Le Dernier Automne ~遂に2編成だけになった最後の秋~

秩父鉄道を撮りに行くというのは小生にとって容易い事でもない。2013年10月の1001F ラストランも関越道の渋滞に阻まれるのが必至でダイヤの関係上順光で撮れる所は非常に少ないと思われ、早々に諦めてしまった。

同月下旬のある日、ワシクリ(八甫)でカシオペア・北斗星、更には黒小屋踏切付近で貨物列車も撮影し、その日の午後、一年半ぶりに秩父鉄道を撮影出来た。ただ、1001F が消えた直後であり、1003F1010F しか残っていない状況だった。 東京から70㎞程離れた所まで行って、空振りという超惨劇を味わう可能性も覚悟しなければならなかったのだが…

ct1003oct13a


武州荒木から新郷寄りに少し行った場所で…、この日は意外と簡単に1003F を捕獲! 羽生行きの後追いだが、フレーミングが強気過ぎてカツカツww。

秩鉄の架線柱は基本的に貧乏臭く見えるがw、脇の電線類が貧乏臭さに拍車を掛けるww。更に中途半端に所々立っている木製の柱は如何にかならんのか?

この返しを撮るべく光線状態を考えた上で、持田~熊谷間への移動を決意。その途中で1010Fが羽生に向かうところを目撃し、ダブルで行けると喜び勇んだが…。

行田市内の125号が渋滞していて(その原因が爺婆や女のドライバーだったりするとホンマに腹立つわ!)、着いた時点で 時間に余裕が無くロケーションを殆ど吟味出来なかった。取り逃がす事こそ避けられたのだが…、その結果がこれである。

ct1003oct13b


このポイントは持田寄り、国道17号BP・125号が交差する持田インターから西に約200m程のポイントだったのだが…。 秋らしい空色+出しゃばらない程度の草の緑オレンジヴァーミリオンが映える。

しかし、電線類の影が…酷い!予想以上に酷くて最悪! ガーン! 電線類がばらけて纏まっていない場所はN.G. であった。

実はこの近くでもう少し纏められている所があったわけで、そこを選ぶべきだった。ただ、10月末というと太陽も低くなってくる季節だったので、電線類以外にも建物や電柱の陰にも警戒が要るから一層ややこしい

ct1010oct13a


1003F の一つ後で1010F がやって来た 1010F が来るまでの間にロケーションを吟味して移動出来た筈なのだが、何故かそれを怠ってしまった。

実はここから400m程西にあるパチンコ屋(某G**A)駐車場の裏手ではもう少しマシに撮れるポジションがあったのである。 反省すべき所は色々見つかるわけだが、2編成のうち片方だけでも捉えられたら良しとしようと思っていた所で、両方押えられたのは非常に幸運だった。

てなわけで、1000系に捧げる今回の一曲は…、

Paul Davis註1)のヒットナンバー、" '65 Love Affair "(1982) (註2

'65 とは1965年の事を指すが、小生はまだ生まれていない。この曲自体は色褪せず変る事無く心に生き続ける10代の日々の想い出を歌ったものである。
小生にとって、国鉄101系は幼少期の、秩鉄1000系となっては中年の日々の想い出として心に生き続けるという事なのだろうか…。


どの様な曲かについては、このHD の静止画wwを御参照して頂きたい。


I was a car hop, you were into be-bop
You sang..., do wop diddy wop diddy wop doo
All of them changes you put me through
If I could go back again, well, I know I'd never let you go
Back with all of my friends to that wonderful '65 Love Affair
We weren’t gettin' nowhere, but we didn't care
It was a crazy '65 Love Affair
Rock 'n' roll was simple and clear
Oh, I still can hear, I can hear it baby

Well I acted like a dum-dum
You were bad with your pom-poms
You said, ooh wah go team ooh wah go
Ooh-ee baby I want you to know
If I could go back in time, well, I know somehow you'd still be mine
I wouldn't be so blind to that wonderful '65 Love Affair
Rock 'n' roll was simple and clear Oh, I still can hear, I can hear it baby

Well, I tried to make you give in
One night at the drive-in
You said, oh no baby, oh no woo
All of them changes you put me through
If I could go back in time, well, I know somehow you'd still be mine
I wouldn't be so blind to that wonderful '65 Love Affair
We weren’t going nowhere, but we didn't care
It was a crazy '65 Love Affair
Rock 'n' roll was simple and clear
Oh, I still can hear, I can hear it baby

We sang doo wop diddy wop diddy wop doo
Doo wop diddy wop diddy wop doo (repeat 5 times)

If I could go back again, well, I know I'd never let you go
Back with all of my friends to that wonderful '65 Love Affair
Rock 'n' roll was simple and clearOh, I still can hear, I can hear it baby
'65 Love Affair
We weren’t going nowhere, but we didn't care
It was a crazy '65 Love Affair
Rock 'n' roll was simple and clearOh, I still can hear, I can hear it baby...(fade out)


1965年といえば、101系の製造はほぼ終了して、103系に移行していたが、80年代初頭まで 中央快速線・中央総武緩行線は101系で埋め尽くされていたのであったが、実はこの路線に閉じ込められてしまっていたという方が正しいのかも知れない。

この歌の中に、Rock 'n' roll was simple and clear という件があるが、60年代は元より、小生が幼少期を過ごし、101系が活躍していた1970年代でさえ、今と比較すれば世の凡てがsimple and clear だった気がする。実際はそう思わされていただけなのかも知れないがww。

この企画、まだまだ引っ張ってやるぜぇ~、Part 6 に続く


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jun. 2014)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



註1)1948年、Mississippi 州生れのシンガーソングライター。ロックのみならずカントリーもこなし、" I Go Crazy "、" '65 Love Affair " 等のヒットも放つが、90年代以降は表舞台から姿を消す。2008年4月、60歳を迎えた次の日に心臓発作で死去。
註2)1981年発表のアルバム" Cool Nights " からのシングルで、彼最大のヒット曲となる。 最初のタイトルは'55 Love Affair だったが、レコード会社から'55~ では若年層へのアピールが足りないと云われ、'65~ に変更された。本人はこの曲をあまり気に入っていなかったとも言われる。




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