秩父鉄道名物?の1000系からまた1本が消えた。 リゲイン、じゃなかったチョコバナナこと1007F である。同系列導入時のカラーに塗り替えたリバイバルカラーの車両である。
12月8日のさよならイベントを花道に引退した事はブログなどで紹介されている。 ご存じの通り、この電車は元国鉄101系で、1986年に導入された。嘗て主力車として一時代を築いた1000系は最大で12編成が在籍し、カラーヴァリエーションも最大で7つになった事もあるが、2010年から導入の7500系(元東急8090系)にその座を譲り、今や風前の灯という事であろうか。


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1007F を撮影出来たのは、今年の4月上旬の1日だけだった。その日は3回も捕らえられた。新郷駅至近の場所で捉えた羽生行きの後撃ちのショットだが、パンタの位置の読み違えで串パンに…。 秩父鉄道は羽生と秩父を結んでいるので、実は「イチローズ・トレイン」なのである() 。
ウイスキーマニアは秩父鉄道に関心と敬意を払うべきなのだと改めて思うのである。秩父鉄道とイチローズ・モルトのコラボイベント、コラボ商品のリリース、肥土伊知郎氏のH.M. 付き電車の運行などやって欲しいと思うのは私でけだろうか。


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武州荒木~東行田間で国道125号を潜る辺りのポイントでの1枚。線路の西側から撮るとこんなショットになる。これを撮った後、実は大急ぎで都内に戻ってモデル撮影会に行ったのである。
6月には小豆色こと1002F が引退したが、 チョコバナナこと1007F も消えて、1000系もスカイブルー(1001F)・ヴァ―ミリオン(1003F)標準色(白地に青帯・1010F)の3種類1編成ずつが残るのみになってしまった。


つい半年前はゴレンジャー状態だったのに淋しい限りである。それでも何とか1002F 1007F 共々捉えられて何よりだと思う。 種車の国鉄101系といえば、新性能電車のはしりで、103系と共に通勤型車両に革命を起こし、一時代を築いた大変な車である。私の世代では中央線快速・中央総武緩行線というと101系を思い浮かべる人も多いのではないか。ドア開閉時の少々荒っぽい音とモーション、あの走行音…、子供時代の記憶として今も脳裏に染み付いている。 国鉄101系として生を享けてから半世紀、秩父に来てから姿形を変えながらも約四半世紀、どんな物にも終りはあって、出会いがあれば別れがある。


)肥土伊知郎氏は早稲田大からサントリーを経て東亜酒造=実家に入る。東亜酒造は羽生に蒸留所を持っていたが、その閉鎖後の2004年に肥土氏は秩父にベンチャーウイスキー秩父蒸留所を設立、2008年生産開始。
去年、秩父のウイスキーのファーストリリースがあったが、羽生時代の原酒もまだリリースされている。




※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Dec. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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