Craigellachie (クレイゲラヒ)の創始者はWhite Horse Ltd. を立ち上げ、"Restless Peter" の異名を取った彼のPeter Mackie(ピーター・マッキー)である。
U.D. 傘下の時代まではWhite Horse の看板が出ていたので有名であるが、Bacardi 傘下になってそれは取り外されている。蒸留所はSpey 川とその支流のFiddich 川の合流地点の近くにある。近所には有名なMacallan がある。

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Craigellachie 1962 25yo 46%  Moncreiffe single malt collection

ラベルの文言から見て、イタリアのボトラーだったと思われる。去年末、知人宅での忘年会の席で供された物であった。
これを飲んでしまうと、Craigellachie は美味い酒なのだという事を印象付けられる。
不思議と秀逸な白ワインの様でもあるのである。
色は明るいゴールド、ナッティーなニュアンスは結構強い、特にアーモンドと胡桃。洋梨・林檎系統の味が出て来る。ホワイトチョコや飴、水飴を想起させる香味が続いて、グラッシーなタッチも出て来る。
全体的な印象として高い透明感を以って、硬質感を出しながらも味は横方向に円を描く様に出て来る印象であった。輪郭もしっかりして崩れそうで崩れない。
味の押し出しと持続力はかなりのレベルで46度に加水されているとは思えない位である。



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Craigellachie 1962 26yo 46% CADENHEAD'S black dumpee bottle

泣く子も黙る?伝説のCadenhead の黒ダンピーの中の1本。今年5月に名古屋に遠征した日の夜に有名な某N で頂いた。マスターも超お勧めだった。
最初の入りはフルーティー。白桃・黄桃・パパイア等のニュアンス。そこから、白い花、特にカモミール、ジャスミンといった所が出て来て、更にナッツ類、殊に胡桃、カシューナッツ、アーモンド、ヘイゼルナッツのニュアンスが表に出る様になる。
又、味の底部には八つ橋や落雁の様な香りと柔らかな甘さが見える。 その後は少々梅酒の様なタッチを伴い伸びやかなアフターテイストを形成する。
勿論、コシも強く妙なブレもない。 両者とも、味の出方として横方向の広がる強い様にも思われたが、Cadenhead の場合は縦方向にも結構出る感じであった。
色々言っても、甲乙付け難い両者であり、秀逸でimpressive なCraigellachie であるのは明らかである。



Les Meilleurs Vins de France 流に点を付けるなら…、両者とも 19 / 20



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jul. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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