阪神の象徴であり続けた赤胴車。優等列車用は赤胴車、普通用は青胴車それが阪神。ずっとそれが染みついている鉄道ファンは多い筈である。でも完全に過去のものとなった。8000系8239Fがリニューアルに入り2015年5月で本線からは赤胴車は姿を消して、武庫川線の7890・7990形(←3801・3901形)7861・7961形が残るのみだった。
1958年の3301・3501形登場から62年間走り続けた象徴が消えたのである。赤胴車の歴史は阪神電車の大型高性能化そのものである。(3301形は後にえちぜん鉄道MC2201形となる)


hs2211@nro01
(画像は2000系)

1996年登場の「震生車」9000系がステンレス車体で登場したが、それでも赤のガーニッシュを巻いていた。
その5年後の2001年、何と信じられない奴が登場した。そいつの名は9300系、究極の裏切り者とすら揶揄されたその出で立ちにはビックリだった。プレストオレンジ+シルキーベージュという完全は巨人カラー、しかも8000系もリニューアルで右へ倣え
赤胴を捨てた事を「阪神大震災の忌まわしい記憶を払拭し新しい時代の阪神電車をアピールする」とか言って説明していた様に記憶しているが、9300系と8000系はいつも批判の的となり虐められる運命になってしまったのである。
赤胴色を捨てる必要なんかあったのだろうか、捨てた挙句にあの色ではどういう事になるか想像力が欠如と批判されても当然ではないか。


そして2009年の阪神なんば線開業に合わせて登場した1000系は異常に安っぽいステンレス車体。
そこでガーニッシュはやや黄色っぽいヴィヴァーチェオレンジに変わったが、よく見ると末期色の匂いがしている。それが安っぽさを引き立てるのであった。


hs2215@kosn
(こちらも2000系で代用)
最後まで残り、2連で運行されていた7890・7990形7861・7961形が6月2日引退してしまった。2000系の時もそうだが、ラストランとして特別運行するとかそういうイベントは全くなし。
最終運行日すらコロナウィルスの感染拡大防止という名目で非公表だったが、それはあくまでも表向きでしかない。こっそり引退させて恰も最初からそんなのは存在してなかった如くふるまうのは今の阪神の体質だと思って良い。マスゴミや2ちゃんねラー達に叩かれるのがよっぽど怖いと見える。
3501・3561形はさよなら運転が1989年に行われたという記録がある)


武庫川線の車両は運行終了から11日後の13日には全て搬出されリサイクル工場に送られた。
7890号車はUR都市再生機構に譲渡され、団地のコミュニティスペースとして再利用される予定だという。
ただ、よくよく考えると不思議なのは、今まで武庫川線で優等列車用の車両を使っていたのかであり、本来ならジェットカーのお下がりでも良かったはずである。
現在も古いジェットカー(5000系)が残っているのにこの度わざわざ5500系を改造した持ってきたのか一寸解せない。


~今度行きつく先は末期色?~
プレストオレンジとシルキーベージュが一部の阪神ファンから攻撃されまくり、1000系と9000系リニューアルで末期色っぽく修正してしまった。
今後2020年代予想されるのは、1000系9000系9300系リニューアル、そして8000系置き換えであろう。今度は一部のタイガースファンに阿って、末期色路線に進んでしまわないか大変憂慮している


これについて阪神電鉄の答えは一つであると思われる、2020年代は赤胴色への回帰ではないだろうか。



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