名古屋というとこの国の五指に入る様な大都市でありながら、夜景のイメージは薄い。夜景スポットも元々限られてはいるが、2005年に名駅のセントラルタワーの展望室が閉鎖されてからは更に少なくなった。

この記事で紹介する絵は、今から丁度10年前=2008年8月に撮影したものである。その時の事を思い出すと何といってもリーマンショックが直ぐに迫って来ていた。セントラルリーグのペナントレースではトップを行っていたのは阪神だったが、8月も後半になると巨人軍が一気にまくって迫っていた。(この後所謂「メークレジェンド」が起きる)
そんな中、小生はある用事があって急遽名古屋に2泊3日で行く事になり、その2日目の夜に撮影したのがこの絵である。この時期の名古屋は「にっぽんど真ん中まつり」の最中で栄・錦という中心部はかなり賑っていた。


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何処で撮影したかは直ぐにお分かりだろうか?
言うまでもなく久屋大通にあるテレビ塔の展望室である。こうして見ると名古屋には高い建物が少ないのが判る。こちらは南方向=大須方面を向いたショット


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こちらはオアシス21が眼下に大きく写っているが、南東方向=鶴舞・千種方面を向いてのショット。
ここである事にお気付きにならないか?
絵全体が霞んでいるというか濁っている事である。実を言うとこの日はほぼ1日中雨だったのであるが、雨天で夜景を撮影したらいつもと一味違った感じの絵が撮れるのではないかと思ってチャレンジしたのである。


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東方向=名駅方面を向いたショット、中央奥に見えるのがセントラルタワーという事になるが、撮影したのは土曜で、丸の内や伏見といったオフィス街のエリアなので灯りが少ない。しかも折からの雨で窓ガラスの汚れも更に強調されてしまう

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北方向=名城公園方面を向いてのショット、手前を横切る大通りは桜通
こちらもオフィスや役所が多いエリアなので土曜となると光量は少なくなってポイントが下がってしまう



何故、ジレンマなのか?
都市夜景において、ランドマークになる様な建物ライトアップされているか若しくは灯りが多いものがあるとポイントが上がる。名古屋の中心部には其の類のものは殆どない、このテレビ塔こそ思いっ切りポイントを稼げる貴重な存在なのである。なのに、そのテレビ塔の展望室に入っての撮影は、当然その貴重な存在抜きで絵作りしなければならない事を意味する
この展望室からなら名古屋の一番美味しい部分を隈なく見下ろしてパノラマ的夜景を楽しめるのだが、唯一で一番ポイントの高い物が入らないという事が大きなジレンマになってしまう。名古屋の街にもっと華やかさがあればこんな事は無視出来るが、見ての通りなので行き着く所は「これやから名古屋はオモロないねん」という話になりがちである


実を言うと、このジレンマを感じる事すら出来なくなるという事態がもう直ぐに迫って来ているのである。そこは次の記事で触れる事とする。



この夜景を撮影した日は天候が芳しくなかった事もあり午後は、先述の「にっぽんど真ん中まつり」を見物してみる事にした。名古屋を代表するイベントという事もあって久屋大通公園のステージでは色々なパフォーマンスが展開されていた。

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小生がそのステージエリアに足を運んでいた時間帯に、丁度ある女性シンガーのステージが始まっていた。ステージに近い席に空きを見つけたのでそこに着座、70-200 をテレ端まで伸ばして何とか撮影したのがこの娘の画像だった。この娘の名前も覚えてはいないが、恐らく当時20代で中京地区をベースに活動していた人なのではないかと推測される。
この絵自体はセレンディピティ(serendipity)的に撮れたものではあったが、小生の今の機械とテクニックがあったならもっと良い絵がそれなりの数確保出来たかも知れないのだが・・・


蛇足だが、この翌日は常滑まつりを見物し、その序で常滑駅で名鉄を少しばかり撮影した後帰京する事にしたのだが・・・
静岡県内の複数個所で起きたゲリラ豪雨で新幹線のダイヤは運転見合わせが起きる等でもう滅茶苦茶、乗ろうと思っていた列車(N700系 N 編成=現・K 編成)には15分遅れで乗れたのだが、途中でノロノロになるわ止まるわの繰り返しで品川駅に着いた時は90分遅れ、そこで更に東京駅の線路がなかなか空かずに出発出来ないという事態が発生。
ここまで来たら120分遅れになってもらって特急料金半額払戻を狙おうと列車内で粘ったのが功を奏し東京駅に130分遅れで到着!
ところが、それで小生はクタクタになってしまい、外は大雨という事もあって自宅までタクシーを利用する羽目に・・・、払い戻される特急料金よりタクシー代の方が高く付くというオチになってしまった
因みにゲリラ豪雨という言葉が一般化したのはこの頃だった。





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