マイナンバーがいよいよ来年1月1日からスタートするが、個人番号カードを作ろうとして写真館に駆け込み証明写真を撮る人が急増している。
当然、彼方此方の店の証明写真コーナー(機械)でも大々的に宣伝している。
写真館に駆け込むのは専ら65歳以上の高齢者だというのだが、個人番号カードが義務だと勝手に思い込んでいる輩が多いのには少々驚く
思い込まされているのは高齢者だけではなく若年層にも結構な数がいるらしいから余計驚きである。


個人番号通知書が届くが、その後個人番号カードというIC付のカードを申請するかどうかはあくまでも任意である。
個人番号カードこそが本物で直ぐに引き換えなければならないと思っているとすれば、これは明らかに間違い。
高齢者の中には身分証明としてこのカードを作らなければならないと思い込んでいる輩も多いのではないかと見えるが、身分証明になるものが欲しいから、便利そうだからという理由で申請しようとしている人間たちも多いのであろう。
 
そういう奴等に此処で言っておく!この個人番号カードは身分証明として使う事は出来ないのである!日本人には言葉の響きとかいうものに踊らされる奴が多いが、マイナンバーという言葉の響きに騙されてはならない! これは言うまでもなく、国民総背番号制である!


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マイナンバーという代物、当分は税と社会保障に関するセクションにだけ使われるが、済し崩し的にでもこの範囲を大々的に広げようというのが政府や一部業界の狙いである。
国民一人一人の一挙手一投足まで直ぐにモニタリングして、速攻で取り締まれるという怖ろしい凶器になって行くのは必定と思われる。
国家権力が市民生活の隅々にまで強権的に干渉する事が容易になるという方向に向えば、極論せずとも立憲民主主義近代国家というものを揺るがしかねないのである。


そして、このマイナンバー制度、まず間違いなく破綻する! 破綻まで待つという悠長な事を言うのはナンセンス! 
そこまで待ったら国民一人一人に齎される損失は膨大なものとなるであろう。


又将来、これが明らかに破綻したとしても、国(霞が関の厄人達)はこれを認めない事も明らかである。 この制度施行に先立って、一つ非常におかしい事に気付かないであろうか?
個人番号通知書についてだが、国は一人一人に厳重な管理を要求しているのにもかかわらず、実際の郵送は個人単位ではなく世帯単位である。
ただの経費節減という所が真相であろうが、既に矛盾と杜撰さが透けて見える。 前にも述べたが、日本と同じフラット型システムを導入したアメリカでは、なりすましによる犯罪が後を絶たず、事実上ギブアップしている。番号の使用を制限する法律を作って運用範囲を制限している。
宗主国の失敗から何も学ばない属国が失敗の上乗せをする事態になるのは目に見えているとも言えよう
またこの国内でも、医療業界からは医療関係だけは別番号にする様に要請が出ているという情報を受け取っている。
小生のいる業界でも研修会が度々開催されているが、大手や中堅処はマイナンバーへの対処で大変な状態になっているのがよく判る。規模の大小にかかわらず、漏えいすれば2次3次の被害が起きる。


大企業から一般の個人に至るまでこんな危ないものを厳正かつ完璧に管理しろと要求する事自体無茶が過ぎるのである。 IT ゼネコンはこの大型公共事業でボロ儲けという算段なのであろうが、大多数の事業者はおそらくこの制度に振り回され、大変なコストを払う破目になり、それが「マイナンバー不況」なるものを招く危険性も高い。
 

政治がダメでも官僚が非常に優秀だからこの国が成り立つとぬかしているマスゴミ!
マイナンバーなんてこんな物を目にしてもまだそんな事が言えるのか!
驚く程バカな輩を目の前にして閉口させられる事は多いが、無知で不勉強で馬鹿な一般大衆が粗製乱造されて、簡単に洗脳され、国や企業、マスゴミ等に日々踊らされている
公権力は国民の主君ではない、国民は国家の家来ではない!
日本人の頭から真の文明開化の音がするのは一体何時の事になるのであろうか?
日本という国、並び日本国民共々に痛いとしか言い様がない!


関連記事 コレは糞過ぎる! マイナンバー制度 Part 1  Part 2  Part 3


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Dec. 2015)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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