今回は、怒涛の6日間の間に頂いたウィスキーの中から、ブレンデッド・モルト2種を紹介する。

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この手のウィスキーについて、一部大手メーカーの圧力によってか?数年前に禁止されたのは " vatted malt " の表記であり、モルト100%である限りに於いては、"pure malt " と表記する事は可能である。

左画像=Glen Stag Pure Malt 12yo 43% 1980年代・特級表記
オールドボトルを得意にしている京都市の或るバーで頂いたもの。Glen Stag にはブレンデッド・ウィスキーとこのPure Malt が存在していた。
Glen Stag というと、こんなラベルだったっけ?と思われるかも知れない。黒+銀色のラベルを思い浮かべる事が多く、小生も一目では判らなかった。この当時、黒+銀色だったのは5年の方で、12年モルトはこんなラベルだった。この時代は全てトールボトルだった様で、フラットボトルが出て来たのは、1990年代と思われる。
極めてマイナーな物なので、今でもこの銘柄が存在しているのかは小生にも判らない。あまり期待しようがなかった感じで飲んでみたが、意外とイケた!
フルーティーとか個性的とかそういう酒ではない。柔らかいが十分なモルト感を感じられる、非常にクラシックで奇を衒わず、全体としてそれなりに心地良く長さもある


右画像=Dewar's Pure Malt 12yo 43.5% 1960年代
大阪市内の某バーにて。言わずと知れた有名ブレンデッド・ウィスキー、Dewar's のモルト100%のやつ。
このDewar's Pure Malt が何時まで作られていたかは判らないが、今は存在しない筈である。 Dewar's のメインモルトがAberfeldy だというのは御存知の御仁も多いが、これはモルト100%である分、Aberfeldy が直ぐに判る位に剥き出し。Aberfeldy の世界そのものに近いとすら思え、更に1950年代蒸溜という事も相俟って、結構な美酒であった。
Aberfeldy は確かに、スターと言われる様な存在ではないが、安定した実力を誇る佳酒である。この事を再認識させるのには十分な内容だったのではなかろうか。最近になってこの蒸留所が一部で注目されつつある様で、それも頷ける。




※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Dec. 2014)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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