Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

2017年11月

Domaine du Pegau (ドメーヌ・デュ・ぺゴー)といえばあのクソ漫画「神の何チャラ」にも登場して日本でも有名になった作り手。

この蔵の歴史は17世紀後半まで遡るらしいが、当初はオリーブオイルを中心に生産していてそこで資金を稼ぎ、ワインを本格的に作り出したのは18世紀に入ってからの模様。ただ、自社元詰めを始めたのはそれから250年経った1987年の事。現当主のPaul Feraud (ポール・フェロー)氏の娘、Laurence (ローランス)女史がドメーヌに加わった時であり、そこからの快進撃は凄まじいとすらいえるレベルかも知れない。

cndppegres2k01小生がこのドメーヌに出会ったのは彼是20年位前だった、当時交流があったある人から勧められ、当時は値段も結構安かった事で、1990年のヤツを買ったのが馴初めという訳である。
作りはクラシックな要素が強く、葡萄は除梗せず(先ずココが小生を萌えさせる)、発酵はコンクリの桶で行い、熟成は大樽使用(3000~6000リットル程度)の新樽無し、フィルター掛けも無しである。
因みに、使用する葡萄の比率としてはGrenache noir(グルナッシュ・ノワール)=75%、Syrah(シラー)=20%、残り5%がその他諸々という模様


色は暗めのガーネット、色だけ見るとかなり熟成感がありそうだが…さて実際は?
第1陣で中心的な部分としてはブラックチェリー、ブラックベリーリコリス、黒胡椒、西洋杉、ブルーベリー
第2陣として、なめし革、腐葉土、煎ったカカオプルーンエキスリエージュシロップ、微かにカンファー
更にはラベンダータイム、オレガノナツメグといったあたりが加わってくる。
フィニッシュとアフターで eau de vie Kirsch、eau de vie framboiseの感じがそれなりに出てくる。これは優秀なGrenache noir を主体にしたCNDP の特徴としてよく見られるものである。特に熟成をある程度重ねた場合顕著になると思われる。
最初はタンニンがやや目立つ、しかも甘苦系な感じ。酸が後からしっかり現れてくるが、甘苦系なニュアンスがやや強い。
それでも時間と共にグズグズに崩れたりする事はなかった。アフターは力強く粘りと伸びもあって勿論長い。全体としては期待以上だったか。


Les Meilleurs Vins de France 的なノリでスコアリングするなら… 18.5 / 20

ここの最上級品である Cuvée da Capo (キュヴェ・ダ・カポ)は最良年にしか作られず、しかも前出のクソコミックのお陰もあってか今や幻のワイン同然になり、価格も凄まじいレベルに。それが作られない時はその代りにCuvée Laurence (キュヴェ・ローランス)が作られるという事らしい。こちらは入手のチャンスもそこそこあって価格もまだ辛うじて現実的かと思われる。
この2つのスペシャル品の下に位置するこのワイン=CNDP cuvée réservée (レゼルヴェ)だが、それでもトップクラスのCNDP である事は明確である。15年位待てると報われるというのが小生的にはナイスで、これでも充分だとも思える。




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ワインの名も、蔵の名も Montevertine (モンテヴェルティーネ)この生産者のフラッグシップは Le Pergole Torte (ル・ぺルゴール・トルテ)だが、その下に当るこのMontevertine も高評価。今から15年以上前に都内某所の店で、当時そこに付いていたソムリエに勧められて買った記憶がある。

montvt95aこの生産者はChianti classico DOCG(キャンティ・クラシコ DOCG)の中でもRadda in Chianti (ラッダ・イン・キャンティ)という標高の高い場所に畑を構えていて、その歩みは1967年に当時鉄鋼業を営んでいたSergio Manetti (セルジオ・マネッティ)氏が5エーカーの畑を購入したところから始まったので、今年で丁度50周年を迎える事になる。
最初のリリースは1971年VT で当時はChianti Classico を作っていたが、1977年にその枠を超える Le Pergole Torte の生産を開始。
その後1980年代になると遂にChianti Classico の生産を辞めて、IGT 規格のワインに完全にフォーカスした。
以前は Il Sodaccio (イル・ソダッチオ)というワインも生産していたが、1998年で終了した。(畑の改植のためらしい)


Le Pergole TorteSangiovese (サンジョヴェーゼ)100%でフレンチオークのバリックを多用する典型的スーパータスカンであるのに対して、このMontevertineSangiovese 90%にCanaiolo(カナイオロ)と
Colorino(コロリノ)を混醸
してスラヴォニアンオークの大樽を使う。こちらはChianti Classico DOCG を付けて売る事も可能なのであるが、そういう事はしない。それは生産者の意地、プライドそして、こだわりと云う事だろう。
何れにせよかなり忍耐強く熟成させないとその真の姿を現さないという少々厄介なワインらしい。



色はやや明るめでレンガ色に近いガーネット
香味の要素が色々あっても20年を超える時間の中で溶け込んで一体化しているので、分析して挙げて行くのは少々難しいが中ではあるが、拾い出したものを挙げて行くと…
トリュフ、土、ティートゥリー、楠サワーチェリーブラックチェリーという辺りが先頭に立つ。
それらを追いかける形でビターチョコ、なめし革、モリーユ、乾燥ポルチーニという所が出てくる、
そしてそこから更に苺、ラズベリー、リコリス、ミントFernet BlancaCognac、刻みタバコの要素が出て展開する。

総体的に少々枯れかけた様にも見えるが、酸が非常に綺麗でえぐい感じは無い。酸が全体を貫いて、柔らかく同時にブレがなく尚且つシームレスな躯体
酸だけでなく、旨味感も柔らかいがかなり強く終始崩れる事なく、水平方向にも垂直方向にも広がる。更にはこの両者が一体となって、シルキーなタッチの非常に上品で美しい液体を作り出す。淡麗に見えて長く美しく力強い。
1995年はトスカーナでも偉大なヴィンテージの一つであり、しばしば同じ位ハイレベルな1997年・99年と比較され、95年はその中でも少々玄人好みのキャラとされる。ヴィンテージのキャラとこの生産者の作りが上手くマッチしているのも間違いなかろう。


Les Meilleur Vins de France 的なノリでスコアリングすれば… 18.5 / 20



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御存知の通り 西武9000系 の廃車が始まったが、全検切れになるタイミングで廃車を行うと予想していた。全検切れはほぼ編成番号順になる筈であるから、先日のトレインフェスティバル 2017 in 横瀬でも廃車一番乗りで落書き用に展示されるのは9101F と予想していた。

ところが、そのイベントで展示されたのは 9106F =第6編成 だった。これは如何言う事か理解に苦しんだ小生だったが、 9000系 の台車は 101系 のそれでVFD 化(2004~2008)の際にも交換されなかった。この機器更新が台車の痛みとへたりを加速させる結果になったのは事実らしく、一番最初にVFD 化されたこの編成が最初に廃車されたとも考えられる。最初に更新された 9106・9107編成 のみが武蔵丘での施工で、続く残りの6編成については東急車輛(現・J-TREC)での施工だったという経緯も絡んでいるのかも知れない。

sb9106@tok01
在りし日の 9106F  秋津~所沢間・2014年3月撮影
小生も 9000系 には随分と遭遇しているが、この編成に出会ったケースは何故か非常に少ない様で、画像を探し出すのに結構苦労した。


この度の事で西武 9000系 を3全検にしないどころか、1日も早く全廃する意向をハッキリさせたのは確か。最初の廃車は 9106F だったが、近々9101F が全検切れで廃車になる可能性が高いと思われる。
今の西武にとって地下鉄に入れない10連ユニットは必要ないのである。西武にとっては10連固定なんてそもそも使い勝手が悪くて邪魔なのであろう。6連や4連で支線運用に対応出来る編成がどちらかというと望ましいのである。


2013年の5社相互直通開始以来、池袋~練馬の地上線については西武としては如何でも良い感じで、近い将来に特急以外は運行系統分離という可能性も考えられる。10連運用は他社様に出来る限り押し付けたいという本音がどこかにある事まで透けて見える。

この9000系は突っ込み所が多かった様に思われる。
コストをケチって 101系 機器再利用車として中途半端に作った事が、短命に終る最大の原因だったのは明らかである。約20年前に初めて乗車した時に、見た目と走行音のギャップに違和感を覚えた記憶がある。機器更新後も乗車した事があるが、その時も色々混ざった様な感じで別の違和感を禁じ得なかった。正面の貫通扉にわざわざエコマークを貼り付けて省エネ車に生まれ変わった事を今更の様にアピールしていたのも突っ込み所の一つである。
それでも20年以上優等運用主体で走ったのだから失敗作と決め付けるのは問題だが、デビュー時からボタンは既に掛け違えられていたのは間違いない。
80年代末にはVFD の技術は確立していた訳で、 2000系(Ⅲ) としてVFD 制御で6連 and 4連の様な構成で登場させるべきだった。現に登場時は4連だったのだから。(
地下鉄乗り入れを考えず、西武的な使い勝手も考えるなら尚更であっただろう。




)4連で登場した真の理由は当時の所沢工場の製造能力によるものである。



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今回のモデル撮影記もいよいよ最終回、大トリを飾るのはバルーンシリーズでもこのタイプ

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名は体を表すという言葉の通りの(?)ストレートのロングヘアーが彼女の若さを引き立てる。初々しく若々しい感じでバルーンに囲まれる。
この体勢に入る時に彼女にバルーンを遊び心で投げつけてみると、「意外とお茶目ですねぇ~」というリアクション。


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彼女もモデルを始めたばかりだった様で、バルーンに囲まれてなんて初めてだったのは間違いないが、バルーンを手にするとどこか嬉しい感じが伝わってくる。

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右=インナーウェアなので見えても問題ない事は確認して撮影したのだが、インナーでも目立ってしまうのはさすがに具合が余り宜しくないと思い、レイヤーを被せて消してみた。

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用意した4種類=ローズルビーオレンジブルーを一巡する様に全て手にしてもらって撮影する事が出来たが、ただでさえも小顔なのが、更に小さく見える。華やかでキュートで小顔というまさに3拍子である。

終了後は恒例の贈呈儀式も怠らず…、という事で、それも一寸したサプライズになったりもするのである。一寸だけ恥ずかしそうにしながら嬉しそうに持って行ってもらえる時が萌えるのである。


Jul. 12th, 2016 Pulchra 撮影会@江戸川橋の辺りの某スタジオ
PENTAX K-3+smc DA-star 16-50mm f2.8 / DA 35mm f2.4
LEDライト及びGodox V850 使用




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このPart 5 からはいよいよ恒例のバルーンシリーズ JD と風船~
こちらは普通に風船持ってるパターン集
窓際に座るなんて行儀悪いと思われるかもしれないが、そこは御許しを…


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取敢えず、2個だけ持たせると、インパクトは今一つになるがバルーンのサイズが比較的あるのでバランスは良くなるか。

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それにしてもスティックの凄い反り方(
スティックを体に付け過ぎているのだが、そこをもう一寸修正する様に指示を出すべきだったorz
小生使用の APSC 機はファインダーが小さい(受光部であるセンサーが小さいので当然こうなる)、しかも構図とピントを見てシャッターを押す事に集中してしまうから、こういう細かい所は見逃しがちになる。





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乙女に鮮やかなバルーンといのはホンマにエエなぁ!
てなわけで、用意した4個全て持たせると、白い壁にバルーンが映えて華やかさとインパクトは絶大!
先ずは壁際でのスタンディング状態の絵から。スタンディングの場合は低目から見上げる様にアングルを作ってやる方が良いと思われる。




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時々見かけるこのタイプの窓だが、その場合ガラスは必ずといって良い。これには理由があるのだろうか?このガラスのもそこそこ綺麗に出せる様に細工する必要がある。

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上段右・下段左=ブルーの風船が完全に隠れてしまったorz
画面左奥が暗くなってしまっている。モデリング用に持ち込んだLED ライトもサイズが小さく、同時に全体にストロボの光が拡散しきらなかったという事である。


Part 6 へと続く!


Jul. 12th, 2016 Pulchra 撮影会@江戸川橋の辺りの某スタジオ
PENTAX K-3+smc DA-star 16-50mm f2.8 / DA 35mm f2.4
LEDライト及びGodox V850 使用




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