京浜急行を静かに安全に撮影出来る沿線撮りの場所は多くない。ネット等でも駅間撮りの画像を見る機会はあまり多くない様に思われる。 一見撮れそうでも、フェンスが高い、建物や山(丘)の影になる等で実際は不可能な場合がある。そして特に夏場が困る。

線路の向きが12 to 6 =南北という場所が多く、3 to 9 =東西という場所もある。夏場以外なら、大定番の能見台~文庫間のあのカーブで取敢えず決まりなのだが、夏場に撮り易い場所は三浦半島の方まで遠路行くしかない。

その場所とは、YRP 野比~京急長沢間である。 この区間ではトンネルを挟んで東と西に一か所ずつ撮影ポイントがある。この記事では、東側=YRP 野比寄りのポイントにて撮った作例を紹介する。 5月上旬大型連休の最中に行ってみたのだが、その1週間後に再び足を運んだ

kq1725@yrp01

この場所で最初に撮ったのは、1500形1725F・79SH 快特三崎口行き 実際撮ってみるとポジション取りが結構難しい。これで75㎜相当だが、非常に窮屈。 ポジション取りを見直して、少々場所を移動、と云っても架線1スパン分のみ。

kq607@yrp01

600形607F・15A 快特三崎口行き これで85㎜相当の画角で線路に結構張り付く様なポジションから撮るとこうなる。

kq1001@yrp01



1000形第1編成1001F・79SH快特三崎口行き サイドの窓枠が角張っていて、窓周りで凹凸が無いのが1000形アルミ車の特徴。 1000形アルミ車は京急最後の良心かww

2回目の撮影時の方が湿度が低く空色も良かった。

kq1073@yrp01

京急の舞祭組?1000形ステンレス車も頻繁にやって来る。800形のみならず2000形、更には1500形まで駆逐しそうな勢いで、困ったものである。達磨みたいな顔と安っぽいサイドは如何にかならなかったのだろうか?

kq1713@yrp01

1500形1713F・65SH 快特三崎口行き 1500形8連も5編成のみになった。編成替えで6連普通運用が主体になった事もあって、脇役に追いやられてしまった。 1500形自体1385年から1993年まで166両が製造されたので少数派ではないが、3ドアの一般車であり、新旧の1000形や現600形に挟まれ、どこか影が薄い様に見える。

凡そ4月下旬~8月下旬の15時位から順光になってくる。15時半~16時半がベスト。17時を過ぎると住宅や電柱の影が落ちて来る。 これ以外の時期は順光にならないと考えるべき。(サイドまで陽が回らない)

久里浜線単線区間なので、下りも上りも同じ構図で撮れる。全般的に通過速度は低めだが、下り列車の通過速度が特に遅い。 (急カーブを曲がり終えて加速する手前であるためと思われる)
線路脇の道の歩行者や車をかわせず、画面の左下に入られてしまう事がある。これがこの撮影地の重大な難点。
其の壱という事は…、其の弐もある!



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Aug. 2014)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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