Dufftown 街角ミュージック

穏健リベラルの波とマイナーパワーがこの世を救う

2016年9月、FC2 から移転。
Blairfindy1号2号から大文字左京(だいもんじ・さきょう)に改名しリスタート
旧名義の画像が混在しているのは御了承願いたい

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メモリーズ・関東鉄道キハ350形(キハ35) Part 3

水海道での1回目の撮影を終えると、晴間が覗きだした。この日はキハ100形も運用に就いていたので、石下駅付近まで北上しキハ100(101号車)単行を狙ってみた。

kant101@ishg01

現場付近に着いた時は曇天だったが、ロケハンしている間に一気に晴れた。県道が線路を跨ぐ所から俯瞰で狙ったのがこれである。 日が思ったより西に回ってしまい顔薄に!チクショーの一言である。
キハ350形が引退し、JRでも久留里線に残ったキハ35も今年度中に引退するので、この関鉄キハ100形が定期運行に就く最後のキハ35として貴重な存在になる。


kant2202@ishg01

キハ101号車に先立って捉えたのがこの2202号車、コイツにはまた後で出くわすのである。
そして再び水海道まで南下してキハ350に備える


kant358@mizk03

先ずは、車庫からの回送をケツ持ちで。これは8月14日と同様。
そして、水海道を発って取手に向う所を捉えるべくセッティングをした。もう失敗は出来ない!結構なプレッシャーの中で待つ


kant358@mizk04

そして、今度は成功!

画面左下に入り込む夏草が邪魔ではあるが、被ってはいない。ディーセルの煙も少々吹き出して、花を添えている?
狙いたかったショットが漸く撮れて一安心して、後続も何本か撮影。ラストショットはもう1度守谷で狙う事として、車を走らせた。

kant2202@mory01

先ずはキハ2200形(2202号車)単行を捉える。石下の辺りで出くわしたあの車である。
1両の中で片開き扉と両開き扉が混在する珍しい車だが、ワンマン運転をし易くするための措置といわれている。
しかし困った事に…、守谷に着いてから雲が増えて露光がきつくなり始めた。これ以上暗くならない様に祈るだけだった。


kant3511@mory02

ISO400で何とか撮れた。必ずしも満足のいくものとは言えないが、お別れのショットとして貴重なものになるであろう。
キハ100も含めればこの日は合計7回のチャンスに恵まれ、全て成功した。
まだ残暑の残る中で、想い出深い日となった。


関東鉄道は首都圏にありながら、電化が出来ない特殊な事情を抱えている。(註1
その事が、キハ35を首都圏で見続けられたという奇跡の様な状態を作ったのである。まだキハ10/20系の流れを汲むキハ0・310形は残っている。(註2
国鉄民営化から四半世紀、電車のみならず気動車でも国鉄型の淘汰が進んでいる。同じ茨城県には幸いにも古いディーゼルカーの楽園?とも言えるひたちなか海浜鉄道がある。そこにプチ遠征するのも面白いと思う。




註1)石岡市に気象庁地磁気観測所があり、その半径30m以内に於いては、高圧の直流電流からの磁気によって生ずる地磁気観測への悪影響を防ぐ観点から、直流電化は原則不可とされる。この為、常磐線取手以北・つくばエクスプレス守谷以北は交流電化であるが、設備費用が嵩むため関東鉄道は電化が出来ていない。
註2)キハ10/20系の機器類を再利用して車体を新製して作られたが、キハ0形は新製車扱い、キハ310形は改造車扱いである。



関東鉄道・キハ350形(キハ35)
キハ35系はキハ35・36・30形の総称。1961年から製造され、通勤形気動車として基本構造は101系電車のそれを踏襲。エンジン等の機器はキハ58系と共通だが、エンジンは全車1基のみ。 関東鉄道では1987~92年に39両を購入し、キハ350・300形とした。殆どの車両で1989年からは冷房化、一部の車両では1993年からエンジン換装を行った。1997年から廃車が本格的に始り、最後まで在籍した358&3511の編成も2011年10月9日に運行終了。8両が残存しているが、休車・留置の状態。両運転台仕様のキハ100形2両は定期運行中。




※ この記事は旧ブログからの移転記事につき、旧ブログにてアップされた時点(Aug. 2012)での事実関係に基いて書かれているので、現在の事実関係とは大きく異なる場合があっても何卒ご了承賜りたい。

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メモリーズ・関東鉄道キハ350形(キハ35) Part 2

8月で終了予定だったキハ350最後の定期運行が大好評につき?、9月にも追加される事になり、あの「911」から丁度10年になる日に、朝は先ずワシクリ(八甫の立体交差)でカシオペア 北斗星 の撮影を行いその後、東北道&北関東道経由で下館に向った。

kant358@shmd01

最初は水海道始発で下館に向う運用をケツ持ちで。背後の高架道路をくぐると下館駅の構内に入る。当然だが、近くには数名の同業者がいた。
初めての場所である上に、非電化=架線柱が無い事で、列車の長さの感覚が掴みづらく、思う様な構図にならなかったので、画像はトリミングしてある。
夏草の丈は予想より低かったものの、この角度だと足回りは隠されてしまう上に、ピントを置くにも結構苦労する。 下館で折返し、水海道に向う所を待ちうけていたら…、その間にも雲が増えてきた。

kant358@shmd02

下館から水海道に向うキハ350を捉えたが、ほぼ曇天に。それでも何とか撮れた。 空気はどことなくジメジメしていて、所により一時雨の予報も出ていたが、厭な予感が的中するのに時間は掛らなかった。
キハ350を追って国道294号を水海道に南下する途中で雷雨に遭ってしまった。
それでも諦めずに水海道に向うと、雨はなんとか上がった。そして…


kant358@mizk02

下館からの運用を終え、水海道の車庫にいったん引き揚げるキハ350。雨は上がったものの、雲はまだ厚い。
露光条件からして駅を出て直ぐでスピードも上がっていない所を狙おうとしたら、この場所になった。我ながら、執念の1枚か?


Part 3 もある!

関東鉄道・キハ350形(キハ35)
キハ35系はキハ35・36・30形の総称。1961年から製造され、通勤形気動車として基本構造は101系電車のそれを踏襲。エンジン等の機器はキハ58系と共通だが、エンジンは全車1基のみ。
関東鉄道では1987~92年に39両を購入し、キハ350・300形とした。殆どの車両で1989年からは冷房化、一部の車両では1993年からエンジン換装を行った。1997年から廃車が本格的に始り、最後まで在籍した358&3511の編成も2011年10月9日に運行終了。8両が残存しているが、休車・留置の状態。両運転台仕様のキハ100形2両は定期運行中。



cass@hap11sep01


hkts@hap11sep01

この日の朝撮ったカシオペア 北斗星 の画像も序でに載せる。南側は晴れていて露光自体は問題なかったのだが、北(背景)は灰色の雲が覆っていた。これが昼時の雷雨の予告だったのか。



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メモリーズ・関東鉄道キハ350形(キハ35) Part 1

去年の夏は関東鉄道キハ350形最後の定期運行が話題となり、沿線に詰めかけたファンも結構いた。そういう小生も懐かしいキハ35を収めようと茨城まで足を運んだのである。
キハ35といえば、嘗ては大都市近郊の非電化路線の顔であった。関東・近畿を中心に九州北部や中京圏にも棲息していたが、大都市近郊路線が悉く電化されると、国鉄民営化も重なって、姿を消していった。
キハ350最後の定期運行に関しては、殆どが金土日。予定のスジの大略は関東鉄道公式ウェブサイトに載っていたので、情報は容易につかめた。

kant358@mizk01

2011年8月14日午後、常磐道を飛ばして水海道に向った。
車庫から回送されて水海道駅に入るところからキャッチした。独特の外吊り扉が物置みたいにも見えなくもない。 そして、いよいよ乗客を乗せ取手に向うところをキャッチしようと狙ったが…、何と事もあろうにピントを外して大失敗!! (ピントの置き場所が悪かった様である。)


kant2104@mizk01

茨城まで行って少ししか成果が無いのは勿体なく、その後、反省会も兼ねて、絶対的な主力であるキハ2100形等を暫くは黙々と撮影。常総線・取手~水海道間は見ての通り複線、でも非電化。ミスマッチ感が何処となく漂う。
時は8月、陽は長い。夕方の太陽は北西方向に回り込む。取手から水海道に向う所をキャッチする事は充分可能だったので、守谷駅付近で、北上する所を狙うべく、車を飛ばして守谷へ南下。


kant2107@mory01

守谷駅のやや北側の場所に陣取り、予行演習も兼ねて先ずは2100形を狙ってみた。この時間だと顔への光線の回り込みは少し弱い。今時のディーゼルという出で立ちのキハ2100形だとバックの守谷駅界隈とそれなりにマッチしてしまう。

kant3511@mory01

いよいよ真打再登場!陽は更に北側に回り、顔薄な感じはあまりない。
古めかしい国鉄型ディーゼルとつくばエクスプレス守谷駅及びその周辺の近代化された背景が超ミスマッチな1枚である。複線・気動車・田園・都市化された郊外、相反する様な要素が鬩ぎ合う光景を関鉄は見せてくれる。

ここで欲の塊になった小生、車を飛ばせば水海道でもう1回キャッチできるかと思って、無謀にも水海道に戻ったが、案の定、ダメだった


kant2102@mizk01

それでも、天気も良くてまだ充分明るかったので、夕日に染まり始めた列車を3本撮って撤収。 これが最後かと思いつつ帰宅したのであった。
しかし事態は変わって、9月に再び捉えるチャンスがやって来たのである。

でも、そこはPart 2 以降で



関東鉄道・キハ350形(キハ35)
キハ35系はキハ35・36・30形の総称。1961年から製造され、通勤形気動車として基本構造は101系電車のそれを踏襲。エンジン等の機器はキハ58系と共通だが、エンジンは全車1基のみ。
関東鉄道では1987~92年に39両を購入し、キハ350・300形とした。殆どの車両で1989年からは冷房化、一部の車両では1993年からエンジン換装を行った。1997年から廃車が本格的に始り、最後まで在籍した358&3511の編成も2011年10月9日に運行終了。8両が残存しているが、休車・留置の状態。両運転台仕様のキハ100形2両は未だ定期運行中。




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Chateauneuf du Pape 1999 Mourre du Tendre

有名銘柄や有名産地のワインは価格の高騰が続いている。Chateauneuf du Pape(以下、CNDPと略す) も価格の高騰が起きている。
一部の有名希少銘柄は特に顕著である。優秀な生産者のCNDPは入手すら困難になりつつある。


tender99cndp01
このMourre du Tendre(ムール・デュ・タンドル)は優秀な生産者として一部のファンからは知られていたが、日本ではあまりなじみが無い。聞く所によると、2000年から作りが大幅に変わって、アメリカ受けする様なスタイルに変って、魅力的な物ではなくなってしまった様である。
つまり、この1999年はこの生産者が本来の魅力を持っていた最後のヴィンテージという事になるのだろうか。(情報源は
ローヌファンの聖地と言える矢向の某酒屋

ワインの内容に移るが…


Earl Grey 、シナモンミント野薔薇、苺、ラズベリー、赤スグリブルーベリー、プルーン、ジュニパー、白コショウ、丁子という具合に香味が出て来る。しかも途中からの盛り上がりと持続力はかなりのもの。飲み進めて行くとKirsch のニュアンスが非常に強まる。
古典的で美しいGrenache 主体のワインの典型というものであろう。酸も低過ぎず、エレガントでダレもないので飲み飽きしない。
 
黒果実・紫果実より赤果実の方がやや優勢に感じられ、これが深い透明感を感じさせている様に思われる。余韻は梅酒とKirsch が強いが、シルキーで伸びやか。


1999という年を思うと、まだかなり硬いという事を予測していたが、それは杞憂に終わる事となった。ただし、更に熟成の坂を一つは登って行く様には感じられた。


Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら… 18 / 20



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Barolo 1964 Marchesi di Barolo

Barolo といえば北イタリアを代表する銘醸品
品種は勿論Nebbiolo、酸とタンニンが強く本来なら長熟してその真価を発揮する。大樽又はタンクで長期間熟成してから瓶詰した物を、そこから更にかなりの年数寝かせておきたいというのが、本来のやり方ではないだろうか。
ところが80年代以降、Barolo Boysと称される作り手たちが、小樽の新樽を使い、醸造法も変えてどちらかといえば早飲みスタイルのBaroloを作りだし、これがメディア等を通じて人気に火が付いてしまった。


marchesi64n1ここに取り上げるMarchesi di Barolo(マルケージ・ディ・バローロ)のワインはBoys なんて出て来る遥かに前の時代の作品で、勿論伝統的製法で作られている。
1964はBaroloについてはなかなかのヴィンテージ、生命力や熟成能力は文句無しなのは明らかだった。
ただし、魂を抜き取られる様な大層な代物ではない事だけは最初に述べておく。

抜栓150分後よりテイスティングを開始。
色はレンガ色。色の深みもかなりいい、エッジもあまりオレンジがかった印象は無い。
味わいの全体的印象は思ったより若い。タンニンも酸も和らいではいるが、ダレてはいない
味・香りの要素としては、Cognac、ブランデー漬の乾燥果実類、カカオマス、リコリス、アニス、クローブ、クミンプルーン梅酒紫系果実から少しずつ赤系果実の要素も登場、明瞭感もしっかり感じられる。なめし皮のニュアンスも勿論出ていた。
 
舌の上では、最初和らいだ梅干しの様な状態から、長熟高級バルサミコの様な形に変わる。出汁の効いた様な余韻も充分な長さと思われ,結構な伸びやかさもある。 体躯は然程がっちりな感じではなく、ピークは多少過ぎているのかもしれないが、香味の持続力は結構長く、短時間で落ちるという事は無い


既に47年が経過している事を思えば、大したものである。この時代に作られたワインは気難しい物が多いが、素晴らしい生命力を持つ物も多い。


決して垂涎の的になる様な物ではないだろうが、だからと言って死んでも侮ってはならない。

Les Meilleurs Vins de France 的な感じで点を付けるなら… 18 / 20 



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