Dufftown 街角ミュージック

マイナーパワーがこの世を救う。今こそ日本を大和民族の手に取り戻せ!連綿と受け継がれる日本と大和民族を護ろう。 害人天国を~、ブッ壊す!

2017年06月

相鉄の駅間撮りには苦労するという話のPart 2
少しでも確実に綺麗に撮れる場所で、出来れば歩止まりも高い所というと一体何処があるのかと思案してしまう。


今回は二俣川周辺で撮った画像を紹介する。先ずは二俣川駅から鶴ヶ峰寄りに移動した所、線路が国道16号保土ヶ谷BP を潜るあたりの物。この場所での作例はネットでたまに見かける事もある。
線路は横浜方向で約50~55度の方向に走っているので、春夏期の朝に横浜方面の列車を狙いたい。

st7710@fmtg01

旧7000系7707F 各停
ここは本線・いずみ野線両方の列車が狙えて、撮影効率としてはかなりイイ!


st7715@ftmg01

新7000系の特急、この7715F は抵抗制御の10連車
大手私鉄にしては珍しく、相鉄には現在又歴代に於いてもチョッパ系・位相系制御の車両が存在しない。


st8701@ftmg01

8000系の第1編成8701F 
ここは線路が4本あるが決して複々線ではない、内側2本は引き上げ線。乗務員乗降用のステップが邪魔!


st9703@ftmg01

9703F YOKOHAMA NAVY TRAIN
 急行運用 
サイドには周辺の物の写り込みが強くなり易く、この点もあって撮り難い被写体だと思う。将来このカラーが増殖すると思うと頭痛の種になるかも知れない。


st11004@ftmg01

11004F そうにゃんラッピング 急行運用
障害物はあるものの、ここでは何とかケツまで何とか入れて撮れる。小生が撮影したのは休日だったが、被りは無かった。平日朝だと引上げ線に電車がいる場合も考えられ、もしその場合はアウトである。




駅の西側にあるS 字カーブの様な場所、本線といずみ野線は分岐してしまっているので、このポイントでは本線の列車しか撮れない。相鉄のカレンダー等でも、ここで撮影されたと思われる画像が使われる事がある。
以前にもこの記事で述べた場所、相鉄の撮影地としては最も有名な所かも知れない。画像もその記事と共用にした。


st9701@fmgw01

9000系1次車の9701F は幕車(9702F も同様)で1993年投入なので来年で25周年になる

st9703@fmgw01

9701F9703F、比較すると変更されたのはカラーリングだけではない事が判る。前照灯も変更されたのに伴い、運用番号の表示も左側から中央部に移っている関係で、前面に表示される情報が窮屈に感じるかと思いきや、それなりに工夫してある程度見易くはなっている。9000系名物の連結器カヴァーも撤去されている。
この絵では判らないが、インテリアも大幅変更されていて、この改造で2016年グッドデザイン賞も受賞した。


ここは線路の向きからして明らかに秋冬用の撮影地なのだが、太陽の角度が非常に低くなる時期は周囲の家屋や樹木の影が列車に掛かってしまう危険性もある。秋分~立冬までと立春から春分の間なら問題は無いだろう。
ここに再び足を運ぶのは3ヵ月以上後になるが、厄介になったあの色の被写体が更に増殖しているかも知れない。

二俣川駅の南口は再開発が進行中だが、その影響はこの撮影地に直接は及ばないものと思われる。このエリアの大規模再開発の話もある様で、将来的にはこの撮影地も高い建物の影になってしまう可能性も無いとは言えない。


困ってしまうといいながら、Part 3 へと続く!



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相模鉄道、小生的には一寸したブーム。では相模鉄道の撮影地を挙げようとすると駅撮りばかり出て来る様な印象が無いだろうか?
ここで「そもそも相鉄なんて全然興味ない」なんていわれると二進も三進も行かなくなるのだが…、事実、関東の人間が相手でも「相鉄?、何それ?}と返される事も多い。

駅間撮りスポットに絞ってみると、鶴ヶ峰~二俣川間にあるあのスポット(タカナシ乳業の工場の近く)は有名だが、あの場所を根城にしている様なガキ達にいつも占拠されていて余所者に入り込む隙は無い。それ以外で言えば、西谷駅付近や鶴ヶ峰辺りにある小さな踏切群という事になろうか。嘗ては西谷近くの築堤もあったが、東急・JR 直通化工事の影響で消滅し、駅間撮り派の小生としては辛い状況である。

相鉄自体でよくあるケースとして、線路際まで高い建物が迫っている、又は住宅街の中を縫って走っている、更には架線柱の間隔が短く障害物が多い。そういう場所が多いので、綺麗に撮れる場所が本当に少ない
それでも何とか駅間で撮れる場所をリサーチして、ある程度の妥協も含めて撮った作例達を紹介したい。


其の壱、平沼橋の上から…県道13号の「新横浜通り」区間で横浜駅の西口・東口両エリアを繋ぐアーチ橋、「あぁ、あの橋かぁ」と思う筈である。

st7508@ykh01

相鉄というとこのフォルムを思い浮かべる御仁も多かろうが、この 旧7000系 は8連が3本のみと残数が少なく、遭遇出来ない時は幾ら粘っても駄目だが、この日はこの 7707 編成(湘南台行き特急)に遭遇した。

st7555@ykh01

こちらもここ数年内の去就が取沙汰される新7000系、50番台なので制御はVFD を採用
同じ7000系でも新旧でこんなに違うかとお思いかも知れないが、側面は一緒。以前無塗装アルミ+赤の装飾帯だった時代を思い出せば、側面は一緒と判る。
制御方式が増備途中で変更された(抵抗制御→VFD)という歴史を持つが、VFD への統一は行われていない。(どこかでしれっと機器更新して統一してしまうのが普通なのだが)


st8506@ykh01

こちらは相鉄の最大勢力であるが為に、「ミスター相鉄」とも呼ばれる?8000系
この絵は8506F のものだが、移転グランドオープンをお知らせした記事ではこの日に撮った8510F の画像を使ったのである。



st9501@ykh01

9000系トップナンバー=9701F 普通海老名行き
9000系は10連が7本のみとその数は決して多くはなく、1時間待っても遭遇しないケースもある。8000系の130両が突出している感じで、それ以外の700090001000011000の各系列については70両程の所帯規模である。


st9503@ykh01

YOKOHAMA NAVY に変った9503F を初めて捕らえたが、このダークネイヴィーを綺麗に出すのはかなり難しい。今後はこのカラーの車両が増殖して行くのである
撮り鉄泣かせなカラーの車は幾つか存在するが(かぎろひ 瑞風 四季島 等)、その新たな仲間の登場か?


st11903@ykh01

横浜駅に吸い込まれて行く 11000系 そうにゃんラッピング。
この車輌、 E233系 パクリ感がハンパなく、完全にコピー商品の域に達している


せいぜい6両しか入らない、電線類がやたら煩い、その他の障害物も結構多いという事であまりお勧め出来る訳でもないが、横浜駅至近である。よって横浜駅界隈でしかもターミナルへの発着という場景もセットにした絵作りと考えて良いだろう。
8月上旬の撮影だが、ここは基本的に夏場用のスポットである。
ただし、水路を挟んだ所には当然だが結構高いビルが建っていて、陽が落ちてくるとその影が線路に伸びてくる。8月上旬でも16時半近くになるとヤバイ状態になる。
その事も勘案すると4月下旬から8月の旧盆明け位まで(ただし、夏至の近辺は避けた方が良いか)というのが最適解という事になろうか。


Part 2 へと続く!



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前記事では天満橋駅に吸い込まれて行く淀屋橋行きのものを専ら載せていったが、京都方面の列車も撮れない事は無い。
ただその場合、手前側=下り線の架線とケーブル類が車輌にモロ被りして醜くなってしまうのは不可避だがそれでも、京都に向けてTake Off!というテイストの絵にはなる


kh8001@tmbs02

前記事に続き登場の 8001F 、つまり淀屋橋に行った後折り返して来たという事なのだが…
下り・淀屋橋行きは手前の4番線に入り、上り列車=京都方面は3番線から発車する。
手前に写る2本の線路は中之島線開業の為の形状変更(2006年)までは折返し用で、日中は殆ど使われていなかった。淀屋橋発着列車は以前この影に隠れている1・2番線=現・中之島線側に発着していた。
中之島線大失敗作とされるが、こういう絵が撮れる様になったのは同路線開通の副産物であり、小生はそのおかげを享受したのであった。
3番線だけこんな形になったのかといえば、1970年11月の複々線化が行われた際、1・2番線を高架で跨ぐ事によって、天満橋始発列車が下り線の線路と平面交差をせずに上り線に入れる様にした結果である。


kh8009@tmbs02

こちら 8009F もTake Off!
Taking Off~ Taking Off~ 皆よう知ってる京都へ~
Taking Off~ Taking Off~ 枚方樟葉出町柳へ~
てな感じで調子のイイ事言っても、貼られている金網が細かくて下回りは辛うじて透けて見える程度なのが痛い


kh3001@tmbs01

区間急行萱島行きに入った 3001F も飛び立つ( 3000系 と決められている格下げ運用のスジ)
この間合いの格下げ運用について言えば、 8000系 が普通として中之島線に入線するケースも朝時にある。



kh7202@tmbs01

7200系7202F の急行樟葉行き
午前中の急行は9時台には4本あるが(出町柳行き・樟葉行き共に2本ずつ)、その後は17時台まで無い


kh9004@tmbs02

9000系9004Fの普通萱島行き 20周年記念の副標付き
この車が登場した当初は「特急兼用車」と位置付けられ、 8000系 を補完する存在として優等列車運用に就く事も多かった。その時代の9000系にも乗車した事がある小生だが、結構輝いた存在に見えた。
ところが登場から僅か5年で始まったロングシート化によって、単なる一般車に格下げを食らった後、元々のポジションは 3000系 に奪われた。


kh9004@tmbs01

9004F 快速急行2456F 急行出町柳行き
時系列的には直ぐ上のピンのショットと逆になるのだが、一番撮りたかった構図のショットだったのでトリに持ってきた。上下線で線路の高さが違うからこそ撮れる絵である。
これが 8000系 6000系の競演だったら悲鳴を上げて失神したかも知れない(する訳ないやろ!ドアホ!)
上下線で競演するシーンはもっと多いかと思って期待したが、75分程粘って実はこの1回だけ。
期待外れの序で言えば、13000系10000系(7連)、それから引退間近といわれる5000系の何れにも遭遇しなかった。(TДT)
10時を過ぎる頃には正面が翳りだして、光線もかなり高くなってしまった事もあり撤収。昼過ぎからの仕事が控えていたのでその現場への移動を開始した。

京阪本線は高架区間が多く、駅間撮りのスポットがただでさえも少ない。しかも編成の京都側から順光で撮れる場所は更に少ないから、決して綺麗には撮れないが春夏向けの貴重な撮影地と言えるかも知れない。




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先々月関西に行った際の話たが、初日は天気に恵まれて、明けて2日目の事。午前は空いていて、天気は良いという予報だった。前日は阪急を撮ったという事もあり、次は久し振りに京阪を撮りたいと考えた。そこで、京阪なら西三荘大和田でと行きたいところ。だがその場合、時期は4月下旬であるから光線状態があまり良くない。
5月~7月あたりなら土居で超望遠使って朝早く仕掛けるという手があるが、時期的にそれもまだ早いので、京阪を狙うにも一寸悩ましい状況であった。


そこで考えたのが、土佐堀通の寝屋川橋辺りから天満橋駅に吸い込まれる淀屋橋行きを狙うという作戦だった。天満橋は京阪にとって昔のターミナル駅で、大川と寝屋川の合流地点でもあり、如何にも水の都大阪という空気絵の中に織り込めるのではないかという期待もあっての事だった。

この寝屋川という川は交野市の丘陵地から出発、そこから北上し寝屋川市駅の北側で進路変更、大東市まで一気に南下。JR 住道付近で西に向きを変えて、片町線とほぼ平行になる形で大阪城公園を掠めて第二寝屋川と合流しこの寝屋川橋で大川(旧淀川)に合流する。

天満橋の地下駅から土佐堀通に出て、東方向(京橋方面)に歩く事数分。寝屋川橋東詰の歩道橋に上って戦闘開始。
線路の向きは天満橋に向って凡そ2時から8時(2 to 8)という形で、4月下旬の大阪なら9時前位がベストという一応の計算は成り立つ。9時前には現場に着く事が出来たが、予定より20分以上押してしまった。朝早いのは一寸苦手な部分のある小生である。
橋の南サイドには日経新聞大阪支社とテレビ大阪社屋があるので、その影が被ってこないか心配もされた。時期が4月という事が幸いしてか杞憂に終った。


先ずは 8000系 の作例から

kh8007@tmbs01

先頭パンタの処理が結構難しい事に気が付くであろうか。こういう事は実際にその場所で撮って初めて判る事でもある。よって、慎重に構図を考えなければならないが、背景が如何せん煩いので、パンタを抜けても報われない感がある。これは 8007F  

kh8001@tmbs01

この時点でプレミアムカー改造の為、全て7連化されている。そういう情報が無くとも、ここは線路がカーブしている上に、地下への入り口があって編成全体は入らないが、この系列の編成の組成が判っている人ならこれでも気付く筈である。これは 8001F


kh8009@tmbs01

こちらは 8009F が吸い込まれるシーン
川の感じはあまり演出出来なかった様だが、先ず第1に線路を潜る寝屋川が如何せん単なるドブ川にしか見えなかったのである。


kh3003@tmbs01

こちらは 現3000系3003F の天満橋進入シーン
コイツのカラーリングが何故 ネイヴィー+ホワイト なのか小生は理解出来ない。京阪のイメージからかけ離れ過ぎていて、その登場時から唐突な感が否めない。
特急の約1/3はコイツが充当されていて、3ドア車であるが故に特急の混雑緩和に一役買っているという事を言う輩もいる様である。ただ、この 現3000系 も元々は快速急行が前提で、特急には 8000系 が存在する以上、どうしても遜色特急にはなってしまう


kh6002@tmbs01

6002F 特急運用
6000系自体は名車である事は疑い様もなく、10000系までのデザインの基本線を作った大変な御存在なのだが、これが特急でという事だと遜色を通り越してかなり残念な特急になってしまう


kh6006@tmbs01

こっちは6006F 準急運用
8連を表す「8」のサインが出ているので、出町柳始発でない事は明らか。枚方市又は樟葉始発という事になる。
ラッシュ時・深夜以外の急行を廃止して、特急準急・普通の組み合わせでダイヤを組んだ結果、特急の混雑が激しくなってしまった上、利便性もダウンした様にしか見えない。
特急が混雑する様に持ってゆけば、夏から導入のプレミアムカーが常時満席になって収益性が増すという魂胆なのだろうが、それは机上の論理に過ぎないと考えられる。混雑が酷くなり利便性もダウンとなれば利用者離れに繋がる。
準急をやめて特急急行・普通という組合せに変えるべきである。


kh2452@tmbs01

2400系準急
関西の私鉄で冷房装備でデビューした通勤型車はこれが最初。それにしてもクーラーキセ分割し過ぎww
天満橋の駅ビルから西天満エリアのビル群、大川に掛かる天満橋・天神橋や阪神高速1号線なんてところも少しずつ入れられれば、大阪的場景は少しでも演出出来るだろうか?
出来れば、駅ビル最上部の KEIHAN CITY MALL という看板も入れられれば、そこは更にポイントアップか。

前半戦はここまでとして、後半戦=Part 2 へと続く!




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酒好きの御仁達でもリキュールに手を付けるケースは少なかろう。ヨーロッパではディジェスティフとしてリキュールを飲むという事は珍しくないが、この国では非常に稀である。
大阪西天満のある店はウィスキーのオールドボトルが豊富なので有名なのだが、そこでは古い時代のなかなか凄いリキュールも味わえるのである。そこで去年から今年にかけてそこで頂いたリキュール3種を紹介したい。


moronimenani01  gcerosa50s01

brancamoka50s01上段左=MENT ANISE(マント・アニス)
製造者はMORONI(モロニ)という会社らしく、フランス南部で生産された物の様である。
ラベルの退色がかなり進んでいて色々な情報は読み取り難いが、聞く所によると1940年代の流通品だとか
ハーブ・スパイス系のリキュールで度数もある程度ある物は劣化し難く、寧ろ熟成している可能性すらあるから驚きである。
ミントとアニスが中心の味わいで、全体的にかなりガッツリ強烈で、強烈なウィスキーの代表選手であるLagavulin(ラガヴリン)でさえも簡単に吹き飛ばす程である。
酒自体は甘いものの、その強烈さゆえに1~2オンス程度なら飲み切れてしまう。ドライジンとステアしてショートカクテルにしてもその味は十分に楽しめるだろうか?


上段右=Gran Gerrosa Verde(グラン・ジェロサ・ヴェルデ) 40度
イタリアを代表する苦味系リキュールの Fernet Blanca(フェルネ・
ブランカ)
で御馴染みの Fratelli Branca(フラテッリ・ブランカ 註1)の品でこちらは1950年代流通
フランスのChartreuse Vert(シャルトルーズ・ヴェール)に少し近い感じのリキュールだが、こちらの方がよりあっさりしている様な印象だった。全体的にバランスの取れた味わいで好感が持てた。
こんなボトルでも家に一本でもあれば、随分とお洒落な感じで夜を過ごせそうな気がする。


上段2点は去年11月のものだが、被写体正面に当てるLED ライトが点かず、という事で撮影に苦労した上にこんな醜い絵になってしまった。使わない時には電池を抜かないと勝手に放電してあっという間に点かなくなってしまうらしい。
このしくじりを受けてそれ以来、入れる電池は小袋に入れてライトとは別けておき、使用時だけ入れる様にする事になったのである。


下段=CREMA MOKA delle antille(クレマ・モカ・デレ・アンティレ)こちらも Fratelli Branca の品で1950年代流通
こちらは今年4月の撮影で、ライトも当てて撮っている
CREMA MOKA という名の通り、所謂コーヒーリキュールコーヒーリキュールというと、専らコーヒーやヴァニラの香りばかりが強そうなイメージがあるが、こちらは一寸違う。ハーブ系の香りも豊かでスパイシー系・ウッディ系フローラル系のニュアンスも微かにある。エレメントが多く結構複雑!
無論、安っぽいヤツにある様な下品さやくどさは無く、作り手は何せイタリアを代表する薬草苦味系リキュールであるフェルネ(Fernet 註2)の本家とも言うべきF. ブランカなので、その力量とプライドが表現されている様にも見えた。
この時はモルトウィスキー2種類を頂いた後の締めとして頂いたのたが、コイツが一番光っていたかも知れない
又、この3種のいずれについても、ベースになるスピリッツ自体が丁寧に作られた物だった事も透けて見えるのであった。香味を付ける各種の原料に関しても勿論である。


関連記事=リキュールに垣間見た!ヨーロッパ食文化の底力

※記事上で重大な表記の間違いがあり、6月21日に訂正。



註1)1845年、Bernardino Branca(ベルナルディノ・ブランカ)によってミラノを本拠に創業したイタリアでも大手になる酒造メーカー
1982年にはヴェルモットの有名どころであるカルパノ(Carpano)を傘下に収めている(2001年に完全子会社化)。更にはグラッパの有名メーカー、カンドリーニ(Candolini)もここの傘下(1987~)になっている
現在はBranca International S.p.A. という持株会社の下でグループ化されている
註2)イタリアのビターな薬草系リキュールは総称してリコーレ・アマーロ(Liquore Amaro)と呼ばれるが、フェルネはその中の一種。今でも複数のブランドが存在し、Branca 以外でもVincenzi(ヴィンチェンツィ)も有名




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