Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

2020年02月

Hermitage(エルミタージュ)には2つのChave =シャーヴがある。一つはJean Louis Chave (ジャン・ルイ・シャーヴ)で、言わずと知れたローヌでも超老舗にして最高位の生産者の一つ。その超大作の様な?ワインは今や狂乱物価で完全に高嶺の花。
そしてもう一方は今回フィーチャーするBernard Chave(ベルナール・シャーヴ)=現・Yann Chave (ヤン・シャーヴ)である。こちらはまだ何とか現実的な価格で手に入る。
Crozes Hermitage のエリアの中心部に蔵はある。2000年までは Bernard が当主だったが、2001年に代替わりして息子の Yann が継いで名称もYann Chave となっている。


70年代初頭に Bernardがその地に居を構えたが、4haしかない畑の中で葡萄を植えていたのは1haのみで、残りは果樹園だった。ワイン造りを始めたのは1973年からで、1979年に組合から独立し自分達の独立したワイナリーを作った。1996年になると、現当主のYann (当時26歳)が加入した。彼は2000年から有機農業に取り組み、その認証を2007年に獲得。現在では Hermitage に持つ1.2haの畑を含めて総計20haの畑からワインを作っている。この蔵自体の主力は Crozes Hermitage であるが、エルミタージュの方でもトップクラスである。

herm98yancha01これがエルミタージュのトップクラスなのか、という訳でインプレッションに入って行く。

色をチェックすると、中~深めの深度を持つ綺麗なガーネットでルビーパープルも残っている。21年という年数を考えると若干若作りだが、エルミタージュとしては理想的なカラーと思われる。

ここからいつもの様に香味のエレメンツを挙げて行くと…
第1グループとしてはハスカップブルーベリーカシス苺、野苺ブラックベリー、ブラックチェリー
更に第2グループとしてスミレ、ミント、昔のFernet 系セミスウィートチョコ、リコリス、ローズマリー、西洋杉、ドライフィグシャンボールリキュール
フェヌグリーク、シナモン、クローブ、フェンネルシード、スターアニス、ラヴェンダーといった辺りが現れた。


21年も経っているのにフルーティーさが結構前面に出ているのには少々おったまげぇ~!で最初のアタックから非常に惹きつけられる心地の良さがあった。


濃さを表に出していないのに、密度は高くカッチリト組まれたスクラムの様なボディでありながら、口内でのフィーリングはヴェルヴェットの様でもあり、シームレスで美しい肌理。それでもタニックでタイトな部分も忘れない。


それでも時間経過と共に酸がしっかり出て来てそして時折、「昔の(1980年代前半以前)Ch. Margaux とかLéoville Las Cases とかってこうだったよな」と思わせるクラシックでスタイリッシュなボルドーを想起させるバランス感を演出して来る。大昔だが、ボルドーの名だたるワインにエルミタージュが混ぜられていたという話も何しか妙に頷ける。
(混ぜられているワインの方が高級だったのだとか…
旨味の感じは出汁というより梅酒的な流れ方が強い様に思う。長さは無論十分以上だが、地道でさりげなくてしっかり長いという表現が適切か。
ボールコントロールオフェンスの様に地道にステディに進んでいると見えるこのワインの着地点まだ先だというのは明らか。
このクラシックでエレガントな美酒は「地味な怪物」なのだろうか

小生なりのスコアリングしてみると… 18.5 or 19 / 20
超大作とまでは行かずとも、ここまでのレベルの Hermitageはそう簡単に拝めやしないのは確かである。この結果を受けて後日Yann Chave のHermitageを購入した小生だった。




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当サイトでは珍しい南西地方(Sud-Ouest)のワインを取り上げる。南西地方という地味であまり意識されない所でも、Cahors(カオール)、Bergerac (ベルジュラック)、Madiran (マディラン)、Gaillac (ガイヤック)、Jurançon (ジュランソン)、Buzet (ビュゼ)等々の決して侮れないワイン達がひしめいている。
今回フィーチャーするClos Triguedina (クロ・トリグディナ)は1830年創業。カオールの地に Etienne Baldès (エティエンヌ・バルデ)が最初の葡萄の植樹したのが始まり。その後1877年のフィロキセラ災害や1956年の冷害でダメージは受けたもののそこら辺は乗り越えて今に至る。
今年で創業190周年を迎えたこの生産者、現在は65ha程を所有している。


この蔵がここまで成長したのはJean Baldès (ジャン・バルデ)の働きが大きい。彼の時代に畑が倍増されて今の規模になった上に、1976年にカオールで最初にステンレスの発酵用タンクを取り入れたりする等のイノベーションも行っている。
更にその後を引き継いだ現当主のJean-Luc Baldès (ジャン・リュック・バルデ)によって今の名声と地位が築かれた。彼が当主になって約30年の中で、フランス国内は元より世界的な受賞歴多数で、西南地方でもトップと言える蔵に成り上がった。そしてMaster of Malbecを自称するまでになった。2007年からは単独の区画からのワインもリリースしている。


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AOC Cahors は Malbec (マルベック)75%以上であれば事足りて、Merlot や Tannat 等の品種がミックスされる事が多い。にも関わらず、1976年から Jean Baldès (ジャン・バルデ)が生産を開始した Malbec 100%のワインがこの Prince Probus (プランス・プロビュ)で、この蔵の絶対なプレスティージュ的存在である。このProbus は紀元3世紀に君臨したローマ皇帝の名である。
そして現在は Prince が取れて単にProbus (プロビュ)を名乗っている。つまり皇太子から皇帝に昇格したという事か?
カオールの畑は Lot (ロ)川沿いに川に近く高さの無い所から第1~第4という形で4段の台地になっている。その中で「第3テラス」=3段目に所有する区画の葡萄から作られるが、鉄分を多く含む珪質泥岩土壌で骨格の強いワインが出来るらしい。


ワインのインプレッションに入る。
色は予想通り非常に暗い、ギトギトに濃いという云う感じではない。濃さもあるが、あくまでもやや黒っぽくくすんでいるという事で、暗くとも澄んだ色合いである。
拾い出せたエレメンツを挙げて行くと…
1段目を構成するのはブラックベリーブラックチェリーハスカップ昔のFernet 系、竹炭、ビターチョコ
2段目としてはスミレブルーベリーラヴェンダー、丁子、 カユプテ、楠、カカオリキュールカシスなんていった所か


Malbec というブドウ品種はタンニンがゴツく粗野なイメージを持たれがちだが、このワインの場合は確かにタニックさが目立つものの、そんな粗野な所は無い。何せ肌理は細かく、当りも上品でスムーズ。酸の存在がキーになっている。無理のない構成、しっかりコンスタントに主張しブレの無い酸、美しさすら感じる。まだまだ頑固で内向的な面も目立つが、時間経過と共にスローにその姿を現して行く。各種のエレメンツが美しくシームレスに溶け込んで、スタイリッシュに流れて十分以上のアフターテイストまで続く。
25年に近い歳月が経っているにも拘らず、まだまだ硬く厳しさが十分。
それでも大変美麗にして荘厳なこのワインはマルベックの持つ能力を最大限に引き出す為の努力が惜しみなく注ぎ込まれているとしか言い様がない。(テイスティングは2019年末)


小生なりの採点結果は…、18.5 / 20 5年後なら19点を献上出来たかも知れない。



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新型コロナウィルス蔓延のせいで屋内のものを中心にイベントの中止が相次いでいる。キャンセルされたCP⁺2020も例外ではなかったという事である。
CP⁺(シーピープラス)ってご存知の方も多かろうが、簡単に言えばカメラ業界のコンシューマー向け国際見本市である。このイベントは2009年まではPIE と名乗っていた。
抑々、日本に於ける写真関連の見本市というと、それぞれ主催の異なる日本カメラショー(1960~94)・写真映像用品ショー(1970~94)・ラボシステムショー(1966~2004)・国際プロ・フォト・フェア(1972~2004)が別々に存在していた。この内、最初の二者が1995年に統合しフォトフェスタが誕生し97年からフォトエキスポと改称。2005年に残り二者も統合してフォト・イメージング・エキスポ(PIE=Photo Imaging Expo)となった。


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しかし、出展メーカー同士・関連団体同士の対立や確執が起きて(よくある話だが)、2009年のPIE 閉幕直後に分裂、2010年からはCIPA 主催のCP⁺=コンシューマー向けと株式会社プロメディア主催のPHOTO NEXT =プロ・ビジネス向けに別れてしまった。
2014年には大雪で1日だけ中止になった事はあるが、開催そのものがキャンセルされるのは初めてである。
小生も嘗てはPIE の時代も含めて毎年の様に足を運んでいた時代もあったが、ここ数年はつまらなくなって来たので足を運んでいなかった。


CP⁺・PMA (Photo Marketing Assosiation)と並ぶカメラ関係のメジャーな見本市で、フォトキナ(Photokina)があってこちらは隔年9月開催だった。これが2018年の時点で隔年から毎年開催に変えるとぶち上げて開催時期も毎年5月開催にする筈だった。しかし2019年は準備が間に合わずキャンセル。2020年から毎年開催という事になった。ただし、今年の開催はこのような状況なので現時点では甚だ怪しいと言わざるを得ない。
ただ、今の時代この手の見本市は世界で増えていて飽和状態になっていて出展企業の体力を削いでいるという事も事実であろう。大規模会場に数万若しくは数十万単位の客を集めて製品発表を行う様なコンヴェンションは時代にそぐわないという風潮もある。ネットで出せばコンシューマー向けではそれで充分という事だ。
カメラ業界もスマホに押されて市場の伸びが止まって苦戦が続いている。今年の中止を機にCP⁺というイベント自体が休止若しくは事実上消滅に向かう懸念もある



まだ存命している患者を中国当局が纏めて焼き殺しているとかいう話がリークされていたり、始まりは如何せん中国である。中国側から出されている情報なんてはなっから信用ならないもので、これに対してまたアンチ中共がプロパガンダ的な情報戦・宣伝戦を仕掛けている。

日本でも何やら検査に来た人を門前払いして感染者数の認定を避けているとかいう話が出ていて、数字の情報すら当てにならないから5月に収束するだろうなんて呑気な事をいう専門家は多いが、それだって眉唾モノである。だが、IOC がWHO に対してオリンピック前には終息宣言を出させるべく圧力を掛けて来るのは必至。終息宣言が出ないとオリンピック自体が中止、若しくは無観客での開催を強いられる事も十分に考えられるからである。

日本国内でも今週末にJ リークが開幕、NPB だってあと1ヶ月で開幕となる。終息するまで開幕させないとかそういう可能性もゼロではないだろうが、無観客でやり続けるなんて事になっても経済への悪影響は必至。
2020年の世界も日本もどうやらロクな事は無さそうだ!





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今月末開催予定だったCP⁺2020は中止というアナウンスが主催側からなされた。理由は言うまでも無くあの新型コロナウィルスの流行拡大である。

主催者である一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)からの発表によると、「新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および出展関係者の健康や安全面などを第一に考えました結果、2月27日から4日間、パシフィコ横浜で開催を予定していたCP+2020の中止を決定いたしました」との事。
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開催地がパシフィコ横浜という事で如何せん場所が悪すぎ、そこに日本中更には海外からの客も来て以前程ではないものの、来場者は4日間で7万人程度と見込まれ、人口超密集状態は必至。数万人の来場者が実際の製品を手に取って見るというのがこのイベントの売りでもあるから、そこからの感染のリスクは否定できない。これでは開催出来る状態ではないという判断も止むを得ないとも考えられる。
重要な情報も二転三転で、先行きは何も読めない。生物兵器として研究中のものが何らかの原因でリークされたという説も依然有力視されている。


24日からスペインはバルセロナで開催予定だった携帯電話関連の世界的なカンファレンスイベント・MWC =Mobile World Congress (モバイル・ワールド・コングレス)も中止となった。
事態の収束の見込みが立たない状況下では、5月にケルン(ドイツ)で行われるフォトキナ(Photokina)もヨーロッパではあるがハッキリ言ってその開催は危うい。


安倍政権は香港で起きている事態、そして今回のコロナウィルスの事態があるにも拘らず、習近平の国賓としての来日をゴリ押ししている。これは天皇陛下の晩餐会に招いてスピーチをさせるという事を意味する。習近平がここで2015年にイギリスを国賓訪問した時と同じ趣旨のスピーチを延々とやる可能性は高い。
2015年のイギリス王室晩餐会で習近平は、先の大戦で日本の侵略が如何に残虐なものだったかを滔々と述べたのだが(チャールズ皇太子は人権弾圧に抗議してか?欠席)、今度は同じ内容を天皇陛下の眼前で述べる事で日本を屈服させたと世界に大々的にアピールするのは間違いないとすら言われている。
因みに2015年の王室晩餐会でサーヴィスされたワインのヴィンテージは1989年=天安門事件の年のものだった(
多少なりとも良識がある御仁なら、これが最大クラスの国辱売国行為にして天皇及び皇室へのこれ以上ないレベルの冒涜になるのが明らかなのは御理解頂けるであろう。中国がゴリ押しする中国人という名の生物兵器兼危険外来生物を使った侵略を許してはならない


途中から何しかルートチェンジしてしまった上に長くなるので、残りは其の弐に譲る。



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この娘の撮影記も最終回、1時間しか撮影していないのにPart 7 まで行けた。
和室、畳、障子、床の間、なのに色鮮やかなバルーンという一見ミスマッチな取り合わせだが、その一寸したギャップがキラキラした乙女感を引き立てると小生は考える。

lyle@comz69  lyle@comz70
ゴールデンロットオレンジ、2つも抱えてくれた。

ここからは締め。題して「美女が和室で風船膨らます~」
lyle@comz71  lyle@comz72

lyle@comz73  lyle@comz74
先ずはローズピンクを使った作例。女子には大人気!

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ローピンに続いて最後はワイルドベリーも投入。「カワイイ」といって喜んでもらえる上に、この系統の色は女性の肌にもフィットしやすいから便利である。「和室でバルーン」、一寸病みつきになったかもも知れない。又チャンスがあったら他の娘でやってみたい。

たった1時間という撮影会だったが、バルーンシリーズは特に充実。1時間というのは物足りなかったが、撮れ高的に 7記事分稼げたというのは良かった。
こんな娘なら 2時間でも 3時間でもやりたかった。時間に追われながらの撮影は疲れるし、不測の事態になったら取り返しがつかないから、やはり2時間撮影でやりたい。
最後はいつも通りの粗品贈呈=彼女が明らかにお気に入りにしていたルビーレッドゴールデンロットを進呈して終了。この日は上手く行かない事もいろいろあったが、風船でこんなに嬉しそうにしてもらえると小生もマジで嬉しいのである。


9th of Dec. 2018 Pulchra 撮影会@世田谷区内のあるスタジオ
PENTAX K-3Ⅱ+smc DA star 16-50mm f2.8・smc DA 35mm f2.4
Tokistar 300W バッテリー式ストロボ使用




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