Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

記事並び画像の無断使用転載はこれを固く禁ず!
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2017年04月

Crozes-Hermitage La Guiraude 2001 Alain Graillot

Alain Graillot(アラン・グライヨ)といえば、Crozes-Hermitage(クローズ・エルミタジュ)の中でも名手といわれる所の作品。このLa Guiraude(ラ・ギロード)は所謂スペシャルキュヴェ。
Crozes-Hermitage なんて日常消費用的なイメージの付き纏うアペラシオンだが、このクラスのワインになるとこれは当て嵌まらない。


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北ローヌの2001は優秀な年と言われるから期待度も高い。10年以上前に名古屋に行った際に5000円弱程度で購入したボトルだった様に記憶しているが、今となってはこの作り手・このキュヴェ共々見掛ける事が殆どない。
色はそこそこの深度を持ったガーネットで均一性がある。
煎ったカカオ、なめし皮、黒文字、トリュフ、モリーユ、腐葉土…てな感じの暗いトーンで始まる。
時間の経過もあってブルーベリー、カシス、ブラックチェリー、プルーンバルサミコ、黒無花果、リコリス、クローブという展開となる。
微かにラベンダーローズマリー、ジュニパー、和山椒というニュアンスが追加的に感じられる。

酸は力強いが滑らかにして美しさを感じさせて、そこに収斂性は感じられない。その躯体は時々緩むが、基本的にまだタイトで内向的である。
比較的すんなり終るのかと思いきや、一旦飲み込んでからの反撃がかなりある。果実味と旨味感がさり気無く盛り上がって、これがなかなか消えず、かなりの時間持続を見せる。Crozes-Hermitage としたら出色の存在であるのは明らかで、Côte Rôtie やHermitage 等ともある程度対抗し得る一本かも知れない。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるとするなら…、18 / 20



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川崎駅周辺で逢えるアーティスト達 其の弐拾

mu-ton02川崎というと嘗て1970年代は公害訴訟が起きるなど、大気汚染や公害という負のイメージも強かった。今でこそ、武蔵小杉が注目を浴びて人気スポットの仲間入りをしているが、それでも東京と横浜の谷間みたいに見られて影が薄い様な感じもする。 

そんな川崎の町興しとして、音楽のまち・かわさき というプロジェクトが「音楽のまち・かわさき推進協議会」 という民間団体のもとで2004年から進められている。 
そのプロジェクトの一環として、川崎駅周辺では毎週末・祝日を中心に「公認路上ライブ」という形のステージイベントが開催される。 MUZA ゲート前、銀座街アーケード内、更には川崎駅東口広場、川崎信用金庫かわしん広場等の会場も設定される。
 
駅の東口あたりでの路上ライブも勿論盛んである。都内と違い非常に平和でまったりした空気の中で行われる路上ライブも楽しい。 そこでパフォーマンスを行うアーティスト達はかなりの数になるが、その中から一部ではあるが当ブログで簡単に紹介して行きたい。逢える確率はアーティスト毎にかなりバラつきがある。

各種音楽イベントの内容・日時・出演者等に関しては音楽のまち・かわさき公式ウェブサイト内 のイベント案内の項目や個別のアーティストのウェブサイト等を随時チェックされたい。

horisumo@kwsk01  horisumo@kwsk02

horisumo@kwsk03  horisumo@kwsk04

堀川すもも(ほりかわ・すもも)
「帰って来た昭和のポップスアイドル」、「昭和と平成を合せたポップスアイドル」という触込みで活動している。出身は宮城県。
今年に入った辺りから川崎駅前で頻繁に見られるようになった。
母親の歌う昭和の曲を幼少時代から聴いていて、その影響で歌手を志す様になったとの事で、2015年11月にデビュー。川崎ではまだ路上でしかその姿を拝む事が出来ない。


nemomo@kwsk01  nemomo@kwsk02

nemomo@kwsk03  nemomo@kwsk04

根本もね(ねもと・もね)
born Feb. 19th, 1996 164cm
元は「B少女戦士ゴーファイガー」のブルーの戦士、現在はソロと平行して「COCORO ODORU//」なるユニットのメンバーでもある。所属事務所はnever yell
彼女も今年に入った辺りから川崎で頻繁に見るようになった一人で、去年12月に3rd シングル「ジパング」をリリース。



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Miltonduff 1995-2016 21yo 55% The Whisky Find 威士忌坊

近年、「ボトラー」といわれる独立瓶詰業者が雨後の筍の如く出現しているが、この現象は欧米に留まらずアジアでも起きている様である。

先月中旬に三重方面に遠征したその帰り、名駅エリアのバーに立ち寄った。その際に頂いたのが、小生も始めて目にする台湾の新進ボトラーからのこの1本。
そのボトラーの名は、The Whisky Find 威士忌坊


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その台湾ボトラーからのファーストリリースに当たる「山海経」
(The Classic Mountain and Seas)シリーズ中の1本がこの
Miltonduff (ミルトンダフ)1995-2016・55%
このボトルには女媧補天という名がついている

色はやや明るめのゴールド
先ずはグラッパを想起させるグラッシーなフレーヴァー
その後開いてきて、ライチパイナップルという一寸弱めの?トロピカルフルーツ。
続いては杏仁、ココナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、松の実
マカダミアナッツ
更に杏、李、花梨、ミラベル、という黄色系が出て来て、ラズベリー、赤スグリという赤系が時折顔を覗かせる。
 
一寸した収斂性と刺激感も感じさせる場面もそれなりにあったが、この酒自体のボディは結構大きめでタイトな感じは無い様に思われる。アフターの長さも申し分ないというレベルは確保している様に思える。
総体的に考えればスペイサイドらしいシェイプは比較的明瞭に出ていた印象で、かなり良く出来たスペイの佳酒と言って差し支えない。
ショットの価格から、ボトルの市場販売価格は18000円程度と考えられるが、残念ながらそこまで物とは思えない。

仮に、Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら… 17.5 / 20

因みに、これどほぼ同時にリリースされた物としては、
Bunnahabhain 1990=「爽」、Glen Garioch 1994 55.1%=「后羿射日」、Glen Moray 1996 54%=「百草」、
Caol Ila 1997 40%、Cameronbridge 1995=「杜甫」というのがある様である。

ウィスキー業界内では、アジア市場のプレゼンスが拡大しているのは言うまでもないが、昔から香港やシンガポールの市場はアジアでも重要視されたと思われる。その次に日本が台頭し、近年では何と言っても中国やインドである。そんな中でも実はなかなかの存在感を見せるのが台湾のマーケットである。

伝統と実績のある欧米の老舗ボトラーでないと原酒を買うのが難しいという現状や、シングルモルトの場合は瓶詰までスコットランドで行わなければならない事もあって、アジア地域で新進のボトラーが出てくるのは極めて困難かも知れない。アジアの希少なボトラーとしてこの、The Whisky Find 威士忌坊が何処まで頑張れるか見物である。



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序の様だが、時間と金銭的な理由で頂けなかったボトルの画像も紹介したい。


このシンプルながらクラシックで雰囲気のあるラベルが小生の心を捉えかけたので、早速バーテンダーさんに質問したところ、
何と、Ardbeg (アードベッグ)のプライベートボトリングで、
1997年蒸留の18年熟成だという事だった
この時点で既にカクテル2杯を頂いていた小生としては、最後の1杯は上述のMiltonduff とこのArdbeg との二者択一という事になった。


小生としてもこれは嬉しい大チャンスと思ったが、ショットの値段はというと、Miltonduff の約1.5倍に当たる4000円との事で、躊躇してしまった。
こちらを選択した場合、折角のショットをゆっくり十分味わいたい所だが、帰京する夜行バスの時間も考えると少々難しいかも知れないと思い、Miltonduff を選択してしまったのである。

今時18年クラスのArdbeg なんてお眼に掛かれるチャンス自体少なく、1ショット4000円でというのも難しいと考えると、こちらを選択すべきだったと言う後悔が1ヶ月以上経った今でも残る



ラベルの中央の文字を見ると察しは付くが、日本国内のバー3軒と酒販業者1社の共同でボトリングされた物と判る。以前はこの画像をSNS 等にうpする事もNG だった(既に解禁されている)程の極秘ボトルだったのである。

ボトリング数が88本と非常に少ないが、話を聞けば、有名ボトラーのCadenhead がショップで樽からの量り売りしていたものの、途中で酒自体がピークに達してしまったと判断されたので、その時点で残っていた酒がこういう形でボトリングされたという事だった。



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Chinon Clos du Chêne Vert 1997 Charles Joguet

Charles Joguet(シャルル・ジョゲ)は旧ブログ時代にも取り上げた事のある作り手だが、その時の物とはヴィンテージこそ同じだが別のキュヴェ。ロワール渓谷(Val de Loire)を代表する赤ワインのChinon (シノン)でもトップを争う作り手
ここのChinon は畑毎に違うキュヴェとして造られているので、何と最大で8種類も存在する。
この1997年を以てシャルルは引退し、ドメーヌは彼をサポートしていた者達に引き継がれた。1957年に芸術家志望だった彼が父の死と共にその夢を捨て、ドメーヌを引き継いでから丁度40年に当たる時だった。
参照記事=Chinon Clos de la Dioterie 1997


joguet97cvert01このラベルを見ると、Chêne Vert という名の通り、緑の楢の木がデザインされているのが判る。

それはともかく、先ずワインの色だが…
艶と透明感のあるガーネット、深さは中程度

拾い出せた要素を挙げて行くと
焼きたてのバゲット、リコリスArmagnacスミレ野薔薇
苺、ラズベリー、クランベリー、スモモ、コケモモ、ルイボスティー
その後微かにトリュフ、マッシュルーム、乾燥きのこ類
追加的にイタリア系薬草リキュールブラックベリー、ブルーベリーナツメグ、シナモン、オールスパイス、セミスウィートチョコ

如何にもこの作り手らしいエレメントのラインナップ。赤い要素が多い。そして、上質なお澄ましの様な旨味の出方。
 
味わって行くとこのワインの主役は何と言っても酸だと気付く事になる
その酸に透明感と深度があり、尚且つ滑らかで力も感じさせる上で、このワインのシームレスな躯体を纏めている。各要素の溶け込み方のバランスは素晴らしい

アフターにかけての盛り上がりは控えめだが、伸びはそれなりにある。
 
Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けてみると… 17.5~18 / 20

購入したのは15年近く前だったと記憶しているが、これが3000円台で買えるなら誰も文句は言わないであろうが、今となってはさすがに無理である。



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Barolo Bussia 2000 Aldo Conterno

Aldo Conterno(アルド・コンテルノ)は彼のGiaccomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)から1969年に分かれた蔵。
そのワイン作りのスタイルだが、樽の影響を最小限以下に抑えるために、スラヴォニアン・オーク(Slavonijan oak )の大樽しか使わないという非常にクラシックな作りが徹底されている。今でこそ代替わりして新しい技術も導入されているが、基本的な作りは変わっていない。
この2つのConterno、両者ともBarolo はおろかイタリアワインを代表するスーパースターであるのは言うまでもない。

 
aldobussia2k01
これは10年位前に名古屋のワインショップで購入した様に覚えているが、開けたのはつい先日。因みに、その時の価格は6000円台だったと記憶している

色は微かにレンガ色を含むガーネット。然程濃いわけではないが、深く、艶やかさもある。

 
最初にインパクトを作ったのは、酸! その力と美しさには早々といいね!マーク

ブラックチェリーラズベリーレッドカラント、苺Cognac、クローブ、シナモン、ローレル、黒文字、アッサムティー、煎ったカカオ、
リコリス
スミレナツメグクランベリー、野薔薇
最終的にはFernet 系リキュールやChina(キナ)系リキュールを想起させるニュアンスも加担してくる

力強くも、決して強引にならない。今時のワインにありがちな一種のジャイアン的強さとは厳しく一線を画すものである。
ワイン自体は快晴の冬空の様な深い透明感を現じながら、その旨味感は盛り上がりと伸びを見せて、五感に染み入りながら延々と響き渡る様にアフターへと続く、その持つ持続力もハンパないのである
これでも十分にトップクラスのBarolo である


これが実はこの作り手のBarolo の一番最低ラインに当たるというのは信じられない。ここのBarolo でも更に上位になる銘柄=Colonnello(コロンネッロ)、Cicara(チカラ)、Romirasco(ロミラスコ)等はそれこそ超弩級のスーパースターなのは疑い様が無いであろう。その辺の価格も今となっては超弩級だが…

もし仮にLes Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら… 18.5 / 20


)クロアチア東部の高地にあるワイン産地にして、オーク材の産地でもある。ここのオークがイタリアに輸出されてワイン樽に使われている。




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