オイ!、お前らは造船疑獄を知っているか?てなわけで、検察と政治という部分をもう少し述べて行く事としたい。戦後唯一の指揮権発動となった案件と「逆指揮権」案件である。

~1954年の造船疑獄~
法務大臣には指揮権がある。個別の検事には直接及ばないが、検事総長を通じてという形なら及ぼせる。法務大臣に指揮権を与えるのは、議院内閣制の日本に於いては国民の請託を受けた国会議員から構成される内閣の大臣にこれを与えて間接的にシヴィリアンコントロールを掛けるという名目が付くのである。


時は1954年、朝鮮戦争特需から始まった高度成長の初期である。貿易の為の船舶が不足していた時であり、船舶の大量製造は急務だった。そこで当時の吉田茂内閣は銀行が造船業界に貸し付けをする場合、利払い金を公費で補助するという政策を打ち出した。これに造船業界と国会議員どもが集らないはずがなく、賄賂の温床が作られた。
この疑惑はメディアにリークされ、検察が動き出した。捜査の手は吉田の下で幹事長をしていた佐藤栄作に及びそうになった。そこで吉田は法務大臣だった犬養健に指示、犬養は指揮権を発動して強制捜査を任意捜査に切り替えさせた。これで佐藤は逮捕訴追を免れたとされる。内閣がシヴィリアンコントロールの為である指揮権を身内を守るべく使っ事は民主主義の根幹を揺るがす行為と言われても弁明は出来ない。
これが報道されると国民の怒りを買ってしまったのは言うまでも無く、犬養健はこれで法相を辞任し政治家生命もThe End、吉田内閣は総辞職を強いられた。辞職時の吉田の「では、やめて大磯でゆっくり本でも読むか」という呟きは有名である。(今ではこれもツイートとなるのか?)
吉田から自由党総裁を引き継いだ緒方竹虎は首班指名選挙で鳩山イチローに敗れ、日本民主党に政権を奪われた。ただ、それから1年も経たないうちに保守合同で自民党が成立、55年体制に移行するのであった。

yobk03

~日本史上最大の疑獄事件・ロッキード事件~
簡単にいうと、ロッキード社側から全日空にロッキード製の航空機=トライスターL-1011 を購入する様に働きかけがあり、その成功報酬として田中角栄が5億円を受け取った受託収賄・外為法違反事件となる。「記憶に御座いません」「蜂の一刺し」「ピーナツ(=100万円)」という言葉でも有名である。


小生の年だと、コレを一応リアルタイムで見ている。複雑怪奇過ぎてこんな所で細かく書くと何時まで経っても終わらないから、簡略化して書く。この事件が起きた背景としては、ベトナム戦争戦局の悪化がある。1970年頃になるとベトナム戦争の状況は悪化の一途を辿って、敗色濃厚という空気も流れていた。ベトナム戦争特需も落ち込みだして、戦闘機や軍用機の需要も落ち込むとなれば、日本あたりに売り込むしかないという事になる。
特にロッキード(Lockheed)は深刻で、軍用機ではトップメーカーだったが軍用機では食って行けなくなると、初のジェット旅客機トライスターL-1011に活路を見出そうとしたが、エンジンの開発遅れでダグラス(McDonnell Douglas)やボーイング(Boeing)に歯が立たなかった。そこで目を付けたのが日本では全日空という訳で、この事件が起きたという事なのだ。発覚は1976年だったが実際の事件は1972年秋=田中角栄首相在任中に起きているが、田中角栄政権は72年7月~74年12月と然程長くなく、総理の座から滑り落ちた原因は「田中金脈問題」という政治スキャンダルである。


ロッキードの疑獄が発覚したのは日本ではなくアメリカだった。1976年2月のアメリカ連邦議会上院小委員会で、ロッキード社がL-1011売り込みのために各国政府に巨額の賄賂がばら撒かれた事が明るみに出た。日本用に用意された工作資金30億円は非常に複雑な経路で日本政府に渡された事が判明した。
アメリカ・日本・イギリス・オランダ・メキシコその他の国々を跨ぐ大スキャンダルとなったが、日本で逮捕された政治家は田中角栄・佐藤孝行・橋本登美三郎。加えてフィクサー・児玉誉士夫、政商・小佐野賢治、丸紅や全日空の役員複数名と錚々たる登場人物のラインナップである。
事件の重要参考人物が次々と謎の死を遂げ、児玉誉士夫邸セスナ機特攻事件なんてものまで起きたのである。


事件発覚当時の総理は三木武夫だったが、事件捜査進展を急がせた事で「反三木派」と言われた勢力が反発、これで「三木おろし」が燃え上がった。三木派・中曽根派 vs. 田中派・福田派・大平派その他という争いの構図となった。
そういう中で、三木の下で法務大臣であった稲葉修(中曽根派)は検察にストップを掛けなかったため、田中は逮捕・起訴まで一気に持って行かれた。
これには田中派が「逆指揮権発動」だとして大反発して三木と稲葉は猛烈な攻撃を食らい続ける破目になった。そして76年12月の衆院選で自民は後退すると、「三木おろし」を進めた福田赳夫が総理の座を射止める事となった。


其の参でも述べた様に検察は常々アメリカの手下みたいなもので、必ずしも対米追随路線ではない田中・竹下系列には攻撃的で、対米追随一貫の福田・中曽根系列支持だと言われるのである。その一方アメリカでは今、検察が国民を騙したのかという事が白日の下に晒されようとしている、それは「オバマゲート」である。


ここで最後に考えてみよう…、検察庁法改正案に抗議出来るなら、他にもっと抗議すべきイシューはこんだけある

種苗法改正にも断固抗議!
NHK 受信料全世帯徴収、スマホ・タブレットからも徴収という放送法改正にも断固抗議!
憲法の存在すらわかっていない安倍晋三による国民投票法改正も当然絶対抗議すべし!
習近平国賓来日に向けての再調整なんてそれこそ断固抗議である。中国依存を続けたい財界と2F 以下親中グローバリストどもがゴリ押しているのである。
「特段の事情」で中国人を何千人も裏口入国させた事にも断固抗議!
武漢~大阪の航空機定期便就航並び東京への貨物航路運行開始にも何があっても断固抗議!
人間から精神的自由・プライバシー、そして尊厳まで奪い去って、完全監視によって家畜化を一気に進めるスーパーシティ計画にも当然全力で抗議すべし!そしてブッ壊せ!


抗議なんて生易しいもので済ませてはならない!、コロナウイルスのどさくさに紛れてこうした日本民族殲滅に繋がる超悪法が制定されようとしている事に無知鈍感になってはならない。こんな悪法を作りまくるディープステイトのチンピラどもはクズである!
♯抗議しますから、♯大和民族の尊厳を懸けた反対闘争へ展開させねばならないのではないか。




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