Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

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2016年02月

コイツ、昔はなかなか良い酒だった。

サントリー・ローヤルという酒が登場して去年で55年となった。 デラックス(プレミアム)クラスのブレンディド・ウィスキーである。このボトルの栓は鳥居信治郎自身が遺作として作り出しただけに神社の鳥居を模しているwwというのは有名な話。
60~80年代の生産量は多くはなかったと思われるが、山崎の原酒だけでモルトは賄えなかったのは明らか。山崎蒸留所が1923年にスタートしたのに対し、白州は1973年創業であるので白州の原酒を使えるようになったのは早くてもバブルの頃である。
実際に裏のラベルには「20種類のモルト~」と書いてあるから、どうやって調達したのかと思う人も多かろう。地ウィスキーをひっそりと作っていた中小の酒造会社は昔から他にあった筈で、そこから買っていた可能性はゼロとは言えないが、スコッチの原酒が使われてきたと考えるのが妥当である。 スコットランドから原酒を樽で輸入して、日本国内で瓶詰・製品化したらジャパニーズウィスキーという事に出来るのである。
よって、スコッチの原酒を100%使用した「ジャパニーズウィスキー」すら実際に存在する。 よって、このローヤルも時期によってブレンドされる原酒の銘柄構成は変化していても、山崎をメインモルトにして、スコッチ原酒もふんだんに使用したジャパニーズウィスキーと考えるのが妥当であろう。


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コイツは1990年代初頭と推測される贈答用に「クイーンサイズ」として出されたリッター瓶。しかし、1000mlなのでクイーンサイズ(本来は750×1.25=937.5ml)は名乗れない筈なのだが、サントリーはリッター瓶をクイーンサイズと言い張っている。
このラベルで特級表記は無し、という事で1989年4月から95年の青ラベルローヤル12年に変るまでの物と判る。
最初は発売開始の1960年に因んで、大きく「'60」と描かれたラベルであったが、後に茶がかったモスグリーンでSR と描かれたラベルに変り、95年から12年という年数表記の付いた青いラベルに変化。 97年からは12年・15年の2種類になり、ラベルもメタリック系に。2008年に再び年数表記無しに戻って現在に至る。
昔はサントリーのフラッグシップだったこの酒だが、山崎・白州の両シングルモルトが世界的なブランドとなり、「響」にフラッグシップブレンディドの座を譲ってしまった事もあり、現行品は少々貧相な感じになってしまった。
昔のローヤルだが、真面な状態の物ならまだまだ美味い!シェリー樽の化粧が濃すぎると思う御仁もおられると思うが、シェリー樽の山崎の感じが良く出ている。スモーキーさは殆ど感じられないが、綺麗な甘さとコク、フルーツ(フレッシュというよりドライフルーツ)系のフレーヴァーも結構豊か。ハイボールでも美味しく、今出来のブレンディド・スコッチなんか相手にしない様なレベルだが、やはりストレートで飲むのがベスト
更にはヴェルモット(物を選ぶが…)と混ぜてロブ・ロイにしてもイケてる!(ジャパニーズを使ったらロブ・ロイにはならないが…ww)
昔のこの酒は今飲んでもなかなか良い品だった事は間違いない、昔なら高級酒だったというのも頷ける。今となってはジャパニーズウィスキー人気が上昇した為か、状態の良さそうな個体は見つかり難くなっている。

 

※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Feb. 2016)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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この車、見た目程には悪くないのだが…

はまかぜという特急、如何にも地味である。
1972年に京阪神~山陰間の輸送需要を満たすべく キハ80系 で登場したが、当時の特急まつかぜとの兼ね合いもあり、2往復でスタートした。その後、82年に キハ181系 に切り替り、86年のまつかぜ消滅を受けて3往復に。
元々然程メジャーな特急とは言えなかったのだが、これをよりマイナーにした出来事が1994年に起きた。其の出来事とは、勿論、智頭急行開通とスーパーはくと登場である。(1997年3月7日まではキハ181系のはくとも併存)大阪~鳥取間の所要時間で90分以上違うともなれば、京阪神~山陰間の輸送はS. はくとが当然の如くメインとなり、ただでさえも一寸マイナーだったはまかぜは更に追いやられ、2往復に減便。
それでも1996年には急行但馬を吸収して3往復に戻ったが、存在感は薄いと言わざるを得ない。 兵庫県内の中小都市を結びながら縦断するという一種のローカル輸送的性格の列車となったが、その最大のファクターは、何と言っても キハ181系最後の牙城 という部分だっただろうか。
2010年11月7日、 キハ181系 から キハ189系 にチェンジされると、ファクターが殆ど無い様な列車になってしまった。


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(2015年10月、名神クロスにて)

以前は6両がデフォルトだったのに、いつのまにか4連となり、 キハ189系 登場以降は3連がデフォルトでモノクラス。この キハ189系 という車、何回見ても特急という感じがしない。
6月みたいな見てくれで特徴や存在感に欠ける、安っぽくて迫力もない。
国鉄最末期のキハ185系以来、ディーゼル特急車はスレンレスカーがデフォルトになってしまった。ディーゼル車の特急は採算の上り難い地方線区を走る列車が多いので、車はメンテナンスも含めて安く上げたい。更に四国や北海道であれば車両にとって過酷な走行環境になるので腐食に強いボディが良い、という事でこういう流れになったと思われる。



k189@yod02
(2014年11月 上淀鉄橋にて)

現在のはまかぜに数回乗車した事がある。一番最近では去年秋、神戸から京都への移動を強いられた時だった。その日は雲が多く、昼時から午後にかけて神戸電鉄を撮影後、神戸の中心部に下りて暫く時間を過ごした。
休日という事もあって三ノ宮駅の前では路上ライブをしている女の子達も見掛けた。(条件さえ良ければ彼女達の事も撮りたかったのだが…)
三ノ宮駅からJR に乗ろうとしたら連休中という事もあって、1番乗り場の新快速の乗車場所は大変な行列だった。夕方前、少し待てばはまかぜ4号がやって来る時間だったので、はまかぜで大阪に出てそこから阪急に乗り換えて京都を目指す事にした。
停止位置や自由席の号車が正確に判らず適当な所で待っていたら、この日のはまかぜ4号は多客期ver. の6連で到着、自由席車を急いで探したら、指定席の表示ばっかり。焦って息を切らせて走ったら、1号車が自由席と判り駆け込んで空席に陣取った。
兵庫県内のローカル輸送が主任務というだけあって、三ノ宮で降りる客が多く、同駅から大阪までの乗車率は6割程度だっただろうか。


k189@yod01
(2013年11月、上淀鉄橋にて)

キハ189系 、実際乗ってみると、見た目ほど悪くは無い! 中身はヨンダーに準じた物で、681系以降のJR 西日本が出している特急車の標準的なそれである。及第点はクリアして合格点に近いかも知れない。
JR 東日本のE257系、E653系(常磐線時代)の見るからに安っぽいインテリアに比べたらまだ特急車らしいと言える。 スペック的な部分でも、1両当り900psを叩き出し、最高速度は勿論130㎞/h(3両以上での運用時)。出力ではライバルのHOT7000系(1両につき710ps)を上回り、静粛性を中心とした乗り心地では明らかに上である。
かくして大阪までの20分程は快適だった。 「安い(チャラい)ウルトラマン」とも評されるこの外見が如何せん惜しまれる。惜しまれるというより、この外見で全てぶち壊しと云って良いかも知れない。

 


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