Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

記事並び画像の無断使用転載はこれを固く禁ず!
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whisky

ザ・ソサエティ(SMWS)はこんな事もやり始めてしまう

このサイトでも時折登場する ザ・ソサエティ(SMWS)だが、日本支部が作られたのは1993年。スコットランドで活動し始めてから10年遅れての事だった。以来、最初は天満商店(大阪)が、近年ではウイスク・イー(東京)が代理店となって日本支部もその中にあるという形だった。それが去年夏にザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ株式会社を設立して間借りから独立するような形になった。

さて、去る10月の末の事になるが、この会社が展示即売会みたいな事をやるというので足を運んでみた。都内にある会議室みたいな場所で平日の夜に行われたこのイベント、ソサエティのサイトから事前に申し込んだ会員が入れるというもの。
この即売会と同時に同じビルの中ではセミナーも行われていた模様である。この会議室、本来展示即売会の類なんてやる事なんて想定していない様な場所で、兎に角狭いし何しか暑い。落ち着いてテイスティングなんて出来やしない。


ザ・ソサエティが去年の組織形態変更までこんな催しをやったという記憶がない。ウイスキーフェスティバル等のイベントにブースを出す事はそれなりにあるが、それらはテスティングのみで、この様なボトルの即売(厳密に言うと注文取り)までやったというのは記憶にない。
以前ならリリースするボトルは入手困難で、殆ど速攻で完売するケースが目立ちこんな展示販売会なんてやる必要も無かったし、売る物が残っておらずやろうにもやれなかった筈である。一体如何いう風の吹き回しなのか?
間借りでなくなった分、一回の入荷量が大きく増えたとでも言うのだろうか? それは一寸考え難い。
思った様に売れないのだろうか? それも仕方ない部分がある、何せ価格が高騰してこれではなかなか買い手が付かんやろという状況になっているのが明らかである。


エディンバラ(Edimburgh)にある 本体 の方でも、高騰著しいスコッチモルトやアイリッシュに集中しすぎず、ブランデー(コニャック・アルマニャック)やラム、更にはジンといったウィスキー以外のアイテムに力を入れる傾向が顕著である。
これも数年前から比較的容易に想像出来た事態であり、小生としてはウィスキー以外の色々な酒も SMWS のブランドで出て来るのは興味深いと考えて歓迎してはいるが、何が何でもモルト一筋という一部の奇特な御仁達は納得していない様である。


展示されたアイテムは10~40%引きで購入出来ると言うのが唯一の魅力。但し、このイベントに参加する時点で4000円取られているから、高額商品の大幅割引を狙えれば良いが、そうで無いと元を取るのは一寸難しい感がある。

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左= A5.3  1997 - 2018 21年熟成で度数は 65%  Fully loaded sweet trolley なるタイトルが付いている。
アルマニャックのリリースは始まったばかりだが、今後増えて行くのだろうか? 因みに A はArmagnac を示す
右= 9.136  exclusive for Japan =日本専用 code 9 =Glen Grant 1992蒸留の24年熟成・度数は53.0%
最近はイラストの入った一寸派手なラベルになってきた。Bestows Pleasure and Wisdom~喜びと知恵を授ける~というタイトルが付いている


ソサエティのボトルには全てタイトルが付けられる様になって久しいが、これを読んだ所で味の想像が付く事なんぞ期待出来ない。(正直言えばただ煩せぇだけ、即刻無くせ)

その場にならないと展示されるアイテムとセール価格は判らない。テイスティングしながらプライスリストと睨めっこして、最終的に購入の候補として考えたのはこの 2アイテムだった。両方とも大幅値引きのボトルだった

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左= 29.203  1999-2017 17yo 59.4% タイトルはSmoked Mackerel Fish Cakes
code 29、つまりLaphroaig (ラフロイグ)の17年でカスク、本来23000円のところを 6掛けの13800円で出ていた。この条件だけならこれが絶対の本命と言いたい所だが、テイスティングしてみると本来のラフロイグらしさが足りない。こんなバーゲンプライスになってしまった背景が何となく判るボトルだった。
これは小生としても当てが少々外れて残念な結果だったが、ターゲットを切り替えることとした


右= 37.79  1987-2016 28yo 57.5% The Tasting Panel's Choice Japan Edition タイトルは Sublime Complexity

code 37 は Cragganmore (クラガンモア)、Diageo 系列のなかでも結構重要なスペイサイドの蒸留所で、 SMWS を含めてボトラーズからのリリースが必ずしも多いとは言えない。
これの元々の価格は何と 34000円なのだが、これではさすがに売れ残るのも無理は無かろう。このイベントでは40%オフの約20000円でのご提供
テイスティングすると、日本支部がかなり力を入れてリリースしたのは良く判る渾身の逸品
何にも買わずにただ飲んだだけで帰ってしまうと、何の為にわざわざ行ったのかという事になるので、大盤振る舞いしてこのボトルをお買い上げさせて頂いたのであった。20000円でも正直納得しきれてはいないが、ここまでのバーゲンプライスに感謝という事で・・・。(しかも 3回払いに後日変更


次回が開催されても、参加するかも購入するかも判らない。



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<悲報>マッカランさん、地下に潜ってしまう

嘗ては「モルトのロールスロイス」と称されていたマッカラン(The Macallan)、今となっては「スッカラカン」「モルトの原付」とも言われて随分叩かれている。そうはいってもボトラーズ物の相場は他の蒸留所の酒と比べると最低でも5割増以上と、ネームバリューだけで思いっ切りぼったくれるすんご~い存在である。

そんなマッカランの蒸留所が建替えられて新しい蒸留所が稼動している(それまでの蒸留所は5月に閉鎖)。マッカランの新蒸留所建設を含めたリニューアル計画がアナウンスされたのは2012年の事で、発表から6年で新蒸留所のオープンに漕ぎ付けた事になる。
ただその画像を見るとウィスキーの蒸留所とは到底思えない物になってしまった様である。どう見ても古墳か要塞にしか見えない出で立ちである。
建物は地上から殆ど見えず、ドームみたいな丘の中に隠されている。コンクリートで造られたその丘は土と草で覆われ、蒸留所の僅かな部分だけが露頭している。新しい蒸留所本体の建設費は約1億4000万ポンド=凡そ200億円だが、これに関連する各種の事業費を合計すると総額は約5億ポンドに達するらしい


何でそんな新手の古墳みたいにしたのかというのを小生なりに考えてみると、外気温に左右され難い、外から覗かれない、あとは核シェルター代わりにもなる
そういった事は半ば冗談としても、一種のハッタリみたいなアピールもブランド力向上には必要だというエドリントン(Edlington group=マッカランの支配者)側の判断が働いたのだろう。


( こちらを閲覧すると新しい蒸留所の外観が判り易い )

そしてもう一つ特筆すべきはその規模のデカさである。ウォッシュスティルが12基、スピリッツスティルが24基の合計36基を備え()、スティルは旧蒸留所の物を完コピしたとされる。(旧蒸留所ではウォッシュが 7基+スピリッツが 14基、合計 21基だった)
蒸留所側はこれまでと全く同じ酒を作れると豪語しているが、蒸留器を完コピしたからといって同じ酒質になるとは思えない。スティルの状態は使って行くうちに変化して行くものであるから、「ルーキー」と「ヴェテラン」で出て来るスピリッツの質が完全に一緒という訳には行かないであろう。
目標の生産量は年間1500万リットル(エタノール量で)、これはモルトウィスキーの蒸留所としてはあり得ない数値である。(旧来では1100万リットル)


スコッチモルトの蒸留所では MacallanGlenlivet(グレンリヴェット)Glenfiddich(グレンフィディック)の3箇所が生産規模で群を抜いている。この3大手がシングルモルトとしての売り上げ・生産量の#1を常に目指して争っているが、そこに見えるのは「売上1位になった物が勝者=唯一の正義」という論理である。
ウィスキー界では新興国を中心にした需要の増大は殆ど無限に続くとの確信がある様で、大手を中心に強気一辺倒の事業展開である。



スコッチウィスキーのトップに長い時代に渡って君臨して来た Macallan である。当然色々とレジェンダリーなウルトラ級の神ボトルが存在するのも事実である
ここに挙げたのは、2008年の「モダンモルトウイスキーマーケット」の会場内に展示されていた Fine and Rare (ファイン・アンド・レア)シリーズで、展示されていたのは2002年瓶詰の奴だった。
この Fine and Rare はこの蒸留所最高峰のシリーズ。1960年代から続く由緒ある物で、シングルカスク・カスクストレンクスである。マッカランは今世紀に入ってから一寸平べったいヘンチクリンなボトルに採用してしまったが、このシリーズは昔ながらのボトルを採用し続けている所も威厳を感じさせる。
価格の相場だが、これを撮影した2008年の時点で 6桁(¥)だったと記憶している。2013年に出された1990年はアメリカで$15000位だったらしいが、僅か数年で1桁上がってしまったみたいでこれは幾ら何でも馬鹿馬鹿し杉内である。

今やマッカランのレアボトルは恐ろしい値が付き捲っていて、高級外車(新車)並みの値が付くのも珍しくない。


macl662k2finrar555a  macl672k2finrar563a

左=1966-2002 の 55.5% 右=1967- 2002 の 56.3%
1966・67年は何れもマッカランのウルトラ黄金期、超絶なスーパースター原酒が生まれた時代。マッカラン=ゴールデンプロミス種というイメージが強いが、この時期は本格導入直前と考えられる。
やや赤みを帯びた丁度良い感じのマホガニーを見るだけで、マッカラン=1st フィルのシェリー樽というイメージ通りでその美しさと重厚なオーラにウットリである。


macl682k2finrar466a  macl692k2finrar590a

左=1968-2002 の 46.6% 右=1969-2002 の 59.0%
ここからがゴールデンプロミス本格導入後の原酒と考えられる。色から見ると、1st ではなく2nd フィルのシェリー樽だったのかも知れない。



macl702k2finrar549a  macl712k2finrar559a

左=1970-2002 の 54.9% 右=1971-2002 の 55.9%
この2本はゴールデンプロミス種1st フィルシェリーカスクというこの蒸留所を象徴するコンビネーションなのは間違いなく、ウィスキー界の至宝であるのは明らか。




)初留釜(ウォッシュスティル)と再留釜は 1基ずつで対を成す所が殆どだが、マッカランは初留 1基に対して再留 2基で対を成す。



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キャンベルタウンのフェス、発見される

先月大阪に赴いた際のネタになるが、西天満にあるこの店を久方ぶりに訪れた。そこで日本では殆ど入手不能なボトルを見掛けたのでオーダーした。
このラベルが数年前に別の店で出逢ったボトルと似ていた。Springbank Society Menbership 会員用(50ポンドで会員資格生涯有効!)のボトルではないかと思って確認がてら訊いてみると、違った


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今年5月24・25日に行われた Campbeltown Malts Festival 2018 というフェス記念ボトルだったというのである。キャンベルタウンのフェスなんて小生には初耳だった。
この店のオーナーがスコットランドに行った際に「こんなイベントやってるよ」的なノリで紹介されて足を運んでこの 2 本を手に入れたらしい。


そこで調べてみると、今年で 10回目を迎えていたのだった。Fes. といっても野外ステージで長時間音楽で盛り上がる類のものではない。ウィスキーのフェスなので、セミナーやテイスティングが幾つもあるというものである。
ウィスキーでフェスというと Islay Fes. (アイラ・フェス)が有名で、その記念ボトリングは毎年話題になる。しかもここ数年は来場者が増えすぎて現地では問題になっている程である。
この手のイベントは近年増えている様で、Speyside (スペイサイド)にも " Spirit of Speyside Whisky Festival " が存在する。(2006年から毎年5月上旬開催)
Speyside や Islay なら産地としての知名度や人気もあるし、蒸留所の数からいってもネタは豊富だろう。


キャンベルタウンなんていうと、人口5000人程度の寂れた小さな港町で存在する蒸留所も3箇所だけ。100年以上前なら約30箇所の蒸留所が林立しウィスキーの都ともいう場所の一つだった。しかし英国国内での禁酒運動、アメリカでの禁酒法施行等で大打撃を喰らい、その後は粗悪な製品が横行してこの町のウィスキー産業は廃れてしまった。更にはこの町を支えた炭鉱・漁業・造船等の産業も悉く衰退し、今や陸の孤島と呼ばれる破目に
今でこそSpringbank(スプリングバンク)Glen Scotia(グレン・スコシア)Glengyle (グレンガイル)の3つが操業しているが、1980年代にはスプリングバンク1軒だけが操業していたという時代もあった。


モルトウィスキーを生産している場所なんて、何処も片田舎である。そんな所に世界中から沢山の参加者が集結したら、各種のインフラがパンクする等の問題が起きる可能性は高い。それでも、折からの世界的なウィスキーの需要増大をバックにこの手のイベントが更に増える可能性は高いと考えられる。



~この2本のインプレッション~

左画像=Hazelburn 2007 10yo 59.6% refill Marsala hogshead
Hazelburn(ヘイゼルバーン)なんて、そもそもイメージが湧き難い。Springbank の3回蒸留ヴァージョンではあるが、これといった基準になるイメージが小生には無い。シェリーではなく、マルサラかなぁ~と思わせる樽のニュアンスと、3回蒸留っぽいタッチが彼方此方に感じられる。こんな感じでしか表現し様が無い。
Marsala はイタリアはシチリアのフォーティファイド・ワインとして有名だが、その基本的ニュアンスすら判らないという場合はお手上げかも知れない。


右画像=Longrow 2005 13yo 58.7% refill Port cask
Longrow (ロングロウ)はいうまでも無く、Springbank のピート効かせたヴァージョン。
このボトル、ポート樽熟成といってもこちらもリフィル(2回目の樽)なのでそこから来るニュアンスは多くない。全体的にロングロウのイメージにかなり忠実と考えられる。
酒精強化ワイン系の樽を使った Longrow には結構上手く纏ってそこそこ綺麗な物が多いという小生の印象である。ピートと樽、そして本来のブリニーな部分が上手くバランスしてしまう事が多いのだろうか?

因みに、このイベント記念ボトルとしては Glen Scotia (グレンスコシア)からもリリースがあった模様である。




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<悲報> ウィスキー、又更に馬鹿馬鹿しくなってしまう

スコッチモルトを中心にここ数年高騰が止まらないウィスキーだが、この夏のザ・ソサエティ=SMWS ニューリリースのリストを見て、予想通り呆れる様な数字が並んでいた
去年辺りから相場が落ち着くかと思ったら、そうは問屋が卸さずまだまだ青天井状態である


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Islay (アイラ島)の奴の高騰ぶりは酷い!

有名人気蒸留所の物は高騰し過ぎて皆酷い! 興味すら湧かぬ!

モルトでもワインでもブランド品でも、元々が名前と幻想にカネ出す様なもんやからセーフ!


スコッチだけではソサエティと雖も種類を確保出来ないのか、遂にインドのウィスキーまで手を出した。
中身は如何考えても AMRUT、それが6年熟成で42800円也(草不可避


インドは熱帯やから、エンジェルズシェアが年間8%。6年熟成するのもかなりきつい。
それってKAVALAN (カヴァラン=台湾)と理屈は一緒やね。


エンジェルズシェアから単純計算すると熟成スピードはスコッチの 4倍相当?
インドで6年ならスコッチの25年位に相当する熟成って事かも知れんけど、4万越えって明らかに基地外、たかだか AMRUT 如きで!


コード51番の Bushmills からもリリースされるけど、たかだか16年の奴が30000円!

アイリッシュは元から馬鹿馬鹿し杉山清貴とお目が高い こんなんでもゲッツ!しちゃうやつおるんやろ。

8月発売の Springbank 1996・54.7度が、21年で 5万円オーヴァー 因みにオフィシャルの46度は平均で4万円台

昔のソサエティは相場より少し割高やったで。モルトの相場自体の高騰で結果的に逆転して、ここ3年位は相場より少し安いという事で日本でも会員を急に増やしてきたのに、これじゃ一気にメンバー減る定期。

SMWS も元々ラムのリリースはあったけど、この夏場にコニャック4種にラム2種がリリースで、これからコニャック、ラム、バーボン辺りのリリースを増やすのは確実。その内、カナディアンとか出してきよるかも知れんで。


ここまで来たらシェリーマディラ辺りもきっとワンチャンある

「生命の水」と銘打ったラベルで山崎や余市を出していた頃がなつか C


別にソサエティばっかり集中攻撃せんでもエエやろ!
新進の中小のボトラーなんてもっと全然酷い! イタリアとかドイツのボトラーみんな酷過ぎ。


そこは大手や老舗も似たようなもんで Gordon and MacPhail の Connoisseur's Choice もアホらしい値段になってきた。ニューリリースのPulteney 2001・16年の加水46%が16000円になるらしい。

ウイスキー終りだねぇ~、全部アホらしく見える、僕は思わずブランデー 買い占めたくなるぅ~

シングルカスクでカスクストレンクスだと出せる本数が少ないから、その分高くなる。加水で嵩増しして本数を増やしても値段がその分安くもならない。

ラムも彼方此方で蒸留所が潰れてるから原酒確保がドンドン難しくなる。

逃げる先はブランデーしかないのか?

もう手遅れかも知らんで、そこも。

愛好家で済むなら、「ウィスキーはもうオワコンや」言うて他に逃げればエエ。それこそウィスキー専門を売りにしている様なバーやったら、幾ら高騰しても仕入れなきゃ客に出せる物がなくなる。

これから世界のセレブ観光客がドンドンやってくるから(適当)、バーだったらそいつら相手にぼったくってセーフ!

日本のバイヤーが一樽毎に一生懸命テイスティングして選ぼうか思案している傍から、中獄や台湾の奴等が試飲もなしで金に糸目もつけずに数十樽レベルでごっそり買って行く。
日本のマーケットなんて今や用済みで存在しないも同然。まともな樽なんて回って来んよ!

それは、さとり世代やゆとり世代が全然酒飲まんのが悪い!

複数樽ヴァッティングしてシングルカスクでなくスモールバッチにして売って価格を一寸抑えてるケイデンヘッドが良心的に見えてきたわ。




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2 Pulteneys handbottled

2016年秋に北新地で Pulteney (プルトニー)蒸留所のハンドボトリングの品2点をテイスティングしていたので、その時の話を出そう。
このプルトニーという蒸留所、以前は「the most northenly distillery on the Scottish mainland =スコットランド本土内で一番北にある蒸留所」という肩書きがあったが、7年前にそれは失ってしまった。というもの、そこから30km程北西にある Thurso (サーソ)という町に Wolfburn Distillery (=ウォルフバーン蒸留所)が2011年にオープンした為である。
この Pulteney 自体は総体的に地味な蒸留所であり、日本では少々馴染みが薄い所がある。
蒸留所はウィック(Wick)という鰊の漁で栄えた町で1826年、この町の発展に寄与した Sir William Pulteney Baronet (ウィリアム・プルトニー準男爵)の名を冠して創業した。
創業者は William Henderson だが、その後20世紀に入って John Dewar and sons(ジョン・デュワー・アンド・サンズ)、DCL=Distillers Company Limited、Hiram Walker(ハイラム・ウォーカー)、Alied Domecq(アライド・ドメック)という具合でオーナーの変遷を経て、1995年からは Inver House (インヴァー・ハウス)の傘下にある。1930年から約20年程の間、閉鎖も経験している。スコッチの蒸留所は町外れにある事が多いが、この蒸留所は市街地に存在する数少ない例でもある。



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Pulteney 1997-2016 18yo 61.3% Burbon cask=左画像
色は明るめのゴールド
樽から来ているのが明らかなバーボン的香りから始まるが、そこからグラッパ的なグラッシー感
ライムグレープフルーツレモン林檎ミラベル
落雁バタークッキー生カラメル、ホワイトチョコ、シナモン
複雑味はあまり感じられはしないものの、60度を超えている事を感じさせない程にはボディの厚み、膨らみ、広がりはしっかりしていてmアルコールの刺さる感じは殆ど無い。しかも長さはそれなりにちゃんとある。ただ、18年と言う割りには熟成感がやや乏しいか


Pulteney 2004-2016 12yo 61.3% Sherry cask=右画像
色はマホガニーとブラウンの間位だったか。一言で言うと「大きなお世話シェリー」(神戸の或るバーテンダーさんの言い方を借りると)に近い感じ。言い方を換えると、シェリー樽の味が余計過ぎてもう止めてというレベルの奴をそう表現されたのであろう。
この酒もシェリー味が目立ち過ぎる印象だった。でも、酒の味としての部分をトータル的に考えると決して破綻はしておらず、使われたシェリー樽自体も悪くはないのであろう。でもウィスキー自体の味が樽の味に覆い隠されている様な印象しか受けなかった。
元々のスピリッツ自体の味が樽に負けている可能性は非常に高いと考えられる。抜栓してからの日数は判らないが、その日数が充分でない事で本来の風味が開いていなかった事も考えられる。更には61.3%という超ハイプルーフも加担してしまった可能性もある。


幾らシェリー樽擁護派の小生と雖も、この2種を比較すると前者のバーボンカスクに軍配を上げてしまう

ハンドボトルは本来は蒸留所に行かないと詰められないから入手は出来ないが、実際に行って詰めた人から直接買うかネットオークション等で入手する方法もある。ただし、詰める時点でその価格は殆どボッタクリだという。

Old Pulteney の日本での正規代理店は三陽物産なのだが、そこが漸く限定スペシャルボトリングをリリースすることになった。そこまでは朗報だった、が・・・
価格が馬鹿馬鹿し杉内で話にならん 結局、悲報にしかならん





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