=ピア象の鼻が大きく入るが、18時手前という事もあり、この日最後の港内クルーズ船が客入れ中だった。


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港内クルーズ船の出発が18時を告げた。最後のショットとして船の光跡を入れた絵を撮ろうと狙ってみた。画面右サイド中程に小さく入ったが面白い感じにはならなかった。

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この遊歩道から大桟橋、ベイブリッジ方向を撮るとこういう感じで撮れる。
大桟橋埠頭ビルはに見えるが、これはあくまでもレンズ越しでに映るだけであって、実際はグリーンに光るわけではない。ただプロムナードや大桟橋埠頭がに映ったり、実際の見た目ではあり得ない絵が出来るのも夜景撮影の醍醐味であるとも言える。







smc1530aこのネタはあくまでも、「使ってみた件」という事なので、このレンズの全般的印象を最後に総括したい

何でという位デカくて重いが、そこはフルサイズ対応で、超広角用となれば仕方ないとも言える。レンズ自体大きく湾曲しているタイプなのでフィルターも付けられないから扱いには余分に気を使う。

このレンズをテストしたのは全て屋外で、アルミの中大型三脚を使用しての撮影だった。本音を言えば、高層建物の展望室からの俯瞰夜景も撮りたかったのだが、そちらは断念。
その大きな理由として、展望室みたいにスペースが十分でなく、卓上三脚等を使わざるを得ない所では、このレンズ自体が大き過ぎて非常に使いにくい 。ミニ三脚等とボディ底部の間にプレートでも噛ませて重量バランスの取れる形でセット出来れば可能性はある。


小生の場合、DA 14mm f2.8 とDA star 16-50mm f2.8 を所持しているので、今の様にAPSC を使う限りに於いては大金出してコイツを買うことはないと断言出来る。
DA 14mm、DA star 16-50 共々APSC 専用だが、使用条件やコンディションにも依るがまだまだしっかり使えるし、この15-30 と比べて大きく劣る様な要素は感じられない。




)横浜開港120周年号として1980年6月13~15日の3日間、C58-1号機の牽引で東横浜~山下埠頭間で運転された。旧客は青い車だったらしい。




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PENTAX DFA 15-30mm f2.8 を使ってみた件 Part 4

この15-30mm × みなとみらいのネタもPart 4 に突入
このレンズと共にみなとみらいに行くのは3回目になったのだが、以前象の鼻パークを旧ブログ時代に取り上げたが、実はそこに「象の鼻テラス」と称するレストハウス兼アートギャラリーがあって、その建物の屋上スペースも夜景スポットになっているのである。臨港線プロムナードから、又地上からでも建物に入る事なく直接屋上に行ける様になっている。
因みに、小生がこの事を知ったのはかなり最近になっての事であり、テラス自体の知名度が高い様には思えない。



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リアル冬晴れの下、日没直後から撮影スタート。手前側で光っているのは通路だが、手前側は公園なので光源が乏しく非常に寂しい。手前1/3程がすっからかんな感じなので絵的にはあまり宜しくない。

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ワイド端で撮ると赤レンガまで入るが、すっからかんな部分も増えてしまう。犬を連れて散歩している奴が座り込んでいたりするので、そいつが退いてくれるまで待たされたりする。

この象の鼻パークは横浜港発祥の地で、大政奉還直前に西波止場として築造されたのが始まりだが、カーブした形状だった事で象の鼻と称された。
関東大震災で被災した後は直線型に変えられて復旧したが、2009年に元々のカーブした形状に復元されて公園として供用される。
小生とすれば、「象の鼻街角ミュージック」でも開催すれば良いと思うのだが…


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撮影するのにはあまり良い場所とは言えない。元々存在感の薄い場所とはいえるが、それでも時折夜景見物の野次馬?がやってくる。

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テラスから東方向を向くと、大桟橋エリアは言うに及ばず、横浜ベイブリッジや鶴見つばさ橋まで捉えられる。
手前側に興醒めな部分がある。如何にも工事中という感じで妙なパイロンが目立つ。どうやらこの春のイベントにあわせての工事らしいが良く判らん。

このテラスでもう少し納得の行く絵が撮れるかと思ったものの、ややショボい感じで終った。そこで夜景の美味しい時間を無駄にせぬ様と早めに撤収して場所を変えて撮影を続けた。
この続きはPart 5 にて!







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