raffault95chinon01nChinon(シノン)を含めて、ロワール渓谷(Val de Loire)の赤ワインに熟成というイメージを持たない御仁は多かろうが、熟成させてから出荷する蔵も意外と多いのである。無論、ある程度の年数の熟成に耐えてそれなりの結果を出せるワインを作っているからこそ、そういうやり方も出来るのである。

色は綺麗であまり濃くはないが、僅かにルビーを残すガーネット
スミレサワーチェリー、ラズベリーブラックチェリー、ブルーベリー、プルーン土、乾燥きのこ、枯葉、リコリス、クローブ、シナモンといった辺りの要素が見て取れる。 最初は新緑の草みたいな香りも目立ったが、時間経過と共に消えた。
口蓋内では酸が目立ち、タンニンもやや収斂性を以て感じられたが、時間と共に果実味が控え目ながらその存在を明確に見せる様になり、肉付きはあまり感じられないものの、心地の良いバランスを取れる様になる。


更にその後、収斂性は無くなり少し出汁の効いた感じが出る様になり、梅酒の様な舌触りも見せる。 余韻はmedium long というレベルだが、かなり堅実なワインである。リーズナブルな価格で楽しめるなら、文句はない。
Chinon、Bourgueil、Saumur-Champigny といったロワール優秀な
Cabernet Franc のワインを侮ってはならない。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら…、17.5/20

ここ最近、バックヴィンテージのストックを、それなりという価格で放出する蔵が増えている。その中には90年代や80年代のヴィンテージもある。これだけなら我々にとっては非常に助かる話ではある。
ただこの背景として、2010年以降フランスの各産地で遅霜や雹害等の不順な気象現象が多発して、収穫量の減少が続いているという事がある。もしこの状況が続くと、資金繰りの為に旧いストックを出せる所はまだ良いが、それが出来ない生産者では倒れる所が続出する可能性もある。


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Feb. 2014)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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