数年前に購入して以来、寝かせて置いた結果、長熟したCondrieu を紹介する。

dumazet96n01Condrieu はRhône 北部の白ワインの銘醸地でViognier 種から作られる。以前は遅摘みの果実から甘口白ワインを作る事が多かったが、1970年代以降は辛口の白ワインが主流となった。
E. GuigalGeorges VernayFrançois VillardAndré Perret
R. RostaingYves Gangloff等々の生産者が有名だが、Côte Rôtie の有名生産者と被る事が多い
なにせ、Côte Rôtie の隣のappellation(アペラシオン)だから仕方がないのだが…。
そもそも、Condrieu は熟成させるというイメージが持てない人も多いと思われる。


近年は早飲みというイメージで見られがちなワインである。矢向のローヌフリークの聖地といえるこの酒屋の人の勧めに従い、長熟させてみたという事である。
色はオレンジに近いアンバー16年でこんな色になるのかと思うとビックリ


ランシオ香ダージリンCarameliseした林檎、乾燥果実特にマンゴーOrange bittersマスカット香。舌触りも含めて、どことなくSherry樽のScotch malt を連想させるところもある。
口に含んだ後は、アールグレーダージリンのセカンドフラッシュアッサムのミルクティー蜂蜜Apricot brandy、カシューナッツが返ってくる。

余韻はかなり長く複雑さも感じられる。 異常な感じは受けない。酸は強いとは言えないが、それでも崩れてodd になった感じもないが、きれいに熟成したと言い切れる自信もない。
この作り手については、個体差(ビンむら)かなりあるようなので、同じ物でも熟成の仕方が大きく異なるボトルもあるのであろう。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで取り敢えず点を付けてみると…、18 / 20


※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Dec. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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