Haegelen-Jayer(エジュラン・ジャイエ)なんて日本ではあまり知られていないが、高い評価を得続けているドメーヌである。

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ここの当主、Alfred Haegelen(アルフレッド・エジュラン)は元々、学校の教師をしていたが、Henri Jayer の親戚と結婚した事がきっかけで、ワイン造りに転職した。それで出来たのがこのドメーヌだが、Jayer 一家の外戚になる。ワイン自体はクラシックな作りで有名

色調は如何にも熟成したBourgogne という様なクリアなガーネットリコリス、なめし皮、sous bois系のニュアンスで始まり、ブラックチェリー、チェリーブランデーラスベリー、赤スグリArmagnacシナモン、キャラウェイシード、微かにDrambuie、Angostura、少々の土っぽさも時折出してくる。 酸もタンニンも当然ながら健在で、かつ凝縮感も高い

最初はタイトな印象に感じるが、時間経過と共に、ミッドのグラ(gras)及びボディの膨らみも充分になり、やがて酸と溶け込む様にしてフィニッシュまで切れ目なく繋がる様になる。赤果実系リキュールの様な返りが出てくる。 1998のBourgogne にありがちな間延び感はない。

頑強過ぎるのではという批判もあり得るかもしれないが、堅牢な構体を持ち、諄さはなく、嫌味も感じられない。 余韻はかなり長い
開いて膨らみが出て来ても、フィニッシュは少々ドライ。1998の特性が影響しているのであろうか?
何やらかんやら言うても、grand cru=特級畑でvielle vignes=古樹という何は恥じない。


Jayer といっても、このドメーヌの場合、Lucien Jayer とJayer-Gilles の中間のスタイルといえようか。

仮にLes Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら…、18.5 / 20



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(May. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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