其の壱でも述べたが、公務員の定年延長という動きは止められない流れであり、この度の国家公務員法・検察庁法改正もこれに沿ったものと思われる、表面的には。
今回のこの件、情報を収集してみると単純な定年延長という意味だけではない部分が出て来た。
~これは河合が悪い?稲田が悪い?ゴーンが悪い?~
この話、如何せんタイミングが悪すぎ。第1にはそんな事よりCOVID-19の事を集中的にやるべき時でこの定年問題、優先度は然程高いとは言えない。加えて前任の所轄大臣があの河井克行議員であり(在職は2019年9月11日から僅か50日だったが)、この議員は夫婦揃って選挙違反での捜査が大詰めになっている。克行氏の方は逮捕許諾請求が出されるも時間の問題である。
法案の国会審議には主管である現職法務大臣が「ひゅ~るり~ひゅ~るり~らら~」と出席していないという異常事態も「炎上」の一端なのは間違いない。(遅ればせながらこれからの審議には出席するという事になった)
国家公務員法改正案が国会に出される事になったのとほぼ同じ時期に世間を騒がせたあの事件も一寸絡んでややこしくなったと見る向きもある。騒がせたのはあのカルロス・ゴーン逃亡事件である。これは検察の大失態なのは明らかで、ゴーンの方が一枚上手だったともいえるが、法務省も検察庁も御花畑していて世界を甘く見ていたのは確かかも知れない。
その時検事総長だったのは稲田といっても朋美ではなく、稲田伸夫氏。同氏は2018年7月から検事総長を務めているが、任期も終わりが近付いた去年末になってゴーン逃亡事件が起きた。そこで責任を追及する声も随分上がったのは記憶に新しいが、稲田は辞任を拒否。法務省サイドも一度は稲田の次は林眞琴氏(名古屋高検検事長)という路線で固まりかけたらしいが、その風向きも変った。
検事総長に成れるか成れないかは検事の大エリートにとって一世一代の大勝負。どこの官庁も一緒だろうがお偉いの公務員にとって、一生の価値が決まってしまうレベルの話だから、出世レースの恐ろしさは想像に難くない。関係業界や永田町色々巻き込んで色々な思惑が絡むのは当然と言えば当然。
~何処がこれを仕掛けた?~
「#検察庁法改正に抗議します」のツイートは深夜帯に集中して仕掛けられている。ボットという絡繰りを使ってスパム投稿を仕掛けたのは見え見え。5月9日22時頃から増え始め日付の変わったあたりからどんどん増えて10日15時台がピークとなり、16時頃に一気に減ったという解析結果が出ている。一気に減ったというのはこの殆どがTwitter社によって不自然な投稿として削除されたと見るのが妥当。
アカウントを変えながら短時間に繰り返し投稿してもIP アドレスが同じだったら直ぐにバレる。
Twitter上のトレンドを作るには利用の少ない深夜帯を狙うのが有効だという。全体の数が少ないから同じ数のツイートでも占有割合が上がってトレンドでも一気に上位に入れる。これでこのムーヴメントは作られた。
件のツイート、俳優・歌手が非常に多いというイメージがあるが、それに負けず結構著名な漫画家や作家が意外と多かった様で、それが普段から左翼的な発言をしていない人達が数多く含まれている。そこで神田界隈のある有名出版社の名前が取沙汰されてもいるのである。
そのツイートの殆どに於いて法案の中身を殆ど調べないまま「悪い法案だから反対するように」どこかから要請されて仕事の一環の様なノリでツイートした可能性が高いとされる。
きゃりーぱみゅぱみゅ嬢は「抗議します」のツイートを削除したが、謝罪のツイートを出していたがその中で「政治に詳しくない私まで話が降りて来た」という件があった。
何も考えずに軽率にツイートしておきながら、謝罪訂正や説明もしない奴等がその殆どを占めている事を考えればマシだと一見思えるが、「ファンの人達が争う事になるのは申し訳ない」ともファンに責任を押し付ける様な文言が入っていてアホさ加減に草生えるというものである。
Twitterだけならまだしも、署名活動をやるモデルまでいる始末。そのモデルはアメリカ・完酷のハーフでアメリカ国籍、両親離婚後は神戸で育ったらしいが、スウォンを日本語にした芸名で活動している。そんな奴がこの件でしゃしゃり出て来るのが全く訳分らンゴゴゴゴである。
更にこの件ではある有名弁護士がツイートしてから投稿爆発したとされる。ある有名女性野党議員と事実婚状態にあるとされるあの弁護士を指すものと思われる。
政界捜査の場合、過去から首相官邸に報告を行う慣例が続いていて、秋チョン司の時も同様だったが、官邸は何も注文を付けていない。(付けなかったのではなく、付けられなかったのが事実なのか?)
加えて、今回の人事レースで朝日新聞の社会部の一部が林検事長に乗っかっているという指摘がある。カルロス・ゴーン逮捕時の羽田に於ける逮捕までのスケジュールを掴んで逮捕の瞬間を押えたのは朝日のみで、それはリークがあったとしか思えない。これも林眞琴検事長と朝日はズブズブな関係なら納得がゆく話である。この時稲田退官後の次は林眞琴という空気が流れて、朝日の関係者が名古屋に内祝いに行ったとかいう情報も流れている。
これを見ると、朝日には抗議する大きなモチベーションが明らかにあったと思われる。
これだけならパヨパヨな連中が仕掛けた茶番だったという事になるが、検察は行政でありながら逮捕権・捜査権を持ち起訴権を独占する恐ろしい力を持っている怪物である事を考えると、この一件も闇は深そうで一寸掘っただけでも色々出る感じである。
こんな所で簡単に終わらせるには忍びないので、続きは其の参へと送る事にしたい。
当サイトはランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。
御訪問の序でにクリックを頂ければ幸いです。
にほんブログ村
今回のこの件、情報を収集してみると単純な定年延長という意味だけではない部分が出て来た。
~これは河合が悪い?稲田が悪い?ゴーンが悪い?~
この話、如何せんタイミングが悪すぎ。第1にはそんな事よりCOVID-19の事を集中的にやるべき時でこの定年問題、優先度は然程高いとは言えない。加えて前任の所轄大臣があの河井克行議員であり(在職は2019年9月11日から僅か50日だったが)、この議員は夫婦揃って選挙違反での捜査が大詰めになっている。克行氏の方は逮捕許諾請求が出されるも時間の問題である。
法案の国会審議には主管である現職法務大臣が「ひゅ~るり~ひゅ~るり~らら~」と出席していないという異常事態も「炎上」の一端なのは間違いない。(遅ればせながらこれからの審議には出席するという事になった)
国家公務員法改正案が国会に出される事になったのとほぼ同じ時期に世間を騒がせたあの事件も一寸絡んでややこしくなったと見る向きもある。騒がせたのはあのカルロス・ゴーン逃亡事件である。これは検察の大失態なのは明らかで、ゴーンの方が一枚上手だったともいえるが、法務省も検察庁も御花畑していて世界を甘く見ていたのは確かかも知れない。
その時検事総長だったのは稲田といっても朋美ではなく、稲田伸夫氏。同氏は2018年7月から検事総長を務めているが、任期も終わりが近付いた去年末になってゴーン逃亡事件が起きた。そこで責任を追及する声も随分上がったのは記憶に新しいが、稲田は辞任を拒否。法務省サイドも一度は稲田の次は林眞琴氏(名古屋高検検事長)という路線で固まりかけたらしいが、その風向きも変った。
検事総長に成れるか成れないかは検事の大エリートにとって一世一代の大勝負。どこの官庁も一緒だろうがお偉いの公務員にとって、一生の価値が決まってしまうレベルの話だから、出世レースの恐ろしさは想像に難くない。関係業界や永田町色々巻き込んで色々な思惑が絡むのは当然と言えば当然。
~何処がこれを仕掛けた?~
「#検察庁法改正に抗議します」のツイートは深夜帯に集中して仕掛けられている。ボットという絡繰りを使ってスパム投稿を仕掛けたのは見え見え。5月9日22時頃から増え始め日付の変わったあたりからどんどん増えて10日15時台がピークとなり、16時頃に一気に減ったという解析結果が出ている。一気に減ったというのはこの殆どがTwitter社によって不自然な投稿として削除されたと見るのが妥当。
アカウントを変えながら短時間に繰り返し投稿してもIP アドレスが同じだったら直ぐにバレる。
Twitter上のトレンドを作るには利用の少ない深夜帯を狙うのが有効だという。全体の数が少ないから同じ数のツイートでも占有割合が上がってトレンドでも一気に上位に入れる。これでこのムーヴメントは作られた。
件のツイート、俳優・歌手が非常に多いというイメージがあるが、それに負けず結構著名な漫画家や作家が意外と多かった様で、それが普段から左翼的な発言をしていない人達が数多く含まれている。そこで神田界隈のある有名出版社の名前が取沙汰されてもいるのである。
そのツイートの殆どに於いて法案の中身を殆ど調べないまま「悪い法案だから反対するように」どこかから要請されて仕事の一環の様なノリでツイートした可能性が高いとされる。
きゃりーぱみゅぱみゅ嬢は「抗議します」のツイートを削除したが、謝罪のツイートを出していたがその中で「政治に詳しくない私まで話が降りて来た」という件があった。
何も考えずに軽率にツイートしておきながら、謝罪訂正や説明もしない奴等がその殆どを占めている事を考えればマシだと一見思えるが、「ファンの人達が争う事になるのは申し訳ない」ともファンに責任を押し付ける様な文言が入っていてアホさ加減に草生えるというものである。
Twitterだけならまだしも、署名活動をやるモデルまでいる始末。そのモデルはアメリカ・完酷のハーフでアメリカ国籍、両親離婚後は神戸で育ったらしいが、スウォンを日本語にした芸名で活動している。そんな奴がこの件でしゃしゃり出て来るのが全く訳分らンゴゴゴゴである。
更にこの件ではある有名弁護士がツイートしてから投稿爆発したとされる。ある有名女性野党議員と事実婚状態にあるとされるあの弁護士を指すものと思われる。
政界捜査の場合、過去から首相官邸に報告を行う慣例が続いていて、秋チョン司の時も同様だったが、官邸は何も注文を付けていない。(付けなかったのではなく、付けられなかったのが事実なのか?)
加えて、今回の人事レースで朝日新聞の社会部の一部が林検事長に乗っかっているという指摘がある。カルロス・ゴーン逮捕時の羽田に於ける逮捕までのスケジュールを掴んで逮捕の瞬間を押えたのは朝日のみで、それはリークがあったとしか思えない。これも林眞琴検事長と朝日はズブズブな関係なら納得がゆく話である。この時稲田退官後の次は林眞琴という空気が流れて、朝日の関係者が名古屋に内祝いに行ったとかいう情報も流れている。
これを見ると、朝日には抗議する大きなモチベーションが明らかにあったと思われる。
これだけならパヨパヨな連中が仕掛けた茶番だったという事になるが、検察は行政でありながら逮捕権・捜査権を持ち起訴権を独占する恐ろしい力を持っている怪物である事を考えると、この一件も闇は深そうで一寸掘っただけでも色々出る感じである。
こんな所で簡単に終わらせるには忍びないので、続きは其の参へと送る事にしたい。
当サイトはランキングに参加しておりますので、画面右側若しくは記事内のバナーをクリック下さい。
御訪問の序でにクリックを頂ければ幸いです。
にほんブログ村