今年もNPB のシーズンが始まって20日程経つが、先月はプレシーズンゲームとして日本代表の意味の良く判らない強化試合も非常に低調な感じで行われていたのを覚えてられるだろうか?
野球日本代表という言葉が注目される様になったのは、2000年のシドニー五輪以降の事である。それが何時しか「侍ジャパン」という愛称まで付いて、毎年どこかで代表強化試合まで組まれる様になったというのは70年代から野球を観ていた小生からすると時代も変ったという印象である。


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もし、遥か昔から日本代表(フル代表)があったら、それぞれの年代でどんなメンツで組まれていたのだろうかという想像をしてしまう事も多い。そこで、小生なりに選考してみる事とする。


メンバーは総計33人とし、ベンチ入り登録可能は28名、従って5人は補欠(予備召集)=斜字体表記外国籍の者は候補から除外した。
ベンチ入りは25名とし、ベンチ入りのピッチャーは9名で、3人は「上がり」となってベンチ外になる前提である。
紫字体は現役選手、DH は野手陣の中からその日の都合で適当に指名するものとする。


投手 12+2 =14名
金田正一、稲尾和久、山田久志、野茂英雄、鈴木啓示、米田哲也、梶本隆夫
岩瀬仁紀、佐々木主浩、江夏豊、高津臣吾、大野豊、杉浦忠、津田恒実

捕手 3名+1 =4名
野村克也、城島健司、古田敦也、伊東勤


内野手 7+2 =9名
長嶋茂雄、藤村富美男、落合博満、野村謙二郎、松井稼頭央、大杉勝男、高木守道、榎本喜八、中西太


外野手 6+1 =7名
イチロー・スズキ、山本浩二、松井秀喜、福本豊、門田博光、長池徳士、山内一弘



やってみて思ったのだがオールタイムではなく、各年代10年区切りで選出する方が寧ろ容易である様に思えた。オールタイムでは幅が広くなりすぎる感があった。(今更言うなって?)
現役選手はその評価が変化する可能性が高いこともあって、なるべく避けたいという部分もあったので、そこで余計に難しくなった。


王貞治御大は中華民国籍、老害ハリー氏は朝鮮籍なので除外となったが、これで結構人選を迷う結果になった。
それ以上に苦労するのはリリーフピッチャーの人選だった。スターター系に比べてリリーフ系は歴史が浅く、分業制が確立し始めたのは1980年代以降で、セットアッパーなんていう役割が確立したのは1990年代以降である。
しかもリリーフ系のピッチャーで重要な所は外国人選手の比率が高い様に見えるから、今回のテーマでいうとピックアップが難しい。


キャッチャー3人は比較的容易に出たが、補欠は苦労した。補欠に入ったのは伊東勤氏だが、阿部慎之助、森祇晶、木俣達彦という選択肢もあった。阿部氏は現役であり途中から内野に転向というマイナス点がある。木俣氏は阿部氏より打撃がやや劣る。純粋に捕手としての能力なら森氏という事だろうが、打撃が如何せん・・・。てなわけで、伊東氏が漁夫の利を得て滑り込んだ。

「何でコイツが?」というメンツも入っている様に見えるが、オールスターではなくあくまでも侍ジャパンという前提なので、全体としてのバランスも一定程度考慮しての人選をしたかったという事は御忖度頂きたい。
榎本、長池、山内の御3名なんて、それこそサブとしてでも入れたら面白いだろうなという感じでリストアップしたのであるが、内外野とも最後の3人は選考に迷った。内野なら高橋慶彦氏、掛布雅之氏、松永浩美氏もアリと思われるし勿論、「鉄人」「ジャワ原人」こと衣笠祥雄氏を忘れた訳ではない。
外野手なら簑田浩二氏、広瀬叔功氏、更には土井正博氏を入れても面白いと思われた。


取敢えず、これを基にして小生なりにスターティングラインナップを組んでみると・・・
1=RF イチロー・スズキ
2=2B 松井稼頭央(又は高木守道)
3=1B 落合博満
4=C  野村克也
5=LF 松井秀喜
6=3B 長嶋茂雄
7=CF 山本浩二
8=DH 門田博光(又は藤村富美男、その他)
9=SS 野村謙二郎(又は松井稼頭央)
先発P=稲尾和久(金田正一だと思ったらそうは行かんぞ!)


もし機会があれば次は、「侍ジャパン of the decades 」(各10年毎の侍ジャパン)とも呼ぶべきものも選考してみたい。



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