Ballantine's 17yo なんて当たり前に飲める様な物だが、今年4月名古屋市東区の或るバーにて、1970年代後半流通の物を頂くことが出来た。現行品とは全く別物であるのは言うまでもない。
何せ、原酒の蒸留年代は1950年代後半である。


bltn70s@ngy01n

レンガ色に近い、Sherry 樽のブレンド比率がかなり高かった事をうかがわせる。一方、今のボトルはもっと薄く明るいをしている。
トップノートに出て来るSherry 感があからさまでなく、さり気無いながらもしっかり主張してくる。
底を強力に支えるスモーク感、ピート感 Ardbeg が結構含まれている事を偲ばせる。全体としてボディはかなり重厚で、Ballantine’sの現在の一般的イメージとは少し異なる。


華やかさはあまり感じないものの、その分、重厚さがしっかり舌の上にも、口蓋にも染み渡る。 少々の時間をおいて、ラズベリーやクランベリーの様な赤系果実ブルーベリーの様な青系果実のタッチが更に奥から時折フェンネルの葉、ディル等のハーブ感が顔を覗かせる。 続いて、カシューやヘイゼルといった辺りのナッツフレーヴァー。 オイリーな舌触りも微妙に残し、重厚さを其のままに適度なフルーティーさとナッツ感を伴って流れて行く。
香味の広がり、中盤の膨らみ並び粘り、そしてアフターテイストも基本的に文句なし。

この時代のブレンデッド、恐るべし。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら…、18or18.5/20



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(May. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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