日本海 という列車は関東の人間にとっては、馴染が薄い事もあってか、そもそも地味というイメージがどことなくあった。
1989年に Twilight Express がバブルの勢いを借りる様にして登場すると、時を追って日陰の存在という感じになったしまった。急行時代からの通算で62年の歴史を重ね、その中で青函トンネルを営業運転で通過した寝台特急の第一号という名誉にも浴したが、全て開放式寝台というクラシックな姿を留めたが故に、晩年は団臨代わりの様な感じだった。
季節列車に変っても、何とかもう一度だけでも会いたいと思っていたが、機会に恵まれず夢と終ってしまった。
定期列車時代の2011年秋に名神クロスで2回狙った時の画像を公開する。


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10月上旬、丁度線路際の稲も収穫を迎えつつある時で、水田をそれなりに入れる様に撮った絵である。 よく見ると、まだら。列車の上は薄曇りなのにその前は晴れ。雲が多く、空模様が安定しなかったのが大きな原因。ローピンならまだ救いがあるが、トワ釜では救いがない。

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この年の秋は関西に2度足を運べたので、 日本海 をメインターゲットにすべく名神クロスに足を運んだ。ただ、2回とも雲が多く露光が安定せず、肝心要の日本海の時に曇られて釜はトワ釜という酷い話だった。3回目のチャンスもある筈だったが、日本海側の悪天候でウヤになって幻に。
この時期はローピンが検査に入っていたのでトワ釜になるケースが非常に多かったのだという。 2012年3月17日、定期列車としての最後の日本海ときたぐにが大阪に到着したのは、慟哭の如き雨空の中だった筈である。

新幹線100系・300系小田急5000形10000形20000形が終焉を迎えた次の日である。東京も激しい雨が降っていたのでよく覚えている。
2012年は季節列車として運行されたが、年が明けてから設定はなくなり、同じスジには日本海縦貫の貨物列車が入り、牽引機もパーイチというのは皮肉としか言い様がない。


江戸時代の北前船は関西と東北の交流を進めた商業・文化の綱であった。北陸本線を中心とした日本海縦貫はその歩みを受け継ぐ存在であると言える。そして現代においては特急街道であり続け、昼夜を通して数々の特急が競演していた。そんな時ももう過去になろうとしている。
北陸新幹線がこの綱を切ってしまう様に思えてならない。国土の均衡的発展を謳いながら、東京一極集中を進める国土政策の徒花になるのだろうか 日本海 は。
色褪せ行こうとしている特急街道を思いながら、この列車にこの曲を捧げて締めたい。


Daryl Hall & John Oates の非常に懐かしいヒットナンバー、" Wait For Me " (1979) (

曲自体は有名なので御存知の方も多かろうが、こちらこの辺でもご覧(お聴き)頂きたい。

Midnight hour almost over, time is running out for the magic pair
I know you gave the best that you have
But one more chance couldn’t be all that hard to bear

Wait for me ( wait for me ), please, wait for me
All right, I guess that’s more than I should ask
But won’t you wait for me ( wait for me )
Please, wait for me ( wait for me )
Although I know the light is fading fast

You could go either way, is it easier to stay
I wonder what you’ll do when your chance rolls around
But you gotta know how much I want to keep you
When I’m away, I’m afraid it will all fall down

So, wait for me ( wait for me ), please, wait for me
All right, I guess that’s more than I should ask
But won’t you wait for me ( wait for me )
Please, wait for me ( wait for me )
Although I know the light is fading fast, yeah, yeah…

La, la, la, la, la…., La, la, la, la, la…
Love is what it does and ours is doing nothing
But all the time we spent, it must be good for something
Please forgive all the disturbance I’me creating
But you got a lot to learn if you think I’m not waiting for you

So, wait for me ( wait for me ), please, wait for me
All right, I guess that’s more than I should ask
So won’t you wait for me ( wait for me )
Please, wait for me ( wait for me )
Although I know the light is fading fast, yes it is

La, la, la, la, la…., lady
You got a lot to learn if you think I’m not waiting for you

So, wait for me ( wait for me ), please, wait for me
All right, I guess that’s more than I should ask
So won’t you wait for me ( wait for me )
Please, wait for me ( wait for me )
Although I know the light is fading fast
La, la, la, la, la….
You got a lot to learn if you think I’m not waiting for you
Wait for me ( wait for me ), please, wait for me
All right, I guess that’s more than I should ask… ( fade out )


今回のおまけ画像=「ぬりかべ」こと287系の非常にチャラくて寂しい4連、こうのとり送り込み。
これから名神クロスに行ってもこんなモノばっかり撮る破目になるのである。


287fa05@mes01n
287 ぬりかべの名無しさん
チャラいチャラいチャラいチャラい言うな、コラ! 一番気にしとんねんから!


) 1979年にリリースされたアルバム " X-Static " に収録され、シングルとして全米でTop 20 には食い込めた。Hall & Oates はデビューの翌年1973年にはブレイクし、80年代の大活躍は有名だが、70年代終盤は不調な時代だった。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Sep. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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