北陸新幹線開業とそれに伴う北陸・信越本線一部上下分離による Twilight Express 廃止の陰で、目立たない感があるが、北陸の顔であった 475系が消滅した

そして、これは国鉄急行型電車の終焉も意味している。 国鉄急行列車の全盛期は1960年代だったと思われる。高度成長期とはいえ、この国自体未だ豊かになったとは言い切れず、貧しさもかなり残っていた時代であった。そんな時代だったので、特急はまだ少数派で優等列車の主体は利用し易い急行だったのも頷ける。

2桁両数の急行が当り前に走っていた上に、北陸・信越方面の急行ではビュッフェまであった。 その後は日本が豊かになって行くと、急行より特急を利用したいという傾向が強まった。更には、新幹線網拡充によって余剰となった特急車の働き口を作らなければならないという「事情」もあって、優等列車の統廃合と併せる形で急行の中から特急に昇格する列車が出る一方、快速等に降格する列車も出て来た。

昇格した列車に関しては、1970年代には既に国鉄財政が火の車になっていた事を鑑みると、格上げによる実質的値上げの格好のターゲットになっていたのは明らかだった。 実をいうと、小生も国鉄の急行といっても想い出は乏しい。それは東北や信越方面の列車とは縁が無かったからかも知れない。
70年代後半小生は小学生だったが、その時点で首都圏を走る急行といえば東北・信越方面が中心で、昼行は「東海」「ときわ」「草津」「伊豆」「あずま」「まつしま」「ばんだい」「信州」「妙高」という辺りが存在し、夜行でも「銀河」「津軽」「八甲田」「十和田」等が存在していた。(臨時列車は除く) 30年以上前の1984年夏に急行東海(当時、後に特急化し2008年廃止)に乗車したのはよく覚えている。 165系 が最大12連で走っていた。急行時代は浜松~静岡間普通・静岡以東は急行だった。
急行型電車という事でいえば、小学生の頃 153系新快速 に一回乗った記憶もあるが、幼少期だったのであまり良くは覚えていない。(当時は京都~大阪間無停車)


2014年5月末、 はくたか を押えるべく北陸遠征第1弾を決行した。
梅雨入り前だったが、晴天に恵まれた日が続いた時期だった。ターゲットはあくまでも はくたか という事だったが、終焉迫った 475系 413系も狙わない訳に行かなかった。
2014年改正で521系がメインとなり 475系 の運用が減った事は既に承知していたので、チャンスは多くないと覚悟はしていた。池袋からの夜行バスで富山に到着後、朝6時過ぎのサンダーバードで高岡に向かう事となり、それまでの間、富山駅で撮れるものを探した。


475@tym01s

いきなり475系に遭遇!北陸色と単色の混結だったのは少々マイナスだったが、それでも気分が高揚してくる。前面の種別表示幕はとっくの昔に鉄板で塞がれたのは知っていた。ただ、こうやって実物を見ると少々不気味だったかも知れないw

時期は5月末、もっとも陽が高くなる時なので、早朝攻撃は必須!高岡駅からタクシーに乗って、カラオケ屋に併設されたレンタカー屋(24時間営業の某・ジャ〇ンレ〇タカー)に行ってまで朝7時からレンタカーを借りて、予め目を付けておいた高岡~西高岡のあるポイントを目指した。

そのポイントは両駅の丁度中間にある所で、県道が線路を跨いでいる。1時半から7時半という感じ(時計盤でいえば)の方向で線路が走っているので、この時期の早朝なら北上してくる富山方向の列車を順光で捉えられる。

475a25@tak01

5月も末だったので早朝から陽が高いのには参ったが、北陸色の6連をいきなりキャッチ!だったが…パンタが少々被ってしまったorz
この後、富山方向の普通列車は521ばかりだった。


475a05@tak01

こちらはシールドビームの車 金沢方に413系が入り混結 413系も元々は 475系 なので車としては一緒
ここから金沢方面は 475系 が続いた。


475a24@tak01


青一色
北陸色の混結にも遭遇。結局、青一色に塗り替えられたのは3本だけで、塗装変更が進む前に引退となってしまった。 末期色抹茶色にされた挙句に、一部で笑い者になりながら使い倒され続ける113/115系の末路を思えば、これで良かったのかも知れない。

475a21@tak01


この2点、全く一緒に見えるが、違うスジの列車である。 朝からでも521系も来ていたが、9時台になると521系だけになってしまった。

この日14時から撮影を再開し、18時頃まで撮影を続けたが、521系ばかりとなり 475系 には遭えずじまいとなった。次の日は土曜であったから、この日と少々運用が変るかも知れず、それがいい方向に出るようにと願って、高岡の街で英気を養ったのである。

Part 2 へと続く!


475系国鉄急行型車体
451/471系の改良型として1965年製造開始。簡単に言えば、165系の交直流版。50Hz対応の東北用が455系、60Hz対応の北陸&九州仕様が475系であったが、電動車でない車両はいずれも「455」を名乗る。8形式362両が製造された。 1969年からは50/60hz 両方に対応の457系が製造されたが、こちらはM+M' のユニット19組38両に留まった。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Mar. 2015)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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