Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

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2012年10月

Glenfarclas Family Cask 1991 20yo 56.9%

Glenfarclas のオフィシャルボトルにはFamily Casks という特別な限定ボトルが存在する。
一番古い蒸留年で1952年で、1950年代~1990年代の蒸留の物まで、2007年のリリース開始以来、100種類以上出ているが、このシリーズは、どのボトルも悉く高価である。


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このボトルは今年5月にリリースされたのだが、売価は13000円程で、このシリーズに於ける同年代の他のボトルと比しても価格では4割程度安い。
信濃屋食品(註1)とHighlander Inn Tokyo (註2)がSherry Butt 全量を買い取る事でこの価格が実現したらしい。


Family Cask はGlenfarclas の看板商品でもあるので、その名に於いて売る事が認められているのであるから、ずっこける様な物が出るとは考え難かったのだが、実際は…。

このボトルのテイスティングイベントがHighlander Inn Tokyo (中野区)で4月上旬にあったので、その折の印象を記しておく。
 
色はマホガニーに近い。この蒸留所らしいOloroso Sherry Butt という感じがプンプンしてくる。
案の定、シェリーの甘苦く、ウッディーさも伴うパンチがいきなり来た。
カカオマス、エスプレッソ、Armagnac、カラメルプルーン・葡萄等の青、黒系果実ブランデー漬けのドライフルーツ、更にはクローブ(丁子)、リコリス(甘草)といった香味が出て来て、僅かにスモーキーなタッチもある。

 
舌の上では、ガッツリ効いたシェリー樽の間隙を突く様に、モルト感もしっかり感じられ、軽微な酸味がそれを支える。序でにラズベリー等の赤果実Marzipan Rhomasse (ローマジパン)まで現れる。
しつこい甘さや、エグみは全くという程出ずに、フィニッシュまで運んでくれる。
余韻の長さも合格点を越えている素晴らしい食後酒で、葉巻にもピッタリ来るであろう。
優雅で中々素敵な時間を演出してくれるボトルであり、お値打ちだったのは間違いない。
小生も実は2本買いしている。

Les Meilleurs Vins de France 的に点を付けると…、18.5 / 20


Glenfarclas Distillery
Speyside を代表する蒸留所の1つ。1835年、Robert Hay により創業、1865年にJ&G Grant Family が買収。以来同一族の家族経営が続いている。
初溜・再溜3基ずつの蒸留釜からエタノール換算300万L/年の生産で、今でも直火焚きで蒸留している。 シェリー樽はこの蒸留所のこだわりであり大きなウリでもある。更には、独立瓶詰業者達に蒸留所名を使わせないのでも有名。 Cragganmore 創業者のJohn Smith も一時期ここで働いていた。


註1)1930年創業のスーパーマーケットだが、近年では酒販店として有名になり、非常に勢い付いている。本社(本店)は世田谷区。
註2)スコットランドにあるHighlander Inn の東京支店になるパブ(バー)。本店所在地はCraigellachie、ホテルにバーやレストランを備え、独自にスコッチのボトルもリリースしている。




※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Oct. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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イタリアボトラー大集合 Part 5

Part 4 に続き、更にSamaroli のボトルを…、 先ずは、Whisky Live ! 2012 に出ていた所から、  

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左画像=Blair Athol 1976-2004 45%
右画像=Ardmore 1977-2003 45% Samaroli 35th anniversary bottli
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先月のModern Malt Whisky Market 2012 で撮影した最近のボトルから… (実は、Whisky Live ! 2012 で撮り損なっただけなのだが…)
左画像=Glenlivet 1972-2012 40yo 45%
右画像=Macallan 1991-2012 21yo 45%  どちらもかなりの御値段

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左画像=Clynelish 1983-2000 17yo 47% cask #2684
この非常に素気ないラベルも懐かしい物になった感がある。この頃から45%に加水した物ばかりであったが、これは何故か47%。2年後に47%でリリースされた隣りの番号の樽(#2685)はWhiskyfun で91点獲得しているので、このボトルも期待出来る。 栓は、ハードリカー用の物ではなく、ワイン用のコルクが打ってあるだけにしか見えない。 私の手元にあるSamaroli はこれ1本のみ、埼玉県で入手。

右画像=Glen Grant 1969-84 25yo 59% Sherry cask
ある忘年会で提供された物だが、シェリーが濃厚で少しタニックな感じもあるが、エグみは感じられない。
アッサムティー・カラメル・リコリス・クローブ・皮製品・レーズン・プラム・カシスリキュール・カカオといった要素が強いが、何せド迫力!ビッグスケール!
Glen Grant ってこんなのあったっけと思わされるようなボトル。でも超逸品!!

このボトルにLes Meilleurs Vins de France 的に点を付けるなら…、19 / 20

SAMAROLI は1968年に北イタリアはLombardia州のBrescia で発足、以来、数々の伝説的ボトルを出してきたが、同級生のキハ181系も金本知憲も引退した今、できればカスクストレンクスの復活を望みたい!!

またいつか、Part 6 以降もやる!!


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川崎駅周辺で逢えるアーティスト達 その四

mu-ton02音楽のまち・かわさき というプロジェクトが「音楽のまち・かわさき推進協議会」 (註1) という民間団体のもとで進められている。

その一環として、川崎駅周辺では毎週末・祝日を中心に「公認路上ライブ」という形のステージイベントが開催される。
西口MUZA ゲート前、京急川崎駅側の銀座街アーケード内を主に、市役所通東横インエントランス、川崎信用金庫かわしん広場等の会場も不定期で設定される。
そこで演奏するアーティスト達はかなりの数になるが、その中から一部ではあるが当ブログで簡単に紹介して行きたい。逢える確率はアーティスト毎にかなりバラつきがある。


各種音楽イベントの内容・日時・出演者等に関しては音楽のまち・かわさき公式HP のイベント案内の項目を随時チェックされたい。
左画像は、マスコットキャラクターの"ミュートン"



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ナナカラット
「虹の様にナナイロに、宝石の様にキラキラと輝く」というのが名の由来。 2007年10月結成。メンバーは一部入れ替っているが、現在は Asami=vo./g、Tetsuya=g、UNA=drs. の3名で構成される。既にフルアルバム3作をリリース、最新作は "ノスタルシーズン"=今年6月発売。レーベルはASHITA LABEL 。
実は、元々はZONE のコピーバンドだったと考えられている。今でも随所にそのテイストを見せる。今月17日には結成5周年記念ワンマンライブを渋谷で行うが、チケットは完売。 (UNA 氏の画像は作成が間に合わず)


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片岡 百合(かたおか・ゆり)
会社員と兼業で歌うシンガーソングライター。画像の通り、ピアノ(キーボード)弾き語りで歌うが、実は幼少期から行っていたらしい。出生地は神戸だが、外国も含めて彼方此方移り住んだらしい。
おっとりした感じの可愛らしい外見から想像が付きそうだが、音楽もアコースティック系でやや淡い感じの曲調。 2006年途中までは、AQUA TREE なるグループで活動、解散後はソロにbranch outする。
路上ライブを始めたのは2009年。これまでにシングル・ミニアルバムそれぞれ2作品ずつをリリース、レーベルはINNOCENT MUSIC で、ASHITA LABEL とは同グループになる。 (註2



註1) 2004年4月に川崎の音楽関係者、メディア、行政等が協力して設立した組織。
註2)都内にあるINNOCENT MUSIC =株式会社イノセントミュージックがASHITA LABEL を包括している




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2 Sherried Speysiders

去年夏に埼玉県南部の或るバーに寄った時に頂いたシェリーカスクのスペイモルトを紹介する。

2ballindal左側=Balmenach 21yo 1984-2005 57.8% The Bottlers
 
非常にシャープな感じ。何といっても酒質がかなり硬いと思われる。開くのにかなり時間が掛る。当然ながら、シェリー的木香+革製品のニュアンスが結構強く最初に来る。
その後、カカオ、カラメル、徐々にクローブ、シナモンやリコリス等のスパイシーさとスモーキーな感じが出て来る。 舌の上では結構グラッシーな感じを出しながらも、シリアル系のタッチを伴いながら充分なモルト感が顔をのぞかせる。


フルーティーな要素は強くないが、オレンジ赤系果実のニュアンスがあった。
シェリー樽によってかなりしっかり締められている様にも思えるが、エグみや嫌みはなく、Balmenach という基本的に地味な酒を強力にドレスアップしている。中々の好印象!


右側=Ballindaloch(Glenfarclas)41yo 1969-2010 52.7% 
           "Rogha" Scotch Malt Sales

リフィルシェリーだというのだが、ホンマかいなという感じ。1st fill としか思えない様な思いっきり濃いマホガニーの色
ランシオオレンジビターチョコ、セミスウィートチョコ、エスプレッソ、カラメルプルーン、ブランデー漬けのドライフルーツといった香味が出て来る。


厚みもあるが、甘さがかなり支配的で、妙にタニックでザラついた舌触りは一貫している。樽由来のエグみもしっかり出てしまっている
元々の酒質は結構良かったのであろうが、寝過ぎである!その典型の様な物になったしまった。樽の中で過ごした歳月が長すぎた。7~8年位早くボトリングしていれば全然違っていただろう。


此の事は一時期Gordon & MacPhailのCeltic シリーズから矢継ぎ早に出た、60年代蒸留のLongmorn にも顕著だった。1st fill Sherry butt で40年クラスならこういう事になり易い。でも、2nd fill でこうなるとは…。

Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付ければ…、 両者共 17.5/20



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メモリーズ ~原色のSPACIA~ Part 2

スペーシアを撮るといっても、小生の場合は朝の カシオペア 北斗星を撮った後、取敢えずスペーシアきぬがわ2号まで待つという形が多かった。序でに撮ってやるかというノリだったのは否めない。
それでも東北線の撮影地でスペーシアを撮れるなんて、これが登場した時(1990)は誰も想像だにしなかった筈である。

tb106@hap01n

前回にも登場した久喜市八甫の県道152号線との立体交差地点で、県道から俯瞰で撮るとこうなる。 以前はなかったオーヴァーパスが出現し、県道からの俯瞰という新しいアングルでの絵作りのチャンスが出来たのである。俯瞰ショットを狙う人も結構いる。ただし、俯瞰ショットになると背景の住宅地が目立ってしまうのが難点。
寝台特急通過からこれまで50分程度あるので、その間に移動してアングルを切り替える事も楽々可能である。


tb108@hap01n

梅雨明け直後の真夏の日差しの下で、ワシクリを駆け抜けるスペーシア。 いや~なケーブルをかわしてのアングルで地上から撮る。寝台特急2本の後なのだが、夏場だと、寝台特急2本については顔まで充分日が回らないが、その後に現れるスペーシアに関しては全く問題ない、と言いたい所だが、真夏だと9時半の時点でややトップライト気味になってしまう。

tb107@sam01n

久喜市佐間にある県道316号線との立体交差からの俯瞰、ワシクリでも栗橋駅にかなり近い所である。このアングルは午後順光。撮影時刻は2月の夕方近く。
普通に危く被られかかったが、何とかセーフ。これも結局は臨時列車2本を撮った序で。

tb108@hghs01
ここからはヒガハスでのショット。当然、 カシオペア 北斗星の序でみたいなもの。スペーシアまで含めた3本を撮るなら、12月・1月に限る。その時期以外は朝9時前後の光線状態が良くない為である。
こちらは2011年1月のショットで、かなり正面気味のアングルになっている。


tb106@hghs01
場所は同じでも、アングルは少し異なる。2011年のX'mas Eve の朝のショット。
因みに、この朝の カシオペア は普通に裏被りされたものの、カシ釜で来てくれて、汽笛のサービス付きで詰めかけたファン一同大感動。なかなかのX'mas プレゼントだったか?!(その時のショットは機会を見てアップする)
年末年始の時期は カシオペア 北斗星を狙う人がヒガハスに多く詰めかけるので、狙ったポジションが取れない事も多いのは承知いただきたい。


東武100系は山岳路線に近い日光線で運用される事と、130km/hでの営業運転も視野に入れていたので全電動車方式を採用したものと思われるが、営業運転最高速は120km/hにとどまっており、必ずしもその性能をフルに発揮しているとは言えない。
ただ、内装はかなり作り込まれていて、バブルの恩恵を受けた幸せな車であるとも言えなくもない。此の度のリニューアルによって3つのカラーリングに分かれたので、どれに出逢うかという楽しみが出来たと言える。


東武100系
1990年デビュー、製造は東急車輛及びアルナ工機。1991年迄に9編成が出揃い、1720系(DRC)を置き替えた。 1990年グッドデザイン賞、1991年ブルーリボン賞獲得。車体はアルミ合金で全電動車方式。私鉄の有料特急用車として初のVVVF車でもある。



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