Dufftown 街角ミュージック

穏健主義の波とマイナーパワーがこの世を救う

2013年12月

時系列が逆様になってしまうが、北新地のParkmore でハイボールとロブ・ロイの間で頂いたモルトの話になる。

moray12y55n1店の奥の戸棚を色々拝見していると、興味をそそるボトルが色々とあった。時間に余裕がなく、ボトル選びも早くしなければならないので焦る。
その中でも、Glen Moray のManager's Choice 1981-2001 57.7%
Sherry Butt
が結構気になった。


しかし、その後の展開で結局注文したのはその隣にあったこのボトル。Glen Moray であるのは一緒だが、こちらは
GLEN MORAY 12 years old 55% O.B. 1980s (特級表記)

多分、1980年代前半から中期の物と思われるので、1970年代初頭蒸留の原酒で主に構成されていると考えられる。
色はゴールド。シリアル類・芋・栗の香味が主体で、殊に芋焼酎的なニュアンスはやや強い。その一方でフルーティなニュアンスは多くない、時折僅かに洋梨リンゴのタッチがある程度。ナッツオイル系のニュアンスが舌の上に残る。
良くも悪くもGlen Moray らしいという事になるのであろうか。つまらない酒ではないが、華やかさや美しさには少々欠けて総体的に野暮ったく見えるというのがこの蒸留所のスタイルとも言える。
時間を掛けてテイスティング出来なかったので何とも言えない部分はあるが、時間経過と共に大きく変化するとは思い難かった。 収斂性はなく、モルト感と厚みをしっかり感じさせてくれる。

余韻もそれなりの長さで、12年という年数を鑑みると、文句を言える物ではない。

Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら…、17.5/20

そもそも、何故Glen Moray なんてマイナーな所を気に掛けたのかといえば、そこには前日からの伏線があるのであるが、それについてはまた機会を改めてという事で…。 この店のブログでもこのボトルに軽くは触れているので参照されたい。(記事はこちら

Glen Moray Distillery
Speyside のElgin 地区にある蒸留所。最初はビール醸造所だったが、1897年にウィスキー蒸留所に改装される。1910年に閉鎖されるも、2年後に再開し、又閉鎖される。 1920年代にMcDonald & Muir Families(Glenmorangie Plc の前身)に買収される。1958年にスティルを2基増設し4基体制になる。
以前の親会社=Glenmorangie の影響で、白ワイン樽フィニッシュのウィスキーもリリースした時期がある。
2008年からLa Maritiniquaise (フランスの大手酒造会社)がオーナーになる。年産はアルコール換算で200万リットル程度。



※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Dec. 2013)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。



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前記事からの続きになるが、件のハイボールの後、モルトを1杯頂いて、まだ少し時間があったので、店の勧めもあり、仕上げにロブ・ロイ(Rob Roy)を頼む事となった。
 
wh70s@pkm01nベースのウィスキーはコイツ!
White Horse 1970年代、荷揚げは横浜港(下部のYマークで直ぐ判る)。
スタンダードと侮るなかれ!この時代のWhite Horse にはLagavulin がかなり含まれる等、今の物とは全く違う味わいで、昔のWhite Horse が持っていたスモーキーで重厚なキャラクターを残す物である。
相棒となるVermouth (Rosso) もオールドであり、現行品より味は上である。 嘗て当り前に出回っていた極めてスタンダードな物だけで作ったロブ・ロイであるが、答えは言うまでもなく…、風味絶佳!


こんなロブ・ロイ近年では飲んだ記憶がない少しだけスモーキーでまろやかにしてパンチもある。それなりの訴求力すら感じるといったら言い過ぎだろうか?
このレベルのRob Roy を現行品で作るにはベースのスコッチ選びからかなり苦労する筈である。 リーズナブルな価格でこのような味覚体験を出来た自分の幸運を自分で褒めてあげたい!それ以前に、こんな物を平気で出してくれるBar Parkmore さんに感謝したい。
こうしてクソ暑い中でも、意気揚々と最終ののぞみで帰京したのであった。


因みに、ロブ・ロイ(Rob Roy)のレシピは…
スコッチウィスキー 3/4 ヴェルモット(Rosso) 1/4
ビターズ(Angostura) 1 dash これらをステアしカクテルグラスへ


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この夏の話であるが、Whisky Festival Osaka 2013 に遠征し、その翌日夜、帰京直前に北新地のバー・Parkmore に立ち寄った。
あまり時間がなく、慌しく飲んだ感があったのは少々残念ではあった。 最初に頂いた訳ありハイボールなるハイボールだが、この店のハイボールは「おすすめ」と「訳あり」に分かれる。状態に問題があるとされるウィスキーを使うと「訳あり」で価格も安くなる。この時出て来た「訳あり」のウィスキーはこれ!

jwred70s945@pkm01nJohnny Walker の赤ラベル、所謂ジョニ赤だが、945ml 1960年代末流通品!

実は、少々金物臭い様な味になっている。この金物臭さをWilkinson の強い炭酸で飛ばしたら、その部分は緩和されるであろうという話で訳ありハイボールになったという事らしい。
御存知とは思うが、ハイボールもれっきとしたカクテルである!
結論を言うと、少々金物臭さは残っても、さすが! 軽やかではあっても、薄くない、チャラさは微塵も無い!強い炭酸で味も多少飛んだかも知れないが、それなりに味は残り、且つ滑らか。これがスタンダードのブレンデッドなのである、求む!タイムマシーン!


For the purpose of the act "Scotch Whisky" means whisky -
to which no substance other than water and spirit caramel has been added
という一文がScotch Whisky Order という法律によるスコッチウィスキーの定義の部分にある様に、スコッチウィスキーに許された添加物は水とspirit caramel のみである。
ここで、ただのcaramel でなくspirit caramel というのがミソで、麦汁を煮詰めたものと、Sherry を煮詰めたものと大別して2種類があるらしい。なんでも、このspirit caramel の含有量が1%に達する物もあるらしい。

この店の話だと、金物臭さはコイツの劣化が原因ではないかという話だが、それは仮説の一つと思った方が良かろう。はっきりとした答えを見つけるのは非常に困難と思われる。オールドボトルのスコッチの劣化で現れる現象として金物臭さはマークした方が良いであろう。


因みに、11月にこの店を訪れた際、このボトルの金物臭さはかなり緩和された模様である。風味が更に開いて、金物臭さが後退したのだろうか?

Part 2 に続く


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「一寸懐かしい」といっても、近鉄3220系自体は懐かしいわけではなく、京都・奈良線系統で活躍しているのは御周知の通り。登場は2000年なので、近鉄では新鋭の部類である。

kt3723@nkd01
(3223F 区間準急大阪難波行 2010年2月、奈良線額田駅付近で撮影)

この電車の第2・3編成に当たる 3222・3223F には嘗てかなり派手目のラッピングが施されて異彩を放っていたのを覚えておられるであろうか。京都の桜=ピンク ・ 奈良の新緑=緑が1両おきでアレンジされていた。 登場時が京都市営地下鉄国際会館~近鉄奈良直通急行運転開始に当たっていたので、この2編成はラッピング状態でデビューし、2011年途中までその状態だった。ラッピング解除( 3222F は4月、 3223F は7月解除)によってシリーズ21塗装に「戻った」のではなく、新塗装になったという事になる。 この 3223F は奈良線の上り電車を撮れる知る人ぞ知るポイントで撮影。2月上旬でまだ寒い中、夕方前まで撮影し、その後神戸三宮を経由してヴィーナスブリッジで夜景を撮影した。これこそ阪神近鉄直通でこそ為し得た事であろう。

3122@shz01
(3222F の急行奈良行 2010年11月、京都線・狛田~新祝園間で撮影)

この 3222F を撮影した日は、強風もあって次々と雲が流れて来て好ましい条件下ではなかった。数分毎に晴れたり曇ったりで正直きつかった。この列車の時は一応晴れていたのは救いだった。実は、新祝園駅からの道を間違えて、南下すべきところを北上してしまい、予定とは違うポイントで撮らざるを得なかった。 3220系は3編成しか存在しないが、3221Fにも2010年2月~11年9月の間はラッピング=橿原神宮鎮座120周年大祭記念、が施されていたので約1年程は3編成全てがラッピング状態だった。

kt3122@kdzg01
(3222F 普通新田辺行 2011年11月・富野荘~新田辺間で撮影 理論上500㎜相当)

因みに、シリーズ21カラーになった3222F の現在、地味な佇まいになった様に思える。この撮影ポイントだが、新田辺から歩いて15分以上かかる上に、許容人数も少なく、その上超望遠が必要であるから(APSC でも300㎜以上)あまりお勧め出来ない。


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あまり取沙汰されないが、VISTA-EX こと30000系は35周年になった。 つまり、近鉄30000系某サ〇ンオール〇〇ーズは同期という事になる。鉄道界と音楽界で、それぞれ長きに渡り多大な功績を残し続け、今もなお多くのファンを魅了し続けている燦然たるスーパースターであると言える。ただ、VISTA-EXの方に活動休止期間は無い
因みに1978年デビューという事は…、石野真子、石川ひとみ、杏里、竹内まりや、Prince、Van Halen、The Cars (註1)、
更にスポーツ界ではS.S. マシン(平田淳嗣)や達川光男とも同期という事になる。

 
300@ake01

大スターと雖も、関東ならもう「お引き取りを」という感じになるのであろうが、さすがは?関西私鉄、やる事が違う!上手くやればまだ10年位は活躍出来るかも知れない。ポンコツとは死んでも言わせない!私鉄特急を代表するビッグスターである。世の巷では美魔女という言葉が流行っているが、 VISTA-EX は美魔車 と言えるであろう。

300@ake02
(画像2点とも 2013年4月明野~小俣間で撮影)

1981年3月、小学校卒業&中学受験成功祝いで家族旅行となりその時に1度だけ2階席に乗車しているのである。
実はその数年前には VISTA-Ⅱこと10100系 にも乗った事があるのである。現在の VISTA-EX になってから2階席には乗っておらず、先日京都から大和八木まで乗車した際も一般席だった。


来たる2014年、 「新スナックカー」こと12200系がデビュー45周年 を迎える。

12200系 と同期に当たるのは、King CrimsonYesLed ZeppelinBlack SabbathEarth Wind and FireChicago
Carpenters、藤圭子、辺見マリ、
更にスポーツ界では、Roger Staubach註2) 、山本浩二、星野仙一、田淵幸一、加藤秀司といった非常に多方面に渡る強力な面々。


2両編成は 22600系 に代替され、一部は15200系として団体用になっていて、残るは3編成のみである。其の3編成も4連の中間車を抜いたものである。 その一方、4連は殆どが残っている。1969年製の初期車も残っているが、現存車の殆どが1971年前後の後期車。 我々は 12200系 をスナックカーと呼ぶ事が多いが、厳密には間違いである!
少なくとも、現存する車についてはスナックコーナーは製造当初から存在しなかったのである。 近鉄を含めて関西の私鉄では、大阪万博の前後に登場した「万博世代」というべき車が数多く残っている。
近鉄においては特急車に加えて一般車も万博世代が 往生際悪くのさばっている 主力を占めている。これからこの車両たちの処遇が大きな問題になるであろうことは想像に難くない。何せ、万博世代という位で悉く40年クラスの車齢であり、関西に於ける電力事情を考慮すれば尚更である。



122@nag01
(名伊特急運用に就くクロスパンタの4連 2012年9月近鉄長島~桑名間)

主に中国地方で「神」とすら称された某プロ野球選手(前〇智〇)が先日引退したが、引退会見で「引き際はとっくに過ぎた」と言っていた。彼と同世代のこの 12200系 も引き際なんぞとっくに過ぎたと言えるであろう。乗ってみると陳腐化が明らかで、痛々しさすら感じるのも事実である。
 
122w@tmt01
(デカパン8発!綺麗に揃った8連名阪乙特急 2013年4月・近鉄富田~霞ヶ浦間)

ここまで来たら、 ケチ 金銭感覚のシビアな関西らしく、使い倒しの限界に挑戦する?姿を見守って行きたい。
12000系/12200系/12400系/12410系/30000系/12600系 は一本の線上に並ぶ。見た目は違えど、機械的な基本は一緒である。さらには、突き出した貫通扉もである。
この様に2013年は近鉄特急の記念ラッシュの年であったにも関わらず、例えば「アーバンライナー25周年」という様な記念グッズが出されたという話は聞かなければ、記念イベントという話も聞こえなかった
グッズ位は出していたら多少なりとも商売にはなったと思うのだが…。勿体ない事とも思われる。



註1) Rick Ocasek、Benjamin Orr らによって1976年ボストンで結成されたニューウェイヴ系ロックバンド。1988年に一度解散するが、2010年にメンバーを一部替えて再結成。アルバム "The Cars"、"Candy-O"、"Heartbeat City"、ヒットシングル "Shake it up"、"You might think"、"Magic"、"Drive" 等は有名
註2) 大学卒業後5年間兵役に就いた後27歳でデビューし、1970年代のDallas Cowboys の栄光を支えた伝説的QB。10年間でSuper Bowl に4回進出し、2回優勝。フットボールファンなら知らぬ者はいない筈。




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