Silver Seal (シルヴァー・シール)は以前にも取り上げたが、極最近のリリースを紹介する。
岐阜にあるE-Power がエージェントとなり、安定して入る様になったと思われるが、価格は非常に強気である。
このボトラーは1979年にスタートし、2001年に日本上陸を果たした。Sestante の流れを汲むとされ、その商標権も保持している。

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左画像=Dufftown 28yo 1983-2011 54.2% Sherry cask
実は評価の高いボトルだったのだが…、ここで試飲した限りでは、迫力不足で強い印象を残すところまでは行かなかった。厭な香味はなく、それなりに評価できる物ではあるが、期待が大き過ぎたのか?

右画像=Dailuaine 12yo 2000-2012 56.2% Sherry cask "Young" series
正直、こんなもんまで出さんでも…、という感じであった。


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左画像=Rosebank 30yo 1975-2005 55.8% "Sestante collection"
テイスティングしようと思ったら、売り切れてしまったので飲めていないが、香りを嗅がせてもらった限りでは、Lowland らしいキャラに思われた。
30年クラスのRosebank を私は経験していないので、それ以上何ともいえない部分があるが…。
Sestante ラベルではなく、通常のラベルで1974-2004=30yo・55.8%も出されている。


右画像=Caol Ila 31yo 1981-2012 54.2% Bottled by Duncan Taylor
あのDuncan Taylor がSilver Seal の為にボトリングしたもの。1981はCaol Ila にとって黄金世代である事、更に31年という長熟である事を考えても28000円は高すぎる。

他のボトラーとの比較を通じて考えると、適正(妥当)と思われる価格より2~3割程高いという印象が拭えない。でも、品質のレベルは高く、ブランド力もある。
バーで出せばそれなりのスピードで売れるのであろうから、鉄板アイテムという事になると思われる。


Part 7 以降もやる!


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Apr. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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