日本の都市高速でも屈指の渋滞の名所。四六時中渋滞しているイメージの強いのが阪神高速3号神戸線。25年前の阪神大震災、ピルツ工法で建てられた橋脚が根こそぎ折れ倒壊した恐ろしい光景を見せたのもこの路線。
阪神間の大動脈というと、国道43号国道2号阪神高速3号神戸線阪神高速5号湾岸線、大体こんな所である。
国道43号といえば、複数車線あるのに40キロ制限というクソ国道。騒音防止という建前らしいが、こんなやり方するから、阪神工業地帯は衰退して伊勢湾に抜かれてんねゃ。


hs9209@imdz01n
(連絡路は今津の辺りを通るらしい・2008年今津駅にて)

現在、名神高速道路は西宮JCT で阪神高速3号と接続して終わっていて、湾岸線には行けない。確かに不便といや不便である。
そこで、名神湾岸連絡線なるものをここに来て漸く建設して湾岸線とも繋げようという事になったのである。事業化したてホヤホヤのこの道路は、現在の西宮JCT から湾岸線西宮浜出入口の所を繋ぐ予定で、西宮JCT は久寿川駅近くで、そこから南西方向に延びて大阪ガスのグラウンドを掠め西宮港を斜張橋で跨いで西宮浜に至る様である。近くには今津灯台や砲台跡という史跡もある。2028年頃供用を開始したいとしているが、予定通りいく可能性は高くない。ただ、完成すれば西宮の夜景スポットとして人気が高まる可能性がある。

その規格が一寸ショボい、何と片側1車線、暫定ではない様だ。却って渋滞のタネになるのではと心配される。ただ、これはあくまでも連絡路に過ぎないという事らしい。

ただ、湾岸線に接続しても湾岸線も一寸不便で思った様に機能しない、何せ湾岸線は六甲アイランドより西には通じていない。六甲アイランドから中心部に通じているのは別料金でETC も使えないハーバーハイウェイである。(市が管理する臨港道路であるため)神戸→大阪の場合、ハーバーハイウェイから湾岸線住吉浜にダイレクトに入ろうとすると渋滞に捕まるので、六甲アイランドを経由して入る方が良いのだそうだ。
大阪と神戸の中心部をダイレクトに繋ぐ道路は阪神高速3号神戸線の事実上一択という形になるから、都市高速でもワースト1&2という渋滞=首都高より酷いというのは当然と言えばそれまで。


首都圏だって、首都高が半端にしか供用されていなくって随分不便で使えない所が嘗ては多かった。それでも、3環状の内首都高のい2つは完成、あとは外環道のみである。(それがいつになるか分からない)環状だけでなく、色々路線が整備され渋滞も昔に比べてある程度は減った気がする。(その代わり東名の神奈川県内の渋滞が年々酷くなる気がするが…)

kbptmmxviiapr04
(少し寂しくなって来た神戸のベイアリアにも喝が入るか?)

阪神間の道路の悪さ、意外に思うかも知れないが、実をいうと私も数回走ってみるまで気付かなかった。阪神地域だけでなく京阪神の道路は現時点で意外と貧弱である。阪神地域の場合は阪神大震災があってその影響でストップしてしまった部分もあるだろう。
山手幹線だって「幹線」とは言うものの西宮から東は貧弱で、尼崎の戸ノ内なんて陸の孤島みたいな所で終わっていて(戸ノ内は昔、赤線地域だったらしい)、大阪に繋がっていないから論外
そういう所でも関西の低迷が長引いて、中京(中共ではない!)にもあっさり抜かれた訳が分かるというものである。

今回の連絡線建設自体で問題が改善するかといえば、その答えは勿論NO
湾岸線が今になっても全然完成していないで中心部にアクセスしていない事が神戸側の最大のガン細胞である。漸く事業化されたと言え出来るのは2030年頃だというのだから、まだまだ神戸線の渋滞地獄は続くか。
今ある区間が開通して早20年以上、延伸の都市計画決定からだって10年以上経って漸くの事業化とは随分御ゆるりとしたものである。それこそ悠久の時が阪神高速には流れているとでも言うのかと突っ込みたくなってしまう。
メリケンパーク辺りも再開発で既にスパ銭が出来て、更にタワマンだの商業施設だのが建つ様である。最初がそこそこ勢いがあったベイアリアも近年は苦戦が伝えられている。カジノなんかに期待せず頼らずで少しでも立ち直って、名神新連絡路・湾岸線延伸に備えてもらいたいと切に願う。



当サイトは各種ランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。

ブログランキング・にほんブログ村へ