水海道での1回目の撮影を終えると、晴間が覗きだした。この日はキハ100形も運用に就いていたので、石下駅付近まで北上しキハ100(101号車)単行を狙ってみた。

kant101@ishg01

現場付近に着いた時は曇天だったが、ロケハンしている間に一気に晴れた。県道が線路を跨ぐ所から俯瞰で狙ったのがこれである。 日が思ったより西に回ってしまい顔薄に!チクショーの一言である。
キハ350形が引退し、JRでも久留里線に残ったキハ35も今年度中に引退するので、この関鉄キハ100形が定期運行に就く最後のキハ35として貴重な存在になる。


kant2202@ishg01

キハ101号車に先立って捉えたのがこの2202号車、コイツにはまた後で出くわすのである。
そして再び水海道まで南下してキハ350に備える


kant358@mizk03

先ずは、車庫からの回送をケツ持ちで。これは8月14日と同様。
そして、水海道を発って取手に向う所を捉えるべくセッティングをした。もう失敗は出来ない!結構なプレッシャーの中で待つ


kant358@mizk04

そして、今度は成功!

画面左下に入り込む夏草が邪魔ではあるが、被ってはいない。ディーセルの煙も少々吹き出して、花を添えている?
狙いたかったショットが漸く撮れて一安心して、後続も何本か撮影。ラストショットはもう1度守谷で狙う事として、車を走らせた。

kant2202@mory01

先ずはキハ2200形(2202号車)単行を捉える。石下の辺りで出くわしたあの車である。
1両の中で片開き扉と両開き扉が混在する珍しい車だが、ワンマン運転をし易くするための措置といわれている。
しかし困った事に…、守谷に着いてから雲が増えて露光がきつくなり始めた。これ以上暗くならない様に祈るだけだった。


kant3511@mory02

ISO400で何とか撮れた。必ずしも満足のいくものとは言えないが、お別れのショットとして貴重なものになるであろう。
キハ100も含めればこの日は合計7回のチャンスに恵まれ、全て成功した。
まだ残暑の残る中で、想い出深い日となった。


関東鉄道は首都圏にありながら、電化が出来ない特殊な事情を抱えている。(註1
その事が、キハ35を首都圏で見続けられたという奇跡の様な状態を作ったのである。まだキハ10/20系の流れを汲むキハ0・310形は残っている。(註2
国鉄民営化から四半世紀、電車のみならず気動車でも国鉄型の淘汰が進んでいる。同じ茨城県には幸いにも古いディーゼルカーの楽園?とも言えるひたちなか海浜鉄道がある。そこにプチ遠征するのも面白いと思う。



註1)石岡市に気象庁地磁気観測所があり、その半径30m以内に於いては、高圧の直流電流からの磁気によって生ずる地磁気観測への悪影響を防ぐ観点から、直流電化は原則不可とされる。この為、常磐線取手以北・つくばエクスプレス守谷以北は交流電化であるが、設備費用が嵩むため関東鉄道は電化が出来ていない。
註2)キハ10/20系の機器類を再利用して車体を新製して作られたが、キハ0形は新製車扱い、キハ310形は改造車扱いである。



関東鉄道・キハ350形(キハ35)
キハ35系はキハ35・36・30形の総称。1961年から製造され、通勤形気動車として基本構造は101系電車のそれを踏襲。エンジン等の機器はキハ58系と共通だが、エンジンは全車1基のみ。 関東鉄道では1987~92年に39両を購入し、キハ350・300形とした。殆どの車両で1989年からは冷房化、一部の車両では1993年からエンジン換装を行った。1997年から廃車が本格的に始り、最後まで在籍した358&3511の編成も2011年10月9日に運行終了。8両が残存しているが、休車・留置の状態。両運転台仕様のキハ100形2両は定期運行中。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Aug. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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