Domaine du Pegau (ドメーヌ・デュ・ぺゴー)といえばあのクソ漫画「神の何チャラ」にも登場して日本でも有名になった作り手。

この蔵の歴史は17世紀後半まで遡るらしいが、当初はオリーブオイルを中心に生産していてそこで資金を稼ぎ、ワインを本格的に作り出したのは18世紀に入ってからの模様。ただ、自社元詰めを始めたのはそれから250年経った1987年の事。現当主のPaul Feraud (ポール・フェロー)氏の娘、Laurence (ローランス)女史がドメーヌに加わった時であり、そこからの快進撃は凄まじいとすらいえるレベルかも知れない。

cndppegres2k01小生がこのドメーヌに出会ったのは彼是20年位前だった、当時交流があったある人から勧められ、当時は値段も結構安かった事で、1990年のヤツを買ったのが馴初めという訳である。
作りはクラシックな要素が強く、葡萄は除梗せず(先ずココが小生を萌えさせる)、発酵はコンクリの桶で行い、熟成は大樽使用(3000~6000リットル程度)の新樽無し、フィルター掛けも無しである。
因みに、使用する葡萄の比率としてはGrenache noir(グルナッシュ・ノワール)=75%、Syrah(シラー)=20%、残り5%がその他諸々という模様


色は暗めのガーネット、色だけ見るとかなり熟成感がありそうだが…さて実際は?
第1陣で中心的な部分としてはブラックチェリー、ブラックベリーリコリス、黒胡椒、西洋杉、ブルーベリー
第2陣として、なめし革、腐葉土、煎ったカカオプルーンエキスリエージュシロップ、微かにカンファー
更にはラベンダータイム、オレガノナツメグといったあたりが加わってくる。
フィニッシュとアフターで eau de vie Kirsch、eau de vie framboiseの感じがそれなりに出てくる。これは優秀なGrenache noir を主体にしたCNDP の特徴としてよく見られるものである。特に熟成をある程度重ねた場合顕著になると思われる。
最初はタンニンがやや目立つ、しかも甘苦系な感じ。酸が後からしっかり現れてくるが、甘苦系なニュアンスがやや強い。
それでも時間と共にグズグズに崩れたりする事はなかった。アフターは力強く粘りと伸びもあって勿論長い。全体としては期待以上だったか。


Les Meilleurs Vins de France 的なノリでスコアリングするなら… 18.5 / 20

ここの最上級品である Cuvée da Capo (キュヴェ・ダ・カポ)は最良年にしか作られず、しかも前出のクソコミックのお陰もあってか今や幻のワイン同然になり、価格も凄まじいレベルに。それが作られない時はその代りにCuvée Laurence (キュヴェ・ローランス)が作られるという事らしい。こちらは入手のチャンスもそこそこあって価格もまだ辛うじて現実的かと思われる。
この2つのスペシャル品の下に位置するこのワイン=CNDP cuvée réservée (レゼルヴェ)だが、それでもトップクラスのCNDP である事は明確である。15年位待てると報われるというのが小生的にはナイスで、これでも充分だとも思える。





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