Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
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2015年01月

リキュールに垣間見た!ヨーロッパ食文化の底力

去年11月、当サイトにも度々登場する大阪・西天満のBar Rosebank に伺った時の話である。
ビールで始めて、Dewar's Pure Malt・1960年代→Glenfarclas 15y・1970年代(両方とも掲載済み)と来た後の、取敢えずの締めをと思ったので、何処かで見た様なボトルという程度の印象しかなかったが、これは面白いかも知れないと思ってトライしたのであった。


ヨーロッパ
、特にイタリアやフランスでは食後や締めにリキュールを飲むというのは今でもポピュラーな事なのだが、日本でこれをやると変態呼ばわりされるらしいwww

日本では最近でこそ、小規模生産の力作みたいなリキュールが一部で注目されてもいるが、総体的にはカクテルの材料としてしか見ていない人が多く、ストレートで飲むというだけで、完全に変人と見做されるorz


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Fernet Tonic なるリキュールで60年代のボトルである。
Fernet で有名なのはFernet Blanca であるが、それだけではなく、色々な生産者がいる。 Fernet 自体は北イタリアで作られる、アルコール度数も40度前後になる薬草主体で苦みの効いたリキュールの総称の一つと考えるべきである。このボトルもそんなFernet(系)リキュールの一つである。

Fernet 系の味わいは勿論、Vermouth Rosso(ヴェルモットロッソ)、Buton(ブトン)、Amaro(アマーロ)、Jägermeister(イェガーマイスタ)、Angostura(アンゴステュラ) 等々を想起させる要素が一杯詰まっている様な感じで、薬草苦味系オールスター的な酒に見えた。当初の期待値を大きく上回る、かなり複雑な酒質で余韻もあって、非常に楽しめる酒であった

ウィスキー等のスピリッツでイタリア仕様というと、ファンからは珍重される。その中で嘗て存在したE. Giaccone やGiovinetti & figli といった辺りの酒商は、今や伝説を超えて神話というべき存在である。リキュール類ではフランスのイメージが強いかも知れないが、イタリアもリキュール大国なのである。

60年代のボトルだから美味いんだろうといえばそれまでかも知れないが、こういう物が近現代の歩みの中で長期的に根付いて存在しているヨーロッパの食文化の底力には敬服せざるを得ない

リキュールも近年レベルダウンしているというのは、一般論的に言えば、隠し様の無い事実であるが、そういう中でも、少量生産で大変高品質な作品を出している生産者もまだ彼方此方に存在する。ウィスキー、ブランデー、ラム、ワインについては、レベルダウン、樽不足、価格高騰という状況にある中で、リキュールが今後最後の砦になるかも知れない。今の内にリキュールも掘り下げておく事は賢明で価値のある事になるだろうか。

Les Meilleurs Vins de France
的な感じで点を付けるなら…、18.5 / 20
これ位やっても良いだろう


信〇屋
さ~ん! プライベートボトリングでこういう薬草苦味系リキュール出してみませんかぁ~!



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Jan. 2015)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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相変らず超メタボな日本と、一寸出来過ぎた話

北海道新幹線函館以北・北陸新幹線金沢以東の建設前倒しが決められた。これこそまさに安倍政権の大盤振る舞い土建政治の十八番的な話である。高度成長的な論理に基づく施策のオンパレードになる危険性を孕んでいる。

調子に乗った連中は、新幹線を稚内や網走まで延ばせだの次は四国も山陰もやれとか敦賀からは米原ルートにしろとか小浜ルートにしろとか大きな声を挙げている様である。
新幹線だのオリンピックだのと云っては脳天気な甘言を撒き散らし、そこから「獲らぬ〇の〇算用」的な期待を煽るだけ煽る連中と、それに勝手に夢見て躍り出す大衆。こんなのは振込め詐欺より始末が悪い
この手の話で必ず一番に出て来るのが、「東京まで〇時間とか」「東京から1本」という謳い文句、結局悉く、東京基準の視点なのである。ここだけでこの国の病理が透けて見える


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新幹線開通とセットになっているのが並行在来線の第三セクター化(経営分離)という名の切り捨てである。
並行在来線を用済みにして切り捨てるという事は、その地域が本来、ビジネス的地盤としては悪いという事の裏返しにしか思えない。
東海道や山陽でこんな事はやっていないのが一つの証拠である。 地域振興を謳いながらの地域切捨てという疑いが濃く、大きな矛盾が見え隠れする。


この度の北陸の3セクに関しては、普通列車を従来より多少増発して特急の穴埋めをする様ではあるが。広域高速輸送を増やす代わりにローカルな地域輸送を切り捨てても良いという論理であれば、地域振興は絵に描いた餅になるのではないか。
地方も中核都市に人を集中させた方が合理的だというかも知れないが、そこから結局メジャーな大都市に人もカネも物も収奪されるという最悪のシナリオが現実化する可能性は高いと思われる。
東京まで日帰り圏内になった事で、却って地元にカネが落ちなくなったという皮肉な事象も結構彼方此方で起きている。付け加えれば、新幹線もインフラである以上、将来必ず起きる老朽化に如何向き合う気なのだろうか?


これからは観光立国と馬鹿の一つ覚えの様に言う輩も多いが、観光に頼る様な国や地域は基本的に具合が宜しくない様に見える。その最たる例がギリシャや沖縄である。

オリンピックの事は機を改めて触れるが、世界から見たら日本は明らかに土建メタボのインフラメタボなのである。世界ではメタボリックシンドロームの存在に疑念を呈する議論が主体になっているのに、日本はこのザマ!
新幹線もオリンピックも、そのメタボに輪を掛ける話でクソワロタwwwww。


そしてそんな折、全国高校サッカーでは星稜高校が優勝!
「北陸新幹線開通で勢い付く北陸を象徴すべく大きな花を添える大偉業」という宣伝にしたい輩も多いのだろうが…、何せ時期が時期だけに、一寸出来過ぎな話でこれも序にクソワロタwww


新幹線・高速道路・スタバ・イオン…、地方は「便利」になって短期的には一応の豊かさを手に入れられた気になるのだろうが、その裏で、別の有形無形の貧困に蝕まれるケースが後を絶たない気がしてならない。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(2015年1月)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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阪神大震災から20年

阪神大震災から遂に20年という節目を迎えた。これは少なくとも今の10代は阪神大震災をリアルタイムでは知らない事を意味する。
1995年1月17日、朝起きてテレビを付けたらいきなり横倒しになった阪神高速、車両を載せた状態で潰れた阪急の駅舎や、空襲にでもあったかの様な街の風景を見せられて、何が起きたかを理解するのに暫く時間を要してしまった。
その凄惨さでは9.11をも軽く上回るであろう。(今の10代は9.11ですらピンと来ないらしい)そんな話も隔世の感がある。


 
hk7008@yod01
(顔面整形された阪急7000系7008F 十三~中津間 2014年11月)

223w25@yod
(223系新快速 上淀鉄橋にて 2014年11月)
 
hs9210@nkg01
阪神9000系 近鉄奈良線・石切~額田間 2011年5月)

阪神間では、ハイソな山側を基準にした場合、阪急JR阪神が丁度この画像の並びの順で走っている。特に芦屋や神戸に於いては、この3社の線路が極めて近い所で並走する。関東でも京急JR の2社並走はあるが、3社というのは無い。
大震災は、私鉄とJR の競争に於いて、その力関係が逆転する引鉄を引く格好になってしまった。JR は六甲道駅の伝説の突貫工事に代表される様な急速な復旧をなし遂げて、復旧が6月まで掛った他の2社をよそに4月にはほぼ全面復旧。阪急や阪神をここでリードする形になった。
特に、阪神では100両以上が被災し、30両以上が再起不能になって車輌補充が急務になった為、塗装の手間が要らないステンレス車を発注した。阪神9000系は阪神大震災が生み出した「震生車」ともいえる。


神戸は小生にとってもお気に入りの街の一つである。30年以上前の話になるが、父(25年前に他界)が関西出張の序に神戸に足を運び土産物を色々買って帰ってきたのを子供心に覚えている。そういう小生だが、神戸を訪れる機会に恵まれる様になったのは震災後で、震災前の神戸の記憶はあまりない。
あれから20年、一見復興した様に見えるが、中心部でも震災前を機に減少した店の数は未だに昔日の水準には戻っていないらしい。ハーバーランド等の再開発地区でも今世紀に入った辺りからテナントの撤退が相次ぐなど苦戦中である。


都市としての地力が回復していないのは寂しい限りであるが、国自体の地力も落ちているのだから、誰も神戸の人達を責められない。
そうは言っても、この街には捨てがたい魅力がある。大き過ぎないサイズ感、海と山が迫った風景、阪神間モダニズムの時代から紡がれた独特の情緒や空気が小生の心も擽るのである。近隣に大阪や姫路がある事で、上品で小洒落た部分が余計に引き立ってくるのであるwww


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(諏訪山公園からの夜景 2010年2月)

再度山ドライブウェイの途中にある諏訪山公園(ヴィーナスブリッジで有名)からの夜景を載せたが、1枚目は南南西方向。2枚目は南東方向 いずれも神戸市中心部が大きく入る構図である。

阪神大震災の記憶も薄れてきた2011年3月、東日本大震災が起きた。
これを受けて首都直下地震が起きた場合の被害予測についての政府の試算が出たが、その数字は明らかに嘘である。耐震化で被害を大幅に防げるような幻想を抱かせて増税とセットで土建政治を大々的にやりたいだけという各界の思惑だけが浮き彫りである。想定される様な地震が起きたら耐震化なんてやったって結局パーというのは犬でも猫でも判っている様な話なのにである。
 
それこそ、首都直下地震に備えるというのなら一番にやるべき事にして、唯一出来るリスク回避(軽減)の方法は今直ぐにでも、中央集権と一極集中を止める事である! それこそ連邦制でも敷くべきではないだろうか?
リスク分散を行うのが、リスクマネージメントとして大事であるという事でもある。これは常識!
こういう声が高まって来ないのは不思議であるwwwww




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京都タワー50周年でこんなのを思い出した件

昨年12月で京都タワーは50周年を迎えた。小生はこの事を、りえてつ氏のブログで知ったのであるが、そこで、2010年11月に撮った京都駅正面=烏丸口でのイルミネーションのネタがストックされているのを思い出したのである。

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イルミネーション自体はこんな程度www 京都の玄関口なのだから、もっと派手にやっても良さそうな気もする。しかし、京都市内では大掛かりなイルミネーションやれない事情がある様だ。景観保全という壁が大きく立ちはだかるらしい。
この部分については、景観保全というよりは、これを口実にした仏教界等からの圧力の方が大きいのではないかと思ってしまう。京都市内で大きめのイルミネーションというと、京都市役所隣のホテルオークラ入り口付近(御池通り)のものしかない。
以前は、ROHM 本社のイルミネーションが全国的にも有名だったが、その場所は郊外であり、2011年以降は中止している。


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この時は噴水のライトアップも行われていた。地下街「Porta」の入り口の上から噴き出していて、「水のイリュージョン」とかいう感じを狙ったものなのであろうが、ややショボい。駅ビルのガラス面に映り込む京都タワーを入れたショットから。

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噴水のアップの画像だが、監視カメラと思しき物が映り込んでしまうのは何とも…

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ライトアップによくありがちな事だが、大きな輝度差が生じて、光源に近い部分では白飛びが起きてしまう。こういった噴水のみならず、桜のライトアップ等でも泣かされる。この手のライトアップでは光源とその当て方にもう少し工夫が欲しいと思う事は多い。

噴水の演出は2010年だけだった様だが、JR 京都駅といっても、正直街外れに近い場所である。ここでもっと大掛かりなイルミネーションを行っても景観上の問題が生じるとは言えないのではないだろうか?景観上の問題というより、財政上の問題だったりして…www

この記事でも真打はコレ!

50周年という記念の時なのに、あまり話題にならなかった気がする。
開業記念日が12月28日という年末も年末である事も災いしているのだろうが、基本的にプロモーション不足だったのだろうか?


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PIGNAN (Châteauneuf-du-pape) 1998 Rayas

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PIGNAN
(ピニャン)というワインは、ヌフパプの最高峰の一つであるRayas のセカンドワイン。目白の有名な酒屋(某目〇田〇屋)が地上にあった時代に購入したボトルだが、その当時は酒専門ではなく、食品類もそれなりに扱っていた。当時その店は狭く、ウォークインのセラーもなく、冷蔵庫みたいなタイプのセラーが店の一角に並んでいた。その中から見つけて買ったのがこれである。買ってから開けるまで10年以上待った計算になろうか?


pignan98a色はクリアで美しいガーネット邪門紅茶、黒文字、楠、シナモン、クローブ、リコリス、Armagnac、30年位前のヴェルモットロッソラズベリー、苺カカオサワーチェリーブラックチェリー、更に続くはランシオ香、Earl Grey といった辺りのニュアンス。そして、冬場の快晴の青空みたいな透明感と深度を湛えながら迫って来る。

香味は縦横万遍なく丸く広がりながら、綺麗な旨味感を伴い確実に染み入って行く。一旦ドライに終わるかと思いきや、再び盛り上がり、かなり長いアフターを作りだす。
コイツをブラインドで飲んだら、ローヌとは思わないだろう。Bourgogne 的なフィネスを思いっきり湛えているのがRayas らしいとも言える。セカンドワインだという先入観を捨ててかからないとダメ。

これならCNDP としても充分トップレベルに達してお釣りも来るだろう。

1998はローヌ南部では最高のヴィンテージの一つ
で、Grenache 種の出来が特に良かったともいわれる。以前から、秀逸な年のPignan はRayas に迫ると云われいたが、それは強ちな話でもないという証明なのか?
Rayas は益々入手困難になり、価格も高騰しっ放しだが、この作り手の他の各銘柄も右に倣え。このボトルを買った時は6000円程度だったのに、Pignan の価格も高騰して諭吉二人分になりそうな勢いであるorz


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